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インプラントかブリッジか迷っています。

右上奥歯(奥から3番目)が虫歯で駄目になり、
結果抜歯をして、インプラントかブリッジをしなくてはならない状況です。

両側の歯が元気なのでブリッジで削りたくなかったのと、
耐久性等を踏まえてインプラントをお願いしようと思っておりましたが、
CTの結果、インプラントを埋め込むための顎の骨が足りない(薄い?)ことがわかりました。

造骨法という方法を用いるとインプラントが可能ということがわかりましたが、
治療の期間が長くなることと、
骨がうまくできない場合もあるということを聞き、インプラントを躊躇しています。

そこで、骨が薄くてもインプラントをされた方や、
造骨法にお詳しい方、
インプラント治療に詳しい方の意見をお聞きしたく投稿いたしました。

拙い文章ですが、
どなたかアドバイスいただけると助かります。
よろしくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • ご解答いただいたみなさま。

    インプラントについて知識が増えたことはもちろん、
    色々見直す良い機会となりました。

    ベストアンサーはとても迷いましたが、
    詳しい説明とリスク、
    とりあえずの入れ歯という新しい選択肢を下さったpandaloveloveさんにさせていただきました。

    他のみなさま、
    本当に親切にありがとうございました。

      補足日時:2019/02/28 18:34

A 回答 (4件)

・造骨法について



説明されたかもしれませんが、一般的な造骨法として上顎の場合には
GBR法、サイナスリフト、ソケットリフトなどがあります。
GBR法は、歯の周りの骨が落ち込んでいる場合などに
自家移植や人工骨のような骨補填材を使って盛り上げ、
保護膜で養生して造成します。

ソケットリフト、サイナスリフトは、そもそも上顎骨が薄い場合に
上顎洞粘膜を引っ張り上げて、その隙間に骨補填材や自家骨を埋めます。

これらは骨補填材にアレルギーがあったり、養生がうまくいかないなど
失敗することはありますが、ほとんど問題になるほどではありません。

 注 ソケットリフトなどでは上顎洞粘膜が破れることがあり、
   このような場合はかなり重症になります。
   医療過誤の勉強会などではそれなりに紹介されますが
   頻度がすごく多いわけではありません。



・インプラントの欠点

インプラントは成功率9割といわれ、成功している間は非常に快適です。
 注 厳密には下顎が9割、上顎が8割強くらい
困るのはなにかの問題が発生したとき。
ブリッジや入れ歯の時は問題が起こる場合の説明があっても、
インプラントの説明はほとんどされていません。
非常に不謹慎な話ですが、脳梗塞などで半身麻痺になった場合など
自浄作用が極端に低下するので確実に清掃不良になります。
こうなると、インプラント周囲炎のリスクが跳ね上がります。
しかもどんなに痛くても全身疾患などで容易に除去できない場合は
ものすごく大変です。
インプラントは骨の治癒過程でインプラント体を巻き込むことで
固定するので、ケアが十分でないと抜けるのは幸せな方で、
それなりの症例で周りの骨ごと削って除去します。
このような方はインプラントを入れた医院に帰ることが少ないので
「インプラントの成功率が高い」と勘違いしてしまいます。
確率が低いとはいえ、人間は誰でも高齢になると病気を抱えますから
その時にどうなるかよく検討しておいてください。

まじめな話、成功率100%の手術などありえません。
これは内輪の話ですが、インプラントの技術が高いと歯科医が認める医院は
難症例が集中しやすいので成功率が下がります。
個人ブログなどで高い成功率を謳う医院は気を付けてね。

他にも、隣の歯が悪くなっても連結できないとか、
不具合が発生した場合に転院すると、そのまま治療できない
(応急処置までしかしてもらえないことがある)
などなど、それなりに欠点があります。
(繰り返しますが、補綴処置としては極めて優秀です)



・インプラントとMRI

よく勘違いされますが、インプラントでも大部分の症例でMRIで診断できるので
インプラント体の除去まですることはほとんどありません。
MRIでインプラント等の金属がある場合に問題になるのが
アーチファクト(画像の乱れ)と磁力による引力での移動と磁性体の発熱です。
アーチファクトは金属による磁力の乱れがおきることで周辺が黒くなります。
ただし、多くのインプラントで使われるチタンは常磁性体で磁力の影響が
きわめて少ないので、ほとんど影響しません、
(インプラントに磁性アタッチメントを使うと大きく影響します)
同様に移動や発熱も少ないのでほとんどの場合は無視できます。
ただし、全く影響ないわけではないので、詳細は担当医に聞いてくださいね。

うちでは、悩んでいる方にはとりあえず入れ歯をしてみることを提案します。
長くなったけどおだいじに。
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この回答へのお礼

ご解答ありがとうございます。
お礼が遅くなり大変失礼いたしました。

とても詳しいお話ためになりました。
mriの不安は払拭されたものの、
もしもの場合(脳梗塞など)にはとても不安材料となること、
そして成功率に関しては目から鱗で、
歯医者の見直しも検討しなければと思いました。

現在の歯医者は悪くありませんが、インプラントかブリッジのみの提案です。
迷っている方には入れ歯を…という提案もなるほど、
と思いました。

よくよく検討し、今後の治療を考えたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/02/28 18:12

