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「A」という人がいて、病気か事故のため、「B」という人から先ず腕を貰い、「A」の体に移植します。その後次々と「B」から各身体の部分を貰い、遂に「A」の体は全て「B」の体の部分で満たされます。では今、「A」は誰でしょうか?旧の「A」でしょうか、或いは「B」でしょうか?
インドの哲学か宗教に関する逸話だったと思います。本棚のそれらしき本を探しましたが見つかりません。海外に住んでいるため、日本の図書館に行って調べることもできません。

お分かりになれば、出典(原典でなくても、この逸話を掲載した本のタイトル、出版社名などで結構です)をお教えいただけたら幸甚です。出典に関する情報が必要なのです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

同一性についての議論がある『ミリンダ王の問い』に似たような話が載っているが、人体移植の話はなかったと思う。

類似性が高いのは、「テセウスの船」のようなパラドックスで、この線でいけば、ソーマデーヴァの『ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカー』という、インドの説話集。日本では『屍鬼二十五話』の邦題。これに収められた、首をすげ替えられた男の話で、首を本体と見るか、割合の多い首以外を本体と見るかというパラドックス譚がある。
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この回答へのお礼

ウシサソリさん
ご回答を戴き、誠にありがとうございます。大変役に立ちました。『屍鬼二十五話』を買って読むつもりです。
ひとつ気になるのは、二人の体が全く入れ替わる点ですが、首と体のどちらを見るかという設問と本質的には大差ないかということについては、考えてみたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2019/02/20 13:01

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