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 道路公団の審査する委員会に猪瀬さんが入っていましたが、何故猪瀬氏が抜擢されたんでしょうか?。

 そもそも作家という職業の人が抜擢された理由がわかりません。

 教えてください。

A 回答 (4件)

 猪瀬直樹氏は『日本国の研究』に代表されるように、


現代日本経済に関する本人自身の調査に基づく社会的
発言を繰り返しており、道路行政に関する独自の知見
を持っていた事、それが時の政権に迎えられた事が
挙げられます。

 もともと政府の審議会は、政府関係者(つまり、官庁
及び政権内外の国会議員)以外に、社会的に一定の
影響力を持つ存在(経済界、学会、労働組合、報道関係
者等)を集め、それぞれの意見を集約する場としての
機能があります。

 もう少し言えば、国の法的な手続きに基づく影響力
(正統的な国家権力)とは別に、財力や情報発信など
を通じた、特定の問題に対して人々の行動に独自の
影響力を持つ社会的勢力が存在しており、国の政策の
立案・運営には、そうした勢力に属する人々を、少な
くとも面と向った敵に廻さない配慮が求められます。

 また、特に、国側にいる人々の中で意見の対立がある
場合、社会的な勢力に自身の意見を代弁させる事で、
広範な説得を行い、対立している意見を自身に有利に
運ぶことができることがあります。

 今回であれば、道路公団の民営化を推進したい首相
官邸(首相周辺)と、これまで通り道路を作りたい
国土交通省官僚や自民党の交通部会が対立していました。

 首相サイドとしては、報道関係者に一定の影響力を
持つ猪瀬さんを入れる事で、社会的勢力を味方につける
事で、民営化論議を有利に運びたいという動機があった
と言って良いと思われます。
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参考に


「猪瀬直樹著作集 日本の近代」全12巻
第6巻『土地の神話』
「猪瀬直樹は、学者のように調べ、小説のように書く。 藤森照信」
http://www.inose.gr.jp/
猪瀬氏は、学者のように調べ、小説のように書くと評されていますが、学者以上に学者さんですね。学者は統計的うわべ調査しかしませんが、猪瀬氏は、内面まで調査するのですね。そこら辺の大学教授では勤まらない仕事をするために指名されたのですね。第7巻『欲望のメディア』では当時の郵政にも切り込んでいますので郵政公社の理事か、郵政民営化委員にも適任ですね。私でも三顧の礼で指名するな。
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1. 道路公団の審査する委員会の目的


  この目的は、行政改革であり、経営改革である、民間人の目線で、経営感覚で、改革案を提出するのが目的である。
  役人の感覚で経営計画を立てても、現在のように借金が嵩みにっちもさっちも行かなくなってしまうだけである。役人はもっとお金、税金の大切さ、少ない金で大きな効果を挙げる政策を勉強しなければならない。それには、一般の会計(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算、誤記載の場合の厳罰則等)を厳密に導入する必要がある。
  一般会計を見なさい。借金漬けで、一般会計が泣いている、可哀想やんけ。一般会計は赤字のままでいいと思っておられるのかな。
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 こんばんは。



 猪瀬氏は作家といっても、ノンフィクションのライターです。
 これまでも、行革断行評議会委員として特殊法人等の廃止・民営化に取り組むんだり、政府税制調査会委員、など幅広い領域での論客として知られていたからだと思います。
 小泉首相の民営化推進路線に真剣に取り組む人として、人選の際に首相の意向があったのではないでしょうか。このころの首相は、首相のイニシアティブを前面に出していましたから。
 それと、役人のペースに乗せられない人、はね返せる人でないと、役人に丸め込まれて改革が骨抜きになってしまうのが今までのこうした委員会の常でしたから。
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