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ワンセグとフルセグの違い



よくTV受信方式でワンセグやフルセグと聞くのですが、セグメントとは何なのでしょうか?
また、その中間のツーセグやスリーセグ等は存在しないのでしょうか。

A 回答 (9件)

No.7です。



> AM変調したら下側帯と上側帯が…
地デジTV波はAM変調ではないので、そんな考えはありません。
1SEG当たり432本の搬送波を持ち、それぞれを多値多相変調したOFDM波です。

> 1放送局がその電波帯のSEGを全部使ったら…有効利用とはいかないかな。
現在はSD品質を4SEGで放送しています。
より高画質な放送のために、12SEGの一括利用も考えたシステムです。
SD品質に12SEGを使ったら無駄な利用になりますが(技術を使いきっていない)、
より高画質が送れるならばそれは有効利用である、と言えます。
ただし、受像機が対応していませんが。

> 決められた地デジの利用帯域は何メガ〜何メガか分かりませんが
ネットで調べれば、実周波数は公開されています。

> 6Mhz毎に区切られていて各放送局に割り当てられいるんですよね?
その通りです。

> デジタルだからA1波の様にキャリア波の有無で情報を送っているから
キャリアの有無ではなく、1SEG当たり432本の搬送波(キャリア)をそれぞれ、
QPSKor64QAMで変調しています。
QPSKでは2bit/Hz、64QAMでは8bit/Hzを送ることができます。

おまけ
アナログ時代は、AM、FM、PM等の無線変調方式がありました。
共に、搬送波の前後に情報に応じた側帯波が生じるのは同じです。
AMについては、搬送波付きDSBになりますが、
その他、搬送波抑圧のDSB、一方だけの側帯波だけのSSBという伝送ができます。
アナログTVはこのうち、特殊な搬送波付きDSB(下側帯波の帯域を制限)となります。
しかし、FM/PMについては、伝送時に分割はできません(復調できない)。
デイジタル信号の多値多相変調も同じで、方側帯波だけという伝送はできません。
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No.6です



>アナログ時代の私には理解の限界を超えています。
私もアナログ時代ですよ。

どこが理解の限界を超えたのでしょう?

>カラー情報はカラー三原色をAM変調の位相を変えて送ってました。
1)テレビ信号は音声信号も含めてデジタル化できるようになった
まずはここですかね。あとはデータ通信の話です。

2)デジタル化されれば、01の集まりで表現できる
3)01の集まりはバラバラにして送って、受け取り側で組み合わせて元通りの01の集まりに戻すことができる
4)テレビ信号の特長を使うことで、データ圧縮が可能である
5)アナログ放送の時の1chの帯域幅6MHzで、デジタル化されたテレビ信号を送れる方式を考えた

モールス信号で文字が送れるのはアナログ時代でもわかりますよね。
たくさんの電文を送るには、
 モールス信号の速度を早くする方法と、
 複数の電波を使って同時に複数のモールス信号を送って、合成する方法
があります。
テレビ信号の場合、データ量が膨大なので、高速なモールス信号では技術的に限界が見えてきたので、
6)6MHzの帯域に5617局の小放送局を用意して送信する方法に行き着いた

なお実際に5617の放送局を用意するのではなく、マルチキャリア伝送を直交周波数多重変調(OFDM)方式により、
 5617の放送局が同時に送信した場合の合成信号
を作りだして送信しています。この送信方式はアナログ時代の40年ほど前に郵政省の電波研(現、情報通信研究機構)で研究されていたと思います。

あとは運用の話です
7)ハイビジョン放送でも余裕がある情報量が送れる能力があった
8)余力でワンセグ放送を送ることにした
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No.5です。



> アナログ放送の時は1chの帯域幅は忘れましたが、
アナログも6MHz/1chです。地デジの割り当てもそれに準じています。
映像信号はAM変調で、下側帯波をわずかに残しての伝送で、
その他、音声や色信号の搬送波を加えていました。
色信号を無視すれば白黒TVでも受信できるようにしたものです。
実際の運用は隣接chとの混信回避から、地域単位で飛びch運用でした。

