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好きな作品がアニメ化されて嬉しい→キャラクターデザインが原作絵に全く似てなくてガッカリ

という事が何回かあるのですが、似せない理由はなんなのでしょうか。
読者としては絵は似せて欲しいです…。

特にラノベ系で結構あります。

最近では
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術がこれにあたります。
原作イラストが好きだったのですが、アニメのキャラの絵がまったく別物だったので、原作絵が動く!と期待していただけにガッカリでした。
アニメのキャラデザも可愛くて話も面白かったのでこれはこれでいいのですが、原作イラストに似せてくれたらもっとよかったのに…という気持ちがあります。

あと、もしイラスト担当してる作品がアニメ化されて、アニメ絵が全然自分の絵じゃなかったときってイラストレーターさんはガッカリしないもんでしょうか?

読者からみてもガッカリするんですが…。

他に原作イラストとアニメ絵がまったく違う作品があれば教えてください。
見比べてみたいです。

A 回答 (4件)

一つは他の回答者さまも言われてるとおり、アニメは共同作業であるという点です。


ラノベなどのイラストでは一巻辺り多くても十枚は超えません。週刊の漫画の場合でも、ジャンルにもよりますが、おおよそ1話辺り20枚前後だと思います。
それに対し、アニメは原画だけで1話辺り300カットほど。動画にすれば3000から4000枚ほど必要になると言われており、それを大勢で手分けして完成させていきます。
一人で描くイラストや漫画ならば個性で済むようなクセも、このように集団で描く場合には邪魔にしかなりません。
なるべく絵の質を合わせながら同時にスピードも求められるため、なるべく多くの人が描きやすいよう、原作の雰囲気を保てる範囲で調整されていきます。

また、その他に重要な違いとして、イラスト・漫画は静止画であるのに対し、アニメは連続する動きのある動画で表現しなければならないということがあります。
これは特に静止画一枚で場面を表現するラノベのイラストなどでは顕著ですが、一枚で見れば違和感なく見れる絵も、実際に前後を補完し動かして見ると不自然ということが多々あります。
イラストレーターの人はその一枚でその場面を表現するのが仕事なので、それでも問題はないのですが、アニメではその前後関係を含めて動きとして描写しなければなりません。
そうした場合、元のキャラの絵では「よくよく観察すると関節があらぬ方向を向いてる」とか「振り向きなどの動作をすると顔のバランスが崩れてしまう」ということがあります。
そういった「動きを加えると歪になる」という絵を上手く修正し、「どう動かしても全体のバランスを保ち自然に見える絵」に落とし込む作業が必要になってくるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。礼が遅くなりすみません。
とても詳しい説明ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2018/11/12 21:04

80年代の日本アニメもよくあった事だね


アレって手を入れれば入れるほど、原作者の印税が減って、アニメ事務所に金入るらしいけど。
絵柄変える、輸出系はop・ED変える。問題もないのに編集する
これやると作業が入った→仕事したこととなって投資者たちが満足。間に入ったアニメーションスタジオも金多めに貰える
から、支援になっちゃうかな
そこで育ったアニメーターが日本でがんばるしかないぐらい、今って人材枯渇してるのが日本のアニメ事務所の現状みたいだし。丸投げされた方もアレコレ必死なんじゃないかしら。技術面とか。イラストレーターさんは仕事取り上げられるようなもんだから、イラストレーターが居なくならなきゃいいけど。印税入らないだろうし
原作主義は90年代辺りにできたからね。私も子供のころ、読んでた漫画と違い過ぎるアニメ化観て「みんな誰かわからない」が起きたよ
韓国は今、その位置かもね
80年代なんて手塚治虫の火の鳥を、まったく違うストーリーにしてたよ。主人公死なずに、火の鳥がやたら構ってくる…エンディングは日本人の歌う英語歌詞。今、あまりに内容が…って事で作り直してるらしい
怖い話だったから、私も「なにこれ」ってなった
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。礼が遅くなりすみません。
とても参考になりました。

お礼日時:2018/11/12 21:05

ラノベにおいては原作は「文章」であって、絵はそれにつけたもの。


カバー、挿絵…なのでまったくアニメにするときに絵がちがってしまうのでしょう。
「文章」をもとにキャラクターを起こし、使用しているから。
イラストは原作じゃないから。

ラノベの時代の前の、今のラノベのような小説なんかでも
たとえば長期になると途中でイラストレーターが変わることもありましたし
復刊なんかでは別の人が挿絵を描くこともあります。

最初からミックスメディアとかアニメ化を見越せる作品は
アニメも視野に入れた人が挿絵やイラストを担当することもあるのでしょうけど。

アニメ向きの絵(色、線、動かす、など)にしなければいけない必要もありますし。

ラノベはイラストで引きつけたり、かなりそこに頼るとこも大きいので
そこも込みのファンからしたら納得いかないのかもしれませんが。

ちなみに、異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術はそんなに大幅にデザインそのものが違うわけじゃないですね
タッチやデフォルメ、雰囲気は全然違いますが
イラストの質感だと、色の付けにくさとか、動かしたときの表情の幅とか
アニメにするには変えたほうがやりやすい部分があるからではないですか?
似ていないってだけで全く違うわけじゃないですから。

がっかりはしないと思います。プロだからこそ
イラストに必要な要素と、アニメにするときに必要な要素の違いはわかっているでしょう
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。礼が遅くなりすみません。
詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2018/11/12 21:05

たしか『サルまん』であった解説


マンガは個人作業。作者の個性が出ます。独特のクセがあっても、デッサンや構図が少々おかしくても、むしろ個性の範囲で片づけられます。
アニメは共同作業。多くの人間が絵を描く関係上、原画のクセは邪魔でしかなく、極力抑えて誰にでも描きやすいデザインに落ち着きがちです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。礼が遅くなりすみません。
参考になります。

お礼日時:2018/11/12 21:06

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