医師って、今の世代を生きる人たちしか助けられない。だから自分が医師として、自分が死んだらもうその医師として働いた名誉は消える。しかし研究医や工学・理学研究者、開発者は、たとえ賞などをもらえなくても、社会的地位が低くても、少しでも人類の発展に寄与できたのなら、それは未来の多くの人達に貢献できたと言えるだろう。このような新しいものを作り出す仕事は自分が死んでも、いつまでも名誉が残るのでは?と思い、研究者になりたい高校生ですが、みなさんの意見もお聞きしたいです。
A 回答 (17件中1~10件)
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No.17
- 回答日時:
その通りだと思います。
ただ、現在の医師は過去の蓄積された知見を成果として行動に移すために必須の職種ですので重要だと思います。なお、病院にいる医者が仮に10万人の患者を救えばその子供や子孫まで合わせると数世代先を見れば数億人の人を救ったのと同義かとも思います。しっかりと名誉を残したいのであればなんでも良いのでしっかりと社会貢献すべきでしょう。
他にも貢献できる仕事としてはAIなど今だと面白いかもしれません。医者は単位時間あたりに一人とそれに続く命しか人を救うことができません。しかし、仮に、AI医者を作り上げることができれば単位時間あたりにAIの数だけ人を救うことが出来るかもしれません。スマホにコピーすれば誰もが専属の医者を持てるようになるでしょう。さらに、AI同士でコミュニケーションを取らせることが得きれば人が協力したチーム医療よりもより多くの成果を出せるかもしれません。
なお、直接AIを作ることができなくても、AIは大きなプログラムの塊ですがその一部を設計することで貢献できるかもしれません。電力会社に勤めればAIが可動するための電力を作ることが出来るかもしれません。
どの仕事であっても、大きな貢献をすればより多くの名誉が広く長く残ると思います。
ちなみに、普通に考えると京大や東北大、東大などある程度の大学に入るのがまずは近道だと思います。理由は結構簡単で研究するには講師や教材費などお金が必要です。CiRAなども京大ですしAI研究は東大が多いかな。スパコンを使うにも億単位のお金が必要ですしね。国は莫大な税金を大学に注ぎ込んでいますがこういった国立大学が大半を貰っているためです。また、優秀な学生や生徒もそういったところに集まりますので研鑽しやすい環境にあるとも言えます。
もちろん、特殊な才能があればハーバードなど東大などよりも遥かに上を目指したりするのもいいとは思いますが、国内でそこそこ無難でそれでも成果を挙げられやすいルートという意味ではこういった大学を目指すのが良いと思います。中国の企業(ファーウェイ)などは企業内部で毎年数兆円の研究費が支払われています。そういった企業に勤めるのも良いかもしれませんね。
No.15
- 回答日時:
たいしたことのない研究者もたくさんいますよ。
どんな職業でも自分にどれだけむいているか、好きになれるか、夢中になれるかだと思います。
好きな道をみつけて夢中になれるもの見つかればいいですね!
まずはビッグマウスから!ステキな自信だと思います!偉人への道がんばって!