私は27年前に上567ブリッジにしました。

それが一昨年5番が破折し 
しばらく様子を見ていましたが昨年インプラントをすることに決めました。
骨の厚みが5mmでしたのでサイナスリフトをして6ヶ月後の先月インプラントを埋入したところです。
サイナスリフトと同時に埋入する方法とどちらにするか聞かれましたが、初めてで不安だったので分けて手術しました
私の場合サイナスリフト手術後 医師から上顎洞粘膜が薄かったと言われました。そのせいか 3日ぐらい鼻がスースーしていました。
さらに前かがみに頭を下げると鼻血も出てきました。(ちょっと心配になりました^^)顔は少し腫れましたがまあ我慢できるレベルでした。
インプラント埋入手術はサイナスリフトに比べるとあっけない感じで簡単に終わりました 顔の腫れも一切ないです。
どちらの手術も麻酔は静脈内鎮静法で行われ いつの間にか熟睡です 気がついたら終わってました(笑)

インプラント歯周炎が一番心配なところですね。食後すぐ歯間ブラシで清掃するぐらいのマメさが必要と思います。

両隣が健康な歯ならブリッジはやめたほうがいいです
インプラントの前にこれはどうでしょうか
http://www.bitecglobal.jp/newsrelease17829.html
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この回答へのお礼

ご解答ありがとうございます。
お礼が遅くなり、失礼いたしました。

ご自身の経験を踏まえたご意見、
とても貴重なものとして読ませていただきました。

鼻血がでたというのに驚き、やや心配になりましたが、
静脈内鎮静法で痛みなく終わったというのはとてもいいなと思いました。
手術自体とても怖いなとおもっているので、
自分がかかっている病院での麻酔はどうなっているのか確認してみようと思います。

そしてご提案いただいたコンフォート入れ歯!
とても興味が湧きました。
(残念ながら今お世話になっている病院には扱いがありませんでした。)
これをきっかけに調べたところ、
ヒューマンブリッジなるものを見つけ、
ブリッジやインプラント以外の選択もあるのでは、
という気持ちも湧いてきました。

選択肢が増えたことでますます悩みますが、
できるだけ自分の体質にあった無理ない方法を見つけたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2019/02/28 18:21

インプラントの場合、財力が必要です。


あと、埋めた後も自然の歯同様というわけにはいきません。
定期的な通院、まめなメンテナンス、日ごろの維持の取組が必要です。
なにしろ骨の中まで到達する穴をあけているのですから。

もう一つ言うと、頭部MRIなどを撮る際、インプラントは抜かなければならなくなります。
インプラントの金属がMRIの磁場・電波の邪魔をするからです。

しかし同じことはブリッジにも言えます。
安上がりではありますが、MRIなど何もしなくても撮ることができますが、
おっしゃるように歯の強度は著しく下がります。
何しろ2本の歯で3本分の力を受けるのです。
支える歯は破損しやすくなります。
あと、他の詰め物と同じように、やはり虫歯になりやすくなります。

ということで、メリットばかりの治療法は、残念ながらありません。
どの治療法も一長一短です。
もし「これですべてOK」などと謳っているのがあったらそれは詐欺です。
やはり健全歯に勝るものはないのです。

一般に虫歯の治療をして、その後その治療効果が続く期間は平均5年ほど。
どの治療法がよいかは、その人の生活習慣が大きくかかわり、一概にこれだと言えません。
判断材料が多いというのは悩みが深くなり、明確な答えが「なくなる」ということです(「見えなくなる」ではない)。
こういう状況では、最終的に自分以外に決められる人はいません。
十分悩んで最善手を模索してください。

ちなみに私はブリッジが5年程度でダメになり、いま入れ歯に移行中です。
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この回答へのお礼

ご解答いただきありがとうございます。
お礼が遅くなり失礼しました。

ご自身のブリッジの経験を踏まえた上でのご意見、大変貴重でした。

ブリッジも考えたのですが、
やはり左右の健康な歯を削るのはとても抵抗があります。

そしておっしゃる通り、治療効果が平均5年となると、
金銭的なこと身体的なことを考えても本当に慎重に検討しないといけませんね。

健全歯に勝るものはないというメッセージにも、
改めて身の引き締まる思いです。

もう一度お医者様としっかり話し合い、
最善の方法を見つけたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2019/02/26 07:53

歯科衛生士です。


インプラントがいいなら、骨造成してインプラントしたらいいと思いますよ。
治療期間はうちの歯科医院では変わりませんし、骨はちゃんとできなかった人を見た事がありません。
そういう場合もある、というだけでもしもの時の事を言っているだけかと思います。

うちの患者さんで骨造成をした方は全員上手くいってますし期間もそれ程変わりません。

どちらにせよ、その場所にそんなに骨がないというのは、原因がもし歯周病だった場合その歯を入れた所で、その前後やほかの歯も歯周病に侵されていそうですね。
全体的に歯周病の検査をされてみてはどうでしょう?

その歯をインプラントで補ってもその後ケアしていないと、そのインプラントも抜けてしましますよ。
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この回答へのお礼

ご解答いただきありがとうございます。
お礼が遅くなり失礼しました。

おっしゃっていただいた歯周病が気になり歯医者に行ってまいりました。
歯周病ではなく先天的に骨が薄いのでは、ということでとりあえずはほっとしました。

が、骨造成をしなければならないことには変わりないので心配なのですが、
nayamin0000様の骨ができなかった人を見たことがないという現場からのご意見を聞き、心強いです。

今後もう少しお医者様と意見を交わし、
最善の方法を見つけたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2019/02/26 07:44

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