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錦鯉や金魚のろ材として、「サンゴろ材」「牡蠣ガラ」どちらが水質浄化能力がありますか?

A 回答 (2件)

バクテリアによる生物ろ過でいえば多孔質の「サンゴろ材」はバクテリアが多く棲みやすく有利です。


「牡蠣ガラ」も適度に細かくしてふるいにかけて均一化し、かつ大量に使えばバクテリアは棲み付きますが
効率が悪いので、池や大型のオーバーフロー濾過槽向きです。
水質が酸性に傾いてしまう時のPHの維持に使う程度の方が良いでしょう。

但し、そんなにPHが酸性化してしまう前に水替えをする方が魚の為にはいろいろな意味で良いです。
PHが下がらなくても水替えを怠ると硝酸態窒素が蓄積したり、
カルシウム濃度(や総硬度)や導電率(電気の通し安さ=不純物などの汚れ具合の指標になります)
が高くなりすぎたりして魚の健康上良くありません。

また、サンゴ砂などのろ過材を使用しているときに気をつけなければならない点ですが、
長期間水替えをせずに、ある時急に思い立って多めに水替えをすると
魚の浸透圧調整が機能不全に陥ってバタバタと死んでしまうことがあります。
いわゆる「ペーハーショック」と呼ばれているものです。

それだけ水替えを怠るとサンゴ砂からカルシウムやその他の成分が大量に溶け出すということなので
PHが安定しているからといって油断しないようにして下さい。

水質浄化能力を考えると濾過槽の大きさにあったサンゴ砂で
ろ過材として使用するのはS.M.L当たりのサイズになると思います。
例えば60cm水槽で上部式フィルターであればMサイズくらいがちょうど目詰まりもしにくく
かつ、バクテリアが棲む表面積も多く確保できるのでお勧めです。
(メーカーによりサイズにはばらつきがありますが)
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この回答へのお礼

wanlake2様
ご回答ありがとうございました。
水替えも定期的にすることが大事ですね。

お礼日時:2019/04/12 23:14

どちらも使用の目的、機能としては成分であるカルシウムが、糞や残り餌が腐敗し水が汚れて酸性に傾いたときに、これと反応して中和、アルカリ性に傾けてくれる作用があります。



併せてサンゴの死骸なわけですが、拡大しますとたくさんの空洞が出来ている多孔質化した物ですので、濾過バクテリアが住み着きやすい作用があり、生物濾過と、水質保持の両面で作用してくれます。

カキ殻はこれに比べると多孔質化が少ないので、別に濾過槽を備えておられ、水質保持だけに活用するなら十分です。

私も死んだ親父が道楽で作ったまま残していった池に錦鯉を飼っていますが、池の脇に濾過槽を備え機能させていますので、バクテリアはこの中の炉材に増殖を任せ、その浄化槽に料理屋をしている知人から毎年料理で使ったあとのカキ殻を譲り受け、それを洗いしばらく水に浸して残渣物を腐らせて溶かしきれいに殻だけとした物を投入しています。
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この回答へのお礼

nabe710様
たいへん、ご丁寧で詳しいご回答ありがとうございました。
「多孔質」の点、サンゴのほうがよさそうですね。
我が家の庭に、1.2トンほどの自家製の池があり、その横の100リットルほどの浄化槽には現在、牡蠣を砕いたものが30キロほど入っております。
もう少し、ろ材を多くしようと考え、サンゴろ財貨牡蠣ガラか、迷ったのでご質問させていただきました。

お礼日時:2019/04/12 23:08

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