先月10月6日に叔母が亡くなりました。四十九日は11月23日に予定をしておりましたが、10月16日に82歳になる内縁の夫が肋骨を4本骨折し、動脈を傷つけ現在、非常に危険な状態にいます。事情が深刻なので、四十九日の延期をお寺さんに相談をしたところ、「四十九日はあの世の扉が開く日であり、きちっとお経をあげてあげた方が良い。その後、墓についての方針が決まるまで寺で遺骨を預かり供養する。四十九日を過ぎて遺骨が家庭に留まるのは災いのもとともなりかねない。」と言われました。私は霊感商法に似た感じを受けます。23日の当日や前日に内縁の夫が亡くなった場合はどうすればよいのでしょうか。その場合は延期せざるを得ないと思うのですが。叔母と内縁の夫は50年以上も連れ添い夫婦同然です。普通と異なるのはその夫は昭和26年の朝鮮動乱に乗じて北朝鮮から命かながら日本に逃げてきた人です。そのため叔母とは籍が入っていませんが、私は叔父だと思っています。四十九日にお経だけでも上げないと遺骨のある家に災いが起きるのでしょうか?ご存知の方教えて頂けないでしょうか?宜しくお願い致します。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
浄土真宗の僧侶です。
叔母さまのご往生お悔やみ申し上げます。
49日のお経をお勤めしないと遺骨のある家に災いが起きるなどということは仏教的に断じてありません。
No.3回答者さんが申しているような方便的意味での理解でしたら理解もできますが、そもそも仏教は皆さんを苦しめるためのものではありませんので、やはりお寺さんの対応がお書きのとおりでしたら、私でさえ霊感商法と同様の感を覚えざるを得ません。
宗派によっても考え方が異なるところではありますが、「49日にあの世の扉が開く」とか「49日を過ぎて遺骨が家庭に留まるのは災いのもと」とかは通常他宗派でも言わないと思われますので、よくよくお寺さんとお話して無理の無い方法でおすすめください。合掌
No.4
- 回答日時:
叔母さまにつき、ご愁傷様でございます。
回答にはなりませんが、自身の経験を参考までに。
私が昨年母を亡くした際は、約1年以上遺骨を自宅に保管して置きました。
理由は檀家になっているお寺との関係や、身内に障害者がいたのでなんとなくそのままに
なってしまったというものでした。
また、今年に父を亡くし、その際に母と一緒に埋葬致しましたが、そのときも「四十九日」を過ぎた日を
埋葬の日に指定されたりしましたので、
さほど意味はないかと思います。
個人としては「全く関係ない。大事なのは弔う側の気持ちと弔われる側の気持ち」と
思っておりましたし、かつ故人も私含め遺族も宗教にこだわりのないタイプだったので
法要の日取りはあまり形式にはとらわれませんでした。
とはいうものの、お寺などは簡単にはいかないようですので、
世間一般の「常識」が通じない場合もあり、時にはそれに従うことも必要
(その方がなにかと問題が少ない)ということを、認識した上で対応していければ
よろしいかと存じます。
なにかのご参考になれば幸いです。
故人さまのご冥福と、ご遺族様のご健康をお祈りいたしております。
No.3
- 回答日時:
インド哲学に基づく死生観で中陰(ちゅういん)または中有(ちゅうう)といい、これはインド語のアンタラー・バヴァを翻訳したものです。
死の瞬間から次の生を受けるまでの期間の存在をいい、この間は香りを食べているとされます(これを乾闥婆<ケンダツバ>といいます )。そして中有の存在から次の生が決定すると、いかなる力をもってしても変更することが不可能とされます。この期間が日本では49日間であるとされ、満中陰ともいいます。この期間までに必ず浄土・あるいは善所へ生まれるように行なう法要が初七日から四十九日です。遺骨の件ですが、お寺さんの意図はよく分かりませんが、少なくとも遺骨によって災いが起きるのではなく、遺骨によって災いが起きたと思わないため、あるいは思わせないためにも四十九日の法要を執り行った方がよいと理解すればよいのではないでしょうか?
もちろん、事情が事情なので、予定していたような法要は改めて行うとして、故人にとって大切な日であるという事を認識して、まずは内々で法要を行い、はっきりとした日取りが決まるまではお寺さんに預かってもらう方がよろしいかと思います。
弘法大師空海が記した『般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)』という論書の中に、“優れた医者は、我々が雑草と思い込んでいるものから薬効を見出し、鉱山技師は、我々が石ころと見なすものを宝石と見る”という意味の言葉を遺されています。つまり対象とするものが人によって変化するのではなく、それを認識する側によって価値が変わるということですが、遺骨が災いを引き起こすのではなく、災いが起きたときに「もしかしてこの遺骨が・・・」と思った時に、“遺骨が災いをもたらす”こととなります(またとかく我々は災いの原因は外に作りたがります)。そうななったとき、あなたにとって叔母さまは仏ではなく、化け物になってしまいます。そう思わせないためのひとつの方法として、家にいつまでも遺骨を置かない方がいいという忠告ではないでしょうか。
No.2
- 回答日時:
原則的に法事は延期できません(前倒しは可能です)
「災いの元云々」は信仰心ですとか個人の考え方次第でしょうからなんともいえませんが、気になるようでしたら規模を縮小して、叔母様に近い身内の方だけでお経を上げてもらうだけの法要を営まれては如何ですか?
場合が場合ですので、日にちを変更してお寺さんの都合の付く平日等に前倒ししても構わないと思います。
万が一、法要当日に叔父様が亡くなられたら勿論それどころではないでしょうから、其の時は「延期」と言うよりは「中止」になるのではないかと思いますが。
No.1
- 回答日時:
詳しいことは分かりませんが、私の経験を。
ここ数年で、私の祖母、義父、義祖母の葬儀がありました。
その中で経験したのが、いろいろないわれや、しきたりがすごくあるということ。
例えば、葬儀から49日の法要まで3月にまたがってはならない。月の半ば過ぎに亡くなれば、必ず3月にまたがるんですよ。
そのときに聞いたのが、質問者さんが聞かれたようにいつまでもお骨を家に置いていてはいけないと言うこと。
仏になれないで、故人が迷ってしまうと言われていました。
仏事の中でも、49日は葬儀からの一連のものの一区切りになる大事な日と聞きます。
お寺の住職様も、そのようなことを重んじられてのアドバイスをくださったと思います。
ご事情がご事情だけに、49日法要は延期されたとしても、お寺でお経だけでも上げて頂いて、お骨をお預けされてはいかがでしょう?
おじさまも、おばさまの法要がご自分のために延期されることは悲しまれるかもしれません。
。
>四十九日にお経だけでも上げないと遺骨のある家に災いが起きるのでしょうか
信心の問題だと思います。
何もないときは、何とも感じないけど何かあったときにすごく気になるかもしれません。
参考にはならないと思いますが、私の経験から。
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