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先日このカテで、chototu様が、次のような事項をご紹介されました。
<EU諸国は死刑廃止国なので、テロ事件が起こった時には加害者を裁判にかけずにその場で射殺するのが原則です。>
この射殺について、先達の皆様はどう感じられますか?
(私は、喝采の気持ちがありますが、やりすぎだな、とも感じています)

A 回答 (10件)

そんな原則はありません。



むしろ警察当局としては「生きた状態で逮捕して、組織的な関与や資金援助などの後ろに潜む組織の存在などを知りたい」と思っているからです。

ただし「テロの犠牲になる罪のない一般人の命の重さを考えると、射殺しか手段が無ければ躊躇しない」だけです。
そしてその方針は正しいです。

日本もかつてテロ事件が多発した時期があります。日本赤軍などがテロを多数行った1970年代前後の時期で、1970年(昭和45年)3月31日に共産主義者同盟赤軍派が起こした「よど号ハイジャック事件」は有名であり、その後の多数のテロ事件の引き金になっています。

この事件の時、ハイジャックされたJALのよど号は犯人グループの「北朝鮮へ向かえ」と言う要求に対して「燃料が足りない」と説得し、国内の板付空港(現福岡空港)に着陸しましたが、警察は突入の判断をすることが出来ずに北朝鮮に出発することを許してしまいました。実際にはソウルの金浦に一度降りたのですが、ここでも日本政府は政治的な判断ができず韓国警察または軍の突入ができなかったのです。

そのためテロは北朝鮮に着陸に成功し「日本政府は弱腰で、テロは成功する」というイメージを当時多数在った共産過激派グループに持たせてしまったのです。そのため70年代は共産主義者によるテロが多発し、1974年のシンガポール事件と在クウェート日本大使館占拠事件やハーグ事件・1975年のクアラルンプール事件・1977年のダッカ日航機ハイジャック事件などの「超法規的措置」につながっていったのです。

ハーグ事件はフランス政府も「超法規的措置」の判断をしていますが、これらに対してフランス国内では大きな批判が起き、またテロ組織に対して同様の措置を繰り返す日本政府に対しても批判が強く起きるようになりました。

結局これらのテロ事件とその対応から各国政府が学んだのは「テロ犯に譲歩しても得るものは少なく、次の犯行その次の犯行とかえって犠牲者が多くなる」ということで、だからこそ「テロが起きたら断固たる処置をする」という現在の方針になったのです。

この方針からいえば「(テロが起きないようにするのはもちろんのこと)起きてしまったテロに対しては人質を犠牲にしてもテロ犯の要求はのまず、犯人を殺すしか犯行を中止する手段がない場合は躊躇せず射殺する」という方針になっていったのです。テロが中途半端に成功すると、次のテロが起き結局犠牲者がどんどん増える結果になるからです。

ですから「テロ犯を射殺する」のは「次の犯行と犠牲者を未然に防ぐ」と言う点で「合法」だといえます。ただし「本当にそれしか方法が無かったのか」という検証は常に必要であり、近年はテロ対策実行時の録画などをきちんとするようになってきています。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
諸国の過去の事例の反省のうえに
<起きてしまったテロに対しては人質を犠牲にしてもテロ犯の要求はのまず、犯人を殺すしか犯行を中止する手段がない場合は躊躇せず射殺する」という方針になっていった>のですね。
<本当にそれしか方法が無かったのか」という検証は常に必要であ>るのですね。犯人・人質の命がかかっているだけに、判断は一筋縄にいきませんね。

お礼日時:2019/03/14 07:30

猪さんの言ったことはほぼ定説。


よく言われていること。
現在の人類の猿並みの進化状態を勘案するなら、是非論は別にして、単純な警官の心理としては納得がいきますね。

現代の人類は、悪い奴というのは自分とは別の人間だと思っているので、死刑の可能性が無いならどさくさに紛れて射殺することはむしろ正義だ、ぐらいの短絡思考に陥っている警官は多いと思われます。

『やりすぎ』というか、勝手に、せっかくの人間を知る機会を抹殺してしまうのは勘弁してほしいな、という印象ですかね、わたしの場合は。
そもそも「悪い奴」と決めつける以前に、何が「悪い」のかわかってんのかな?
という気はする。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
一般の人以上に正義を求めて警官になったのですから、
<悪い奴というのは自分とは別の人間だと思っているので、死刑の可能性が無いならどさくさに紛れて射殺することはむしろ正義だ、ぐらいの短絡思考に陥っている>警官は多いと思われます。>ね。
<自分とは別の人間だ>と他人を見下ろす際に間違えていなければいいのですが。

お礼日時:2019/03/14 07:38

1,原則になっているかは判りませんが


 事実としてそう思われる節がありますね。

 欧州は、日本の死刑制度に反対していますが、
 自分らは、裁判にもかけずに射殺している
 訳です。

 相変わらずの身勝手の極意です。


2,先進国に限りません。

 死刑を廃止したフイリピンでは、大統領の指示
 により現行犯で射殺をやりまくっているのは
 ご存じだと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
1.射殺は<事実としてそう思われる節があります>のですね。
死刑廃止の欧米は<裁判にもかけずに射殺している>のですね。
2.<先進国に限りません。><フイリピン>でも。超法規なのでしょうか?

