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中間財価格の上昇はユーザー産業の限界費用を高めて国際競争力を失わせ、雇用を減らす。高い中間財価格を避けて生産拠点を国外に移すかもしれない。

ユーザー産業と限界費用の意味を教えていただけないでしょうか?

A 回答 (1件)

元の文章での問題認識を見れば、想像がつきそうな気がします。


元の文章が不明なので、適当に想像で補うと、{「素材から販売商品を製造するのではなく、部品などの完成品を自分の製造工程での資材のユーザの立場で、他の事業者から購入し、加工製造して販売する事業者」は、「その中間財の購入先が外国企業の場合で、輸入関税の税率が上昇し中間財の購入価格が上昇した場合」に、「自身が販売する商品の市場競争力を従前通りに維持しようとした場合」には、「自製造所で製造過程でのコストを下げる(機械化・自動化・労働力コスト引き下げ)か、あるいは、中間財を購入し自製造所で製造することそのものを減らし、従来の製造コストに近い価格で完成品自体を購入するか」などの戦略をとる可能性がある}ということではないですか。
例えば、アルミや鉄の素材の輸入関税が高くなるのならアルミや鉄の素材を中間財として製造工程で使用する製造業者はアルミ製品や鉄製品を輸入する方向にシフトする、アルミ製品や鉄製品の輸入関税が高くなるのならアルミ製品や鉄製品を中間財として製造工程で使用する製造業者は自動車や機械製品そのものを輸入する方向にシフトする、、、、

「限界費用」って、「生産量を追加的に1単位増加したときの生産費用の増加分。短期的には固定費は変わらないから、限界費用は原材料費や賃金分の増加」と考えれば、「限界費用を高めて」は「中間財価格の上昇」のことを言い直しただけ。

「ユーザー産業」は「その中間財を自分の製造工程で原材料や部品として使う産業」の簡単な言い方
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