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(※書いてる人一応日本人です)日本人は嫉妬や他人への批判が多く、人をほめないと言いますか世界的にみて本当にそうでしょうか?昔から、自己啓発本などでドリームキラーの存在や、日本人の特に金持ちに対するやっかみなどが多いと言います。対象的にアメリカなどは金持ちやヒーローを礼賛し、その手の批判はほとんどないと言ったような論法で言われています。だから金持ちはシンガポールやその他の国に逃げていく、ともいわれています。

本当に日人本は世界でも類を見ないほど人をほめず、嫉妬ばかりしている民族なのでしょうか?私自身も当然嫉妬する気持ちなどはありますが、海外をほとんど知らないため、彼らがそういうことで本が売れ、講演席が満杯になるための論法のような気がします。

海外在住の方、海外事情に詳しい方の肌感覚をご教示いただけたら幸いです。

A 回答 (6件)

まず、質問者さんの解釈の問題なのか、本の書き方の問題なのかは知りませんが、「アメリカやシンガポール」=「世界」ではありませんよね。

ただ、ひょっとしたら、おっしゃっていることは、日本のいわゆる"横並びを好む"という傾向についてではないでしょうか。

昨今でこそ「多様性」が叫ばれてはいますが、日本は長いこと、クラスの全員が同じ内容の授業を受け、年功序列で出世し、一律にボーナスを得るような社会を享受してきました。反面、米国は資本主義社会の典型で、能力主義でもありますので、学校ではレベル別に班や授業を分けることで、一芸に秀でた生徒がますます伸び、遅れている子は丁寧に見てもらう傾向があり、社会においても、儲ける能力のある人が存分に儲けることを可能にしている傾向があります。シンガポールについては詳しくありませんが、シンガポールもアジアの中でとりわけ安定した資本主義社会を長く享受してきました。

そういう国では儲ける人を後押しする風土やシステムが充実しているわけですから、儲け方が上手な人はそこへ「逃げていく」傾向が確かにあるのかもしれません。また、儲ける人を後押しする風土というのは、具体的には褒めて伸ばす風土でもあります。

しかし、そういう国々では、儲ける人が多い分、落ちこぼれる人も激しく落ちこぼれます。また、同じ資本主義社会でも、英国は金持ちに対して重税が課せられることで有名で、ゆえに有名人はフランスや米国に「逃げていく」ことが、少なくとも過去には少なくありませんでした。そしてロシアやベトナムといった、いわゆる共産圏では、社会制度ゆえに極端な大金持ちは今も生まれにくいです。さらには、今は欧米の多くの金持ちが、日本に来て投資などでさらに儲けています。したがって、「海外にいたほうが金持ちには必ず得」というわけでは全くありません。

一方では、日本は謙虚さや人との距離を美徳とします。ハグなどで赤の他人と触れ合う文化は欧米のみならず、中東や、アジアにも広く一般にありますが、日本では、比較的、希薄です。とりわけ日本の首都圏では、通りすがりの赤の他人の服を褒める人は稀ですし、良くも悪くも感情を表にはあまり出しません。それに比べると、米国人は、まったく知らない人に向かって「あなた、美人ね!」とか「そのワンピース、似合うよ」と言います。しかし、私の経験では、大阪の人など、日本の一部の地方の人にもそういう傾向があるように感じます。また、首都圏でも、見知らぬ赤ちゃんを「かわいい」と口にして褒める人は多いと感じます。

それから、オープンな雰囲気が成り立っている場では、嫉妬や批判が「陰口」になりにくいです。たとえ負の意見であっても、理性を持って相手にそれを伝えることで、お互いの改善に向けての大人の議論に発展しやすいからです。そういう大人の議論は、国を問わず洗練された地域のほうが成り立ちやすいです。具体的にはニューヨークや東京です。とはいえ、そういう都市の中にも、洗練度が低い市民や、そういう風土に慣れきっていない人がいるのもまた事実です。

そういうわけで、地域や人によって確かに差はあるのかもしれません。ただ、「啓発本」や「講演」があるからには、最終的な目標としては「だからあなたも海外に移住しなさい」ではなく「あっちにいる人間にはできていることなのだから、こっちにいるあなたたちにもできるはずだ」ということではないかと想像します。

なお、本題のカテゴリーに話を戻しますと、『クレイジー・リッチ!』などが参考になるのではないかと思います。
https://warnerbros.co.jp/movies/detail.php?title …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/04/03 19:57

帰国子女です。


まず歴史的な背景としては#2さんの意見に同意します。

現実問題として「日本人は世界的見て『もっとも人を褒めない民族』であることは間違いない」と思います。

たとえば多国籍にまたがる会社で人事評価を統一してしまうと、日本とアメリカでは真逆の結果になると言われています。
たとえば5段階で評価すると、アメリカは良い方から一番目・2番目が多く評価され真ん中にある3番目の評価が付けばかなり低いとされていて、日本ではご存知の通り真ん中なら普通、よほど抜きんでていなければ1番目の評価が付くことは無い、といえるでしょう。

ですから世界的な企業では、その地域に合わせた評価基準を使っているのです。

理由については#2さんが書いている通りだと思いますが、欧米では「ユニークであること」がいまでも評価の対象になります。同調圧力は当然にあり、いじめもありますが、日本と一番違うのは「社会にでてからの同調圧力は高くない」ことです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/04/03 19:56

