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金属の結晶構造で、配位数が8の体心立方構造になるものはどのようなものですか?
金属結合のイメージ上、配位数が多い方が安定になると思いますし、
同一粒子なら、特定の元素が配位数の少ない体心立方構造になる理由がわかりませんでした。

A 回答 (2件)

>金属の結晶構造で、配位数が8の体心立方構造になるものはどのようなものですか


代表的なもので、α鉄αFe、δ鉄δFe、クロムCr、モリブデンMo、バナジウムV、リチウムLi、ナトリウムNa、カリウムK 等がbcc構造を取ります

配位数の多い方が安定になると、と言いますが安定の意味が質問の中で不明確ですね。

化学的な安定性なら、むしろfcc構造を持つ、Ni、Cu、Ag、Au、Pt の方が安定な元素が多い気がします、これらの配位数は12です。

また強度的な側面から見ると、hcp構造を持つ金属Ti等の方が、すべり方向が少なく結晶の構造的な塑性の抵抗が大きく安定しているとも言えます。
靱性は低下しますが…。

特定の元素がどうしてその結晶構造になるのかは、まだ判っていない事の方が多いです。
量子化学的にコンピューターシミュレーション解析した論文を時々観かけますが、どちらかというと現実にあわせるにはどう解析計算を行ったら良いのか…という切り口の論文が多いです。
私が学生だった頃は、そのような能力のあるコンピューターは存在しなかったので隔世の感があります。
鉄の構造について磁性があるためギブス自由エネルギーが…、というようなことを教えていて、電子の挙動がどうとかはまだまだでしたね。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

>>金属の結晶構造で、配位数が8の体心立方構造になるものはどのようなものですか
代表的なもので、α鉄αFe、δ鉄δFe、クロムCr、モリブデンMo、バナジウムV、リチウムLi、ナトリウムNa、カリウムK 等がbcc構造を取ります

配位数の多い方が安定になると、と言いますが安定の意味が質問の中で不明確ですね。

化学的な安定性なら、むしろfcc構造を持つ、Ni、Cu、Ag、Au、Pt の方が安定な元素が多い気がします、これらの配位数は12です。

→ α鉄αFe、δ鉄δFe、クロムCr、モリブデンMo、バナジウムV、リチウムLi、ナトリウムNa、カリウムK 等がfcc構造を取らない理由 bccを取る理由は難しいのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2019/01/03 12:43

あなたには、このページが良いでしょう。


http://examist.jp/chemistry/structure/metal-crys …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
Feがわからないですが、アルカリ金属などは、自由電子が少ないので、配位数が少なくなるのかなと思いました。

お礼日時:2019/01/03 12:49

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