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たとえば、ベンゾフェノンのようなものは
nπ*遷移して励起状態で酸素原子がδ+、炭素原子がδ-
になり、吸収スペクトルを測定する際、
溶媒の極性度によってシフトすると思うのですが、

無極性溶媒中より極性溶媒中のほうが、励起状態が安定になり吸収スペクトルが長波長側にシフトすると考えてよいのでしょうか?

A 回答 (1件)

>波長側にシフトすると考え


逆です。
無極性溶媒中より極性溶媒中のほうが、長波長側にシフトするので.励起状態がより安定でなる
と考えます。溶媒をかえて測定するときにれいきじょうたいがどのように変化するかを見るのであって.れいき状態(の電子運のエネルギー)がわかっているわけではありませんから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

無極性溶媒より極性溶媒のほうが、短波長にシフトした場合、その化合物はnπ*遷移

無極性溶媒より極性溶媒のほうが長波長にシフトした場合、化合物のはππ*遷移

といった判定方法は使えるのでしょうか?

また、ππ*遷移の場合、溶媒の極性によりなぜ吸収スペクトルが変化するのかイメージがつかめないのですが

その辺のことご教授頂ければ幸いです。

お礼日時:2004/11/11 07:23

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