> 何故13分割して送る必要があるのでしょうか?
画質=情報量=伝送帯域という関係があります。もちろん変調方式も関係します。
その最小単位が1SEG相当帯域であり、6MHz帯域はその14倍だった、という事です。
このうちガードバンドに1SEG割り当てなので、有効帯域は残り13SEGです。

> 全部一緒に送ってしまえばいいのに、後は受信機で制御すれば良いのに、
画質に応じて利用帯域を割り当てるという電波の有効利用の観点からです。
低画質(SD)は1SEG、高画質(HD)は4SEG、と帯域が割り当てられています。
さらにその上(SHD)は12SEGが予定されています。
なお、放送用送信機(無線機)は、13SEGをまとめて扱っおり、
全部を一緒に送り出していることになります。
そして、受信機で必要な帯域を選択受信しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
1SEG毎にキャリア(主波)が有ってAM変調したら下側帯と上側帯が出来ると考えます。(実際には多分SSB方式で送っているのかな?)
いずれにしろ、1放送局がその電波帯のSEGを全部使ったら前のアナログ時代と同じで電波の有効利用とはいかないかな。
決められた地デジの利用帯域は何メガ〜何メガか分かりませんが6Mhz毎に区切られていて各放送局に割り当てられいるんですよね?
デジタルだからA1波の様にキャリア波の有無で情報を送っているから側波帯は存在しないのですね。

お礼日時:2018/11/05 05:54

>昔者の疑問は何故13分割して送る必要があるのでしょうか?


そうですね。正確には13分割ではなく、5617分割してそれを423の束13つ+1で管理しているということです。

>全部一緒に送ってしまえばいいのに、後は受信機で制御すれば良いのに、
>アナログ時代のTV放送は同じ帯域で送られるカラー放送の電波も白黒で見られましたよ。
>余りにも幼稚な疑問で申し訳ありません。
私の理解では、
 1つの電波で送る量を減らして電波の利用帯域を狭くした放送局を多数用意して、
 極限まで隣接して設置して、
 全体として、必要な情報を送ろう
という方針で地デジの電波は構成しています。

小さな放送局は、帯域992Hzで最高3.25Kbpsの情報を送信しています。
ワンセグ放送に使う小さな放送局は、帯域992Hzで992bpsの情報を送信しています。
小さな放送局の中には、いつも同じ内容を放送しているものがあり、チューナーはその放送内容を受信して受信感度などの調整に利用しています。

デジタル放送なので、これらの小さな放送局を好きなだけ束ねて、必要な情報を送ることができるわけです。

5617本の小さな放送局の束ね方は天文学的な種類あるので、13の束として、その束の束ね方を取り決めて運用されているということだたと理解しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
アナログ時代の私には理解の限界を超えています。
もっと勉強してみます。

お礼日時:2018/11/04 14:59

No.2です。



> 地デジ絵TV放送はUHF帯の電波だと思いますよ。
その通りでした。お詫び方訂正します。

> (今で言う2割見たいな物ですね。)
> なぜ1割では足りないのでしょうか?
〇割という表現が理解ししかねます。

> 14分割した帯域で個々にどの様な情報を送信しているのでしょうか?
先に説明したように、分割数は14セグメント(14SEG)で、これは単に帯域の分割です。
1SEGはガードバンドとして未使用、1SEGは移動体向けとしてのワンセグ放送(SD品質)です。
残り12SEGは、4SEG(HD品質)×3(現在)、あるいは12SEG(SHD品質)×1(計画)として利用します。
1SEGごとに用途分けではなく、画像品質毎の帯域利用になります。