No.13
- 回答日時:
貴方は高校生の方ですか?将来に向かって具体的な目標を持っている事は、素晴らしい事ですね。
是非とも頑張って頂きたいと思います。目標は、より具体的に期限を決めて、自分で達成した成果を確認しながら進むと良い。また、経過の中で未達成の物をどうすると達成できるかが解ると成功率が高くなります。
働ける限界年齢は人それぞれですが、一般的に70歳位ではないかと思われます。なので、大卒から考えると可能な実労働期間は、約48年間位までです。その間に結果が出ればよい。なので、地味にコツコツと継続する。この継続がある限り失敗ではない。
貴方のご希望は、医師より研究者という事ですが、どちらも名声を残すことが出来る職業だと思います。簡単に言えば、ノーベル学者か?野口英雄の様な医師か?です。なので、貴方の偏った考え方は、少し間違っている。
次世代と言っても近い将来で活躍するのが、AIだと言える。現在の医師の診断方法は徐々に変化してくるのは、確実だろうと思います。これまでの診察及び治療は、かなりの年数と経験が無いと名医とはならない。しかし、これからは、経験の年数が短縮され確実な病名を見極める事が容易になってくる。
病気とは、患者の症状から正確な病名を発見する。それを基に適切な治療をする訳ですから、非常に経験を必要とし熟練工の様な境地に到達した人が名医と言われてきた。
それらは、全て消去法から来ていると思われる。その判断は、AIの活用によって時間の短縮が出来る。要するに、病気との戦いに打ち勝つのは病名発見へのスピードが重要。
患者の症状を聞いて、医師が、長い経験からの中から病名に辿り着く。しかし、診断する時に1つの質問を忘れると不正確な病名となる。所謂、病名への消去法で診断結果の答えを出す。
例えば、熱が出てくる病気は、何種類あるか?次に咳を伴うものは、何種類あるか?その次に喉の痛みがあるか?胸が痛いのか?等という質問で答えを出す。
そこで、名医の診断方法をデータベース化すると、全ての診断が名医と同じ結果を出せる事に成ります。なので、AIを活用すると正確で時間短縮が可能になる。必要な検査結果を加味して判断材料からより早く選別する事で多くの命が救われる。
また、外科手術も機械化され失敗する確率が減少する。こういった治療は、革命的に進歩すると思われる。なので、無駄に浪費する時間が短縮され医師不足が解消できる。
しかし、最も重要なのは、機械より人間の判断力ですから、知識が常に上でないとミスが発生し易いと思います。なので、医師はより重要になる時代がそこまで来ています。
それをより進歩的に助けるのが、研究者による新発見だと思います。研究者の論文等でノーベル賞を貰い名声を残す。そういう人は多くありませんが、直接に患者と向き合い命を助ける人も居ると思いますが、殆ど患者とは向き合う事は有りません。
医師は、実務で患者と接しますから、個々の人から感謝されます。なので、範囲と結果から感謝される実績が全く異なります。しかし、人間に感謝される点から言えば同じ結果だと言えます。また、名声を残す人は、どの分野でも歴史上から消える事は有りません。
結論から言えば、賞を貰っても、貰わなくても感謝に対しての評価に優劣をつける必要はありません。従って、貴方の選択肢は、どちらでも良い事に成ります。
但し、研究が成功しなければ、新発見と成らず評価は無い。医師も病気を治さなければ、何の評価もない訳です。なので、どちらも成功しない限り結果は出ない事に成ります。
こう言った考え方はどの職業も同じで、成果が無ければ誰も尊敬しないのが一般社会です。結果が全てです。頑張って下さい。
No.12
- 回答日時:
単純に・・・医学って日進月歩ですからね。
去年までの定説が覆されるって話は割と聞きます。ですからホントに、ノーベル賞に匹敵するくらいの大きな発見・発明がなければ後の世に名を残すのは難しいのではないでしょうか。せいぜい学会誌に名を残すくらいで(けど、これも凄い事なのですが)、割とすぐに埋もれてしまいます。それにそれすら、専門的な一部分の論文だったりするので世間の人々の目にとまる事も難しいかもしれません。
逆に医師の方が常に臨床に接しているので、希少な病気に関して発表出来たりとかしてね。現場での体験や治療の成功例が後々語り継がれる・・・なんて事だってあるのではないでしょうか。手術に際しての術式や手技など、こちらの方が多くの後輩医師達に重宝されたりするかもしれません。
