アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

なぜ日本には50年や100年も続く長寿企業が多いのでしょうか?

A 回答 (6件)

養子相続のシステムが機能していたからです。

多くの老舗は血統よりも能力を重視して娘に婿取りを行って店を継がせてきました、バカな実子より、優秀な婿ということですね。老舗では男子より女子の誕生を喜ぶ傾向があるのはこの理由です。

政権交代が易姓革命ではなかったというのも一因ですね。易姓革命が起これば旧世代は根こそぎになります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

みんな有難う

お礼日時:2019/04/09 22:06

永年墾田私財法があったからです。



世界の殆どの国と違って、日本は「土地は自分のもの」でした。もちろんその歴史を壊すような異民族との戦争が無かったことも影響していますが、基本的に「土地は自分のもの=財産は自分のもの」だったのです。ですから、その財産を「自分の子孫につなげることで、子々孫々まで食べていける」ようにするのが基本的な価値観になったのです。

(世界の殆どの国では王政や貴族制になった時点で、土地は王や貴族の所有になり、そこを耕す農民は良くて小作農、悪いと農奴(奴隷身分)でしたが、日本では幕府や各藩が持っていたのは「徴税権のみ」で農民の土地を収奪することはできませんでした)

町民や職人は土地を持ちませんが、商売のやり方とか技術をもっていて、それを子々孫々に伝えて生き残りを図るようになりました。その「次の世代に長く残すほうがよい」と言う価値観が日本に長寿企業を増やす結果となっているのです。

中には長寿だけど事実上過去の資産で今やりくりしているだけ、という企業もあります。しかし過去の資産でやりくりしているうちに、次の世代で新しい事業展開ができるようになり、また一族が発展するかもしれません。日本の伝統的な企業の担い手たちはそういう考え方をしているのです。
    • good
    • 0

長寿企業というのは世襲企業のことです。


日本の世襲企業は世界一で、世界二位の
ドイツを圧倒的に引き離しています。
最長は、金剛組で、実に1400年の伝統が
あり、世界一です。

日本人は安定を好みますので、世襲が
多いのです。

現代でも、日本を代表する企業の多くは
世襲企業です。


○以下、日本経済大学大学院の後藤俊夫特任教授
『ファミリービジネス白書2018』から。

トヨタ自動車(豊田家)、サントリー(鳥井・佐治家)、キッコーマン(茂木家)、
キヤノン(御手洗家)、パナソニック(松下家)──。
いずれもが日本経済をけん引してきた超優良企業であり、
そして、程度の差こそあれ全社が「同族企業」
に位置付けられる企業でもある。

これは一部の企業に限定された話ではなく、
日本の全上場企業の50%以上が同族企業とされる。
一般にはあまり知られていないが、日本は世界でも屈指の同族企業大国なのだ。

そして、収益性、安全性、株価でも 同族企業が一般企業を凌駕
しているのが現実である。




日本が島国で、比較的に政情が
安定していたからです。

日本はあの戦争でひどい目に遭いましたが、
中国などはあれ以上の惨禍に600回も
遭遇しています。

人口が1/3に減少したのも一度では
ありません。

日本は安定していたので、世襲企業が
多いのです。


それに加え、文化的な背景もあります。

中韓などは儒教の影響が強いので
製造業とか店などを継ぐのを嫌います。

あれは下品な仕事だ、という価値観が強い
のです。

日本は、儒教の影響がそれほどではないので、
職人やらが尊重されて来ました。
    • good
    • 0

古いもの、歴史の長い物が尊重される気質が根強く残っているからだと思います。

だんだん実態と合わなくなって来ているのも事実と思いますが。
    • good
    • 0

ビジネスの競争環境が甘いから、とも言えます。

    • good
    • 0

宗教戦争とか異民族による蹂躙とか革命のような


社会構造がひっくり返る様な出来事が無かったことも要因かな

応仁の乱や戦国時代や明治維新があっても
支配者の入れ換えに伴う政治システムの変更などまでで
住民が完全に入れ替わるとか、既存の社会システムが完全に否定されるような事が無かった
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!