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京浜東北線にはE233系(1000番代)電車が使われていますが、調べると起動加速度が2.5km/h/sとなっているようで、中央線快速や常磐緩行線のものより低く設定されていることになります。京浜東北線は特に都心部で駅間が短い区間が多く、E233系は起動加速度の変更が可能な車両なためそれをもう少し上げても良さそうにも思えたのですが、そうしない理由は何かあるのでしょうか?

素人なりに漠然と考えた理由は
・電気、コストがかかる
・末端区間では駅間距離が長い区間もあり、効果が小さい
・車両の寿命
・そもそも京浜東北線のE233系は起動加速度の変更が不可能?

と思いつきましたが、実際のところはどうなのでしょうか?
詳しい方、回答の程宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

おはようございます、電車運転士をしております。



そうですね。
E233系は制御のプログラムを変えることで起動加速度を弄ることが出来ます。
起動加速度が2.5のままな理由は、

⚪起動加速度を向上させると、その分電力消費量が増えてしまう。
⚪ランカーブで比較しても時短効果が少ない。必要車両数が減るわけでもなく、劇的な所要時間短縮するわけでもなく、ただただ電気代が嵩んでしまうというデメリット。
⚪日中は駅間距離が短い区間は“快速”運転しており、ますます起動加速度を上げる必要性が薄い。ラッシュ時だと強いブレーキは乗客が将棋倒しになってしまうので使えませんし。

車両の寿命云々は関係ありません。
実はE233系、素人の方が思うほどは“安物”電車ではございません。
大量生産で統一規格ゆえに廉価であって、機能性や装備自体は他所の電車に劣っている訳ではありません。
そこを誤解されている方々が多い。

よく停まり、よく走る。
そういう車両です。
兄弟車(小田急4000)より良いですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

起動加速度は上げられるけど、電力消費量・コスト増に対しそれに見合うだけの効果がない、ということになるのですね。
寿命云々は関係ないことも分かりました。

>ラッシュ時だと強いブレーキは乗客が将棋倒しになってしまうので使えませんし。
超過密運転のラッシュ時こそ起動加速度アップの効果があると思っていましたが(以前回答頂いた、「追い出し時間」の短縮効果が大きそう)、短い駅間では頂いた回答のとおり、乗客の危険が伴うため速度を上げられないのですね。これは全く頭になく、大変参考になりました。

>兄弟車(小田急4000)より良いですよ。
具体的にどう違うのか…と、かなり気になりました。
しかしここでは本題から大きく外れてしまいそうなので、宜しければまた別の機会に教えていただければと思います。

お礼日時:2019/02/09 11:33

JR東日本の通勤車両コンセプトは、製造費半分、消費電力・メンテを含めたランニングコスト半分、寿命半分です。


要は、使い捨て車両で、その時代の最新技術を取り入れニーズに見合う車両を新造する方が得策と考えているのです。

ちなみに、60Km/hに達する時短効果は
・2.5km/h/sの場合 60km/h÷2.5km/h/s=24秒
・3.0km/h/sの場合 60km/h÷3.0km/h/s=20秒

そもそも、JRは線形が良く、私鉄との競合区間は、品川~横浜程度ですから敢えて加速性能の高い車両を投入する必要性は薄いと考えているのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>私鉄との競合区間は、品川~横浜程度ですから
確かに仰るとおりで、コスト増に見合うほどの効果はない…ということになるのでしょうね。

お礼日時:2019/02/09 11:37

以前の水色209系走るんデス!みたいに使い捨て車両だから。


あと東北の区間は、競合大手私鉄が一つも無いので遅くてもみんな我慢して乗るから。
京浜東北線は、品川駅と横浜駅しか競合がない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/02/09 11:33

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