まぁ、真剣にその道を目指されているのなら、ここで素人に聞くよりも実際の研究者や医師に話を聞いてみた方が良いかもしれませんね。
No.10
- 回答日時:
医師は医師で大事。
如何に素晴らしい研究成果が上がっても、それを実践してくれる人が居なければ、人は救われない。けれど、医師は医師で限界もある、無条件に医師こそ素晴らしいというのは間違いでしょう、仰るとおり。
名誉云々は知りません。そこは、たとえ賞など貰えなくても、という話と矛盾しています。
勿論同様に、建築現場の単純労働者さん達も、それはそれでしっかり社会貢献しているのです。
エジソンは偉い人でそんなのは常識ですが、エジソンの名が残った所で、だからどうなのでしょうか。あなたの名が残った所で、だからどうなのでしょうか。
世のため人のため、と考えた場合、何がどうなのか、その中で自分はどうすべきなのか、もう一度考え直して下さい。
名誉は誤解を招いてしまいました。名誉ではなく、それよりも、なんというか、人類の進歩のデータに自分によって、新しいものが組み込まれたという事実に非常に価値があると言えばいいのでしょうか? 。
No.8
- 回答日時:
この社会に医師は必要だし、研究者も必要です。
他の方が仰っている通り、車の両輪です。どちらが上と優劣つけるべきものだとは思いません。でも、あなたみたいな考えの人もいていいです。優劣というより個人の好みです。私も割と似たようなことを高校生の頃に考えたことがあって、それで研究の世界に進みました。歴史に残る名誉を追求するなら、一介の医師になるよりは研究者になったほうが本懐というものでしょう。
一方で、純粋で夢いっぱいな高校生には思いもよらない「大人の事情」というのもこの歳になると身に沁みて感じますので、とりとめもなく書いてみます。
日本中にそう何人もいないような傑出した存在だったら、どんな職業だろうが名誉は残ります。記録を打ち立てたプロ棋士とかスポーツ選手とか、起業して大きな企業を育てた孫正義とか前澤友作とか、医師だと天皇陛下を執刀した天野篤とか。
それらにくらべて研究者のいいところは、自分が著者の論文を出せば、その発見発明がどんな小さなものでも「sandabaの仕事」と、人類全体の知のデータベースに永久に残るという点です。でも、教科書に載るくらいの仕事ができる人は、その中のほんの一握りです。小さな仕事が無駄なのではありません。それらは、教科書に載るような画期的な研究の「肥やし」になります。
ただし、そうやって名を残す権利をフルに享受できるのは、大学や公的研究機関といったいわゆるアカデミアの研究者です。企業の研究者の仕事は、論文や特許として名が残ることもありますが、そうならないことも多いです。
一方で、金銭的にはアカデミアの研究者は決して恵まれてはいません。博士課程を出る27、8くらいまで基本的に無収入、30歳時点ではポスドクで年収400万、30代半ばくらいまでにどこかの大学の助教になって5〜600万、運が良ければ40代半ばくらいで教授になって、ようやく1000万いくかどうかです。大学教員の給料は地方と都会、国公立と私立でも多少違いますが。
そして、この過程には中途脱落する人もいっぱいいます。ポスドクは非正規雇用だし、助教も最近は数年間の任期制、上手に渡り歩かねば路頭に迷うリスク大です。修士か博士課程大企業の研究員になれば、給料はもっと高いし、雇用もまったく安泰とは言えないですがアカデミアよりは安定しています。
では医師は。医師免許さえ持っていれば、確実に世の平均より高い収入を得られます。そして研究者になることもできます。あの山中伸弥教授が好例です。
医学部を卒業し研修終えて「食いっぱぐれない保険」を得てから研究の世界に入る人もいます。いや医学部卒の人はきょうび大半がそうします。大学院に入るのが早くても二十代後半、卒業は三十過ぎだからスタートは遅いですが、院生といえども週1回程度のアルバイトで食っていける程度の収入得られるから親のスネかじる必要ありません。
そして、医師を養成する医学部の教員には基礎分野であっても医学部卒の人が歓迎されるので、大学教員のポジションが得やすい。歳食ってくると気力が衰えて研究への情熱持ち続けるのが難しくなってくる人もいますが、医師の資格持っていれば一介の医師に戻れば生活には困りません。
もちろん彼等には彼等なりの苦労があると思いますが、一緒に仕事していると医学部出身の研究者にジェラシー感じることが時々あります。
以上ご参考まで。
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