初めて聞きました。

誰がそんな事を言っているのですか。国民性ではなく個人の問題でしょう。
貴方の周囲にそういう人が多いとしても、それは日本人だからと言える根拠はどこにあるのでしょうか。アメリカ人に関しても同じです。

>だから金持ちはシンガポールやその他の国に逃げていく、ともいわれています

シンガポールにはキャピタルゲイン課税、住民税、贈与税、相続税がありません。
無税とは言いませんが、税金に関してはかなり低率なのでお金持ちが住むにはことさら都合がいいのです。
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日本人の場合 自分にも厳しいのだろう。


簡単に「俺つえー」みたいなのをやると 「あいつバカなんじゃね?」「自信過剰」「自慢してみっともない」と モラルがない人間に見られる。
「能ある鷹は爪を隠す」をむしろ美徳としている。

自分を褒めないのだから 他人もめったに褒めない。
やたらに褒めると「あいつは愛想ばかりが良い」となるし 褒められるのに慣れてない者が天狗になってポカしたりすると「ほら見たことか お前のせいだ」と指を刺される。

もともと農耕民族で 協力こそ宝 が身についてるから 「出る杭は叩かれる」を嫌い 金持ちの多くは他人を抑えて富を奪う者が多いので これを「悪」としがち。
能力があって評価される 野球選手やテニスプレーヤーなどは 「これらは違う 努力して磨いてこうなった者たち 当然」と こうなる。

しかし 「もしかして自分に問題があるのでは」と思いがちなので 韓国から「お前が悪い」と言われれば「そうかも」と思い アメリカから「強いのが正しい」と言われれば「そうかも」と思い どこかの本に「嫉妬や批判が多い」と言われれば 「そうかも」と思う。
こうして暫くはウロウロするのだが そのうち「あ やっぱり違うわ 今のままがいいわ」と元に戻ったりを繰り返す。

ここで海外在住の人に「こうだ」と言われれば また「そうかも」と思うに違いない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/04/02 12:14

褒めないというのはたしかにそのとおりで、たとえば


・ワインの評価法は加点法(よいところを見つけ加点していく)
・日本酒の評価法は減点法(満点から欠点の分の点数を引いていく)
というところにも表れています。

たぶん江戸時代の秩序重視社会から来ているのだと思います。
秩序を重視するなら今あるものの継続でよく、
個人を褒めて抜擢することはかえって今ある安定社会の破壊となります。
もちろんそれだけでは個々のモチベーションが上がりませんから昇進や加増などの褒美はありましたが、
それはちょっとでもミスをしたらたちどころに腹を切ることとの引き換えです。

たぶん戦国のころはもっと褒めていたでしょう。
信長でさえ、佐久間信盛を放逐するとき弾劾文の中でまず光秀、秀吉をほめました。
「それに引きかえおまえは~」
というわけです。
認めるところをきちんと認め報いないと、家臣の心が離れ離脱され、生き残っていけないからです。

で、この場合の世界とは要するに西欧社会のことですが、西欧社会と日本とでは一つ大きな違いがあります。
それは亡国の危機です。
現在でも国境線が変動するヨーロッパを見れば、それは実感できると思います。
ほとんどの国が陸続きで移動に手間がかからない。
しかもヨーロッパ全域でも日本の数倍程度の面積のところにに数十国。
その熾烈さは日本の戦国時代をもしのいだはずです。
その中で生き残っていくには、日本のように秩序重視ではやっていけませんでした。
才能のあるものは取り立て、功を挙げたものは賞賛しないとあっという間に人は去り、他国の餌食となりました。
1人抜きん出たものがいれば、国は数年からの数十年の安泰を得ます。
これほど貴重なものはちょっとないでしょう。

ヨーロッパもローマ共和国の中期までは秩序主義でした。
寡頭制の下指導層全員に指導の機会を与えるために、年功序列が厳密に定められていました。
それを破りうるのは独裁官制度ですが、この任期は長くても半年でした。
もし半年の間好き勝手をしたら、そのあと同僚から袋叩きに遭います。

もっともポエニ戦役後この年功序列制は次第にほころび始め、
カエサルのころにはすっかり形骸化してしまいます。
社会の変化や大国化、制度の動脈硬化、そういうものがマイナスの方向に働き始めたのです。
そのころからローマは何かあると抜きん出た能力を持つものが事態を収める、ということの連続になります。
英雄の時代の出現です。
そしてそのまま帝政に引き継がれていきます。
ヨーロッパに英雄主義が浸透するのはそのころであり、ローマの子を自任する欧米諸国も、その考えを脈々と引き継いでいるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。歴史的背景もあるのですね。

お礼日時:2019/04/02 12:13

妬みや嫉妬はどの国でもあることです。


日本人が特にそうだとは思いません。
むしろ朝鮮人の妬みや嫉妬と比べるととても謙虚に思えます。
日本には昔から「清貧」という言葉があるようにカネがすべてではないという風潮はあります。
でもだからといって金持ちすべてを軽蔑しているわけではありません。
意地汚い儲け方をしている金持ちを嫌うだけです。
きれいなカネ使いをしている人はむしろ尊敬されます。
海外に金持ちが出て行くのは税金対策もあるかもしれませんね。
日本の税制では金持ちに厳しく高い税金を課していますからね。
その結果もあって日本は世界でも有数の格差の小さい国と見られています。
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この回答へのお礼

そうですよね。私も何も日本だけじゃないと思います。多少国民性でもって差はあると思いますが。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/04/02 12:10

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