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このカテにおいて、先日から、cyototu様のご回答に目を通していますが、難解でほとんどわからりません。
ただ、<太鼓には乱れ打ち>が、少しわかりそうなので頭を突っ込みます。
<太鼓には乱れ打ちってえのがある。>
<カオスってえのは、乱れと秩序のが混じった状況だ。>だそうですね。
<カオス>というのはホワイトノイズ(白色雑音)のようなものですね。
<太鼓の乱れうち>は、この<カオス>がある規則の上に載っている、ということのでしょうか?
(私はジャズがを聞きます。少し関係するかもしれませんが、ジャズもメロディーが<想定通りの音>の部分(期待される)と<想定通り>でない音(期待を裏切る)の部分との混合による、快感を追及しているようですが)

A 回答 (1件)

力学で言うカオスって、秩序と無秩序の混じり合ったもんなんですよ。



力学の言葉に「白色雑音」というのがありますが、これは、その中に全く秩序が存在せずに最も乱雑な状態を表した言葉です。例えば、サッカーボールをあらゆる方向から全く出鱈目に蹴り続けると、ボールはゆらゆら動き出します。そして、その方向や元の位置から離れて行く距離はその蹴りの一連の追行ごとに違っています。でも、それを違った実験として何回も繰り返すと、その距離xの2乗の平均値は蹴り続ける時間の長さtに比例しています。この現象をブラウン運動と言います。このような事象が、乱雑さのなかで最も乱雑な事象であることを数学で示すことができます。

でも、もしその事象に秩序が混じり込んでくると、tに比例するのは、xの2乗の平均値ではなくて、xの2以外のベキになります。ですから、そのべきが2ではなくて、幾つなのかが重要な問題になります。力学方程式を解くと、一見とても乱雑な運動をする場合があります。それをカオスと言います。これを上の文脈で分析すると、 一般に、tに比例するのはxの2乗になっていない。

世の中には一見乱雑に見えても、それが完全に乱雑ではなくて、ある規則性がその裏に潜んでいることがある。例えば、脳波は一見乱雑に見えます。また、ここ百万年規模の地球表面の温度の変化も一見乱雑見えます。しかし、これをカオスの理論を使って分析した結果、その乱雑さは白色雑音からは程遠い乱雑さであることが明らかにされています。

脳波における乱雑さと秩序の混じり度合いは、脳の欠陥のあるなしで違っているっことが明らかにされております。そこで、それを使って脳の欠陥の診断に使えそうだという提案がすでになされています。
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この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます・
多方面のカテでお世話にbなっております・
<一見とても乱雑な運動をする場合があります。それをカオスと言います。>なのですね。<一見>という形容に注意なのですね。
白色雑音は、<全く秩序が存在せずに最も乱雑な状態を表した言葉です。>なのですね。
そして<世の中には一見乱雑に見えても、それが完全に乱雑ではなくて、ある規則性がその裏に潜んでいることがある。>
youtubeで、乱れた太鼓を何局も探し聞きました。心地よいですね。規則性(慣れ親しめそうなメローデー)が出そうになると、消えてしまいます。ここが売り物ですね。
<脳の欠陥の診断>に<乱雑さと秩序の混じり度合い>が使えそうなのですね。

お礼日時:2019/01/23 14:27

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