帯域の物理利用という面から見るならば、簡単に記すならば、
映像、音声、データーは各々ディジタル化されてMPEG2で圧縮され、一つのディジタル信号になります。
この信号は、1SEG当たり432本の搬送波でOFDM/QPSKor64QAMにより無線電波になります。
詳しくは、下記をどうぞ。
http://www.jushin-s.co.jp/michi/download/52_t21. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
アナログ放送の時は1chの帯域幅は忘れましたが、下側帯の何メガかで映像をAM変調で、上側帯で音声をFM変調で送信していました。
カラー情報はカラー三原色をAM変調の位相を変えて送ってました。
この様な分野から離れて何十年、勉強不足の為にAD変換や今の情報の送り方は全く解りません。
昔者の疑問は何故13分割して送る必要があるのでしょうか?
全部一緒に送ってしまえばいいのに、後は受信機で制御すれば良いのに、アナログ時代のTV放送は同じ帯域で送られるカラー放送の電波も白黒で見られましたよ。
余りにも幼稚な疑問で申し訳ありません。

お礼日時:2018/11/04 10:03

>セグメントとは何なのでしょうか?



分割された、という意味になります。
地デジ放送の1chの帯域6MHzから、ガードバンドの430kHzを除いた
5.57MHzを13分割して、1つをワンセグ放送に使用して、
残りの12セグをフルセグ放送に使っています。

13分割/14分割の話が出ていましたが、
ガードバンドを含めると14分割になり、
放送に使われるガードバンドを除いた帯域を13分割している、
と言え、どちらも但し表現になります。

1セグと、フルセグ(12セグ)の他に、
4セグや8セグの放送があります。
また、実験レベルでは、0.5セグの放送もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
セグメントの意味は解りましたが、何故帯域を分割して送るのかが疑問になりました。
5MHzを使って全部一緒に送ってしまえばいいのにと思ってしまいます。

お礼日時:2018/11/04 10:11

凡そNo2さんの回答の通りですが、修正と補足です



>それを14分割した状況をセグメント分けと言います。
14分割ではなく、13分割のはずですが・・

>その中間のツーセグやスリーセグ等は存在しないのでしょうか。
技術的には可能ですが、現状では、
 4+4+4+1で4種類の映像を送ったり、
 12+1で2種類の映像を放送
していると思います。

>帯域が狭いので低画質ですが、
ワンセグ放送に使うセグメントは6MHz帯域の中央にある1つのセグメントだけであり、
 → 隣接する電波を抑制するような高性能なチューナーの性能が必要なく
データのつめこみ方が緩い変調方式(ノイズに強いが、詰め込める情報量が少ない方式)であるため、
 → 受信電波の質が多少悪くてもでも受信できる
といった特長があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
セグメントの意味は解りましたが何故帯域を分けたかが疑問になりました。

お礼日時:2018/11/04 10:06

地デジTV放送はVHF電波を使い、帯域幅が6MHz/局(1番組)となっています。


それを14分割した状況をセグメント分けと言います。
1セグメント(SEG)を隣接局とのガードバンド(未使用)に、
別の1SEGを移動体向け放送に割り当て、
この移動体向けを「ワンセグ放送」と言います。
帯域が狭いので低画質ですが、一応SD品質です。
残り12SEGは、それを4SEG×3として、放送画質に応じて利用します。
各局のサブチャネルが1-3あるのがその意味です。
現在の地デジ放送は4SEGでHD画質の放送です。
現在多くの局は、サブチャネル1-3で同じ番組を放送していますが、
東京MXでは、サブチャネル1と2で違う番組を放送しています。
将来は12SEG放送(SHD画質、2K/4Kとは別)としての利用を見込んでいますが、
どうなることやら、という状況です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
地デジ絵TV放送はUHF帯の電波だと思いますよ。
アナログ放送の時はVHF帯を使い各局に割り当てられた帯域を映像はAMで音声はFMで送信しており、カラー情報は位相で送信してました。(今で言う2割見たいな物ですね。)
そこで、昭和生まれの頭の悪い私からの更なる問いなのですが、14分割した帯域で個々にどの様な情報を送信しているのでしょうか?
なぜ1割では足りないのでしょうか?
よろしくお願いします。

お礼日時:2018/11/03 22:28
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