お礼日時:2019/03/13 19:23

それデマですからまともに考える価値もありませんよ。



テロ実行中に止める手立てが無い場合は射殺はありますよね。
それを拡大解釈しているだけです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
射殺は<デマ>ですね。
ただし、<テロ実行中に止める手立てが無い場合は射殺はあり>なのですね。

お礼日時:2019/03/13 19:18

刑務所で悪人を生かしておくには手間もカネもかかるから、犯罪現場で処理してしまえば納税者のためにはなりますね。



でも、悪人にも生きる権利があるとする立場から言うと、安易な射殺は悪人の人権を軽んじているという批判もあると思います。

死刑制度のある日本では、生きたまま逮捕して何千万円もの血税を投入して何年越しの裁判をしても死刑にならない奴がいるし、死刑判決が出ても法務大臣がペーパーワークをサボタージュする事で、さらに何年も血税が投入され続けるので、これは問題です。

死刑判決が確定したら、遅くとも翌日中に行政義務を履行するようにして欲しいですね。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<納税者のためには><犯罪現場で処理>することが肝要ですね。
執行が延期されている死刑囚についても、血税のことを考えるべきですね。

お礼日時:2019/03/13 19:16

それがテロ行為の最中だとすれば


犠牲者を増やさないためにも射殺が最善だと思います。

が、その後の捜査の中で身柄が掴めた時は
可能であれば逮捕するほうが今後の情報入手に有効だと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
1.<テロ行為の最中>なら<射殺が最善>ですね。」
2.<テロ行為>による直接の危機が去った後は、<逮捕するほうが今後の情報入手に有効>なのですね。

お礼日時:2019/03/13 14:32

それだと死刑より酷いと思う。


なぜなら 抗弁の機会さえ与えず いわばリンチで殺すようなものだから。

例えば 気に入らない人種の者が コンビニ強盗になど入ったら 「テロだ」と殺しても 誰も責めないとなる。
それどころか 相手を殺した後で 手に銃をもたせて 「銃を乱射した」でも 場合によっては無罪になる。
貧乏で 権力がなく 社会的弱者の 教育を十分に受けられない者は そういった対象者になり得る。
10件のうち1件でもそういった不平等が発生すれば 社会秩序は大きく揺らぐだろう。

ゆくゆくは人種差別に繋がり さらにテロを増やしていく結果になるはずだ。
これは単に 民衆の不満と不安のはけ口にしているに過ぎない。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<抗弁の機会さえ与えず いわばリンチで殺すようなもの>なのですね。
<気に入らない人種の者が コンビニ強盗になど入ったら 「テロだ」と殺しても 誰も責めない>になりますね。
<ゆくゆくは人種差別に繋がり さらにテロを増やしていく>になりますね。
<民衆の不満と不安のはけ口>として、便上しているようですね。

お礼日時:2019/03/13 14:27

原則ではありませんよ、テロ行為を直ちに辞めさせる方法の一つが射殺なだけであって、裁判する時間を惜しんでる場合ではないですから

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<テロ行為を直ちに辞めさせる方法の一つが射殺>なのですね。
次の被害者を防ぐためには、<裁判する>なんて悠長なことはできないのですね。

お礼日時:2019/03/13 14:10

知識や監視の必要はあるけど、公安、警察、裁判所、官僚、政治家などと、テロリスト当事者だけの問題であって、


自分が被害者や加害者の関係者になる可能性はあっても、その立場では裁く立場にはなれないわけで、
部外者過ぎて、人を裁く方法としては、どうでもいい部類の正義と感じます。殺し屋同士の暗黙の戦争ルールでしかないので。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<部外者過ぎ>る一般市民にとっては、縁遠い<殺し屋同士の暗黙の戦争ルール>ですね。どうでも勝手にしてくれ、ですね。

お礼日時:2019/03/13 11:23

背後関係を調べること出来ずに、次々に同じような犯行が起きる可能性は?



資金や武器調達、計画立案する根っこをそのままで
下っ端だけ感情で射殺しても、結局は新たな下っ端を養成するだけではないかな?

決して射殺がいかんとは言えないが、殺せば全て解決するような単純な話なのかな~
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<殺せば全て解決するような単純な話なのかな~>
<下っ端だけ>
<背後関係を調べること出来ずに>
ですね。皮相の現象を抹消しても・・・。

お礼日時:2019/03/13 11:17

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