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大学の学部について調べていて
阪大学の式辞で文学について述べられていたと思うんですが、よくわかりませんでした。
人生で困難なことがあった時、なぜ答えの手がかりとなるのが文学なのでしょうか?

A 回答 (1件)

2017年3月の、大阪大学文学部長・金水教授の式辞のことですね。



>人生で困難なことがあった時、なぜ答えの手がかりとなるのが文学なのでしょうか?

内容は正確に読み取りましょう。
金水教授のブログに原文が載っていますが、正確には、
「文学部で学ぶ事柄は、これらの「なぜ」「何のために」という問いに答える手がかりを様々に与えてくれるのです。いや、むしろ、問いを見いだし、それについて考える手がかりを与えてくれると言う方がよいでしょう。」
「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます。(中略)人間が人間として自由であるためには、直面した問題について考え抜くしかない。その考える手がかりを与えてくれるのが、文学部で学ぶさまざまな学問であったというわけです。」
とあります。
「文学」ではなく、「文学部で学ぶ事柄」「文学部で学ぶ学問」です。
文学が手がかりとなるのではなく、「文学部での学問」が、人生を考えるためのてがかりとなる、という文脈です。

この式辞の言わんとすることは、「文学部で学ぶ」ということに真剣に向き合ったことがある人ならば、実感として理解できるはずです。
この式辞の内容がよく理解できないという人は、文学部で学ぶということに真剣に向き合ったことがないか、その理解がまだ浅いか、とういことかと思います。
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