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雁は、海に浮いて休むための木片を口にくわえて渡るといういい伝えがあります。
これは事実でしょうか?
冬の間に死んだ雁の分が浜辺に残され、これを供養のため風呂に焚くのを「雁風呂」というらしいです。
これは伝説にすぎないのでしょうか。

A 回答 (7件)

生物学的には全く根拠のないものと思います。

確かに創作された伝承でしょう。

この言い伝えは,裏日本(越前から山形あたりかとも思います。)に残るものです。冬の日本海はすさまじい程荒れ狂います。春になりますと波も穏やかになり,岩海苔詰みや昔は燃料とします流木拾いに浜に出ることが出来るようになります。ちょうどそのころこの地方は雁の渡りのコースですので,雁が日本海を北上して行きます。

春を迎える喜びと雁の渡りを1つにした伝承と思います。風流人が盛んに歌に詠みましたが,歌が先か伝承が先かはむろん解りませんが…
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No1です。



まさに、

「雁風呂の美しき嘘 枝供養」

ですね。
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No5です。



落語では函館が舞台になっていましたが、No1の方のウィスキーのコマーシャルを調べたら津軽ですね。
不思議ですねえ。

角瓶CMコピー:
(ナレーション)
「月の夜、雁は木の枝を口にくわえて北の国から渡ってくる。
飛び疲れると波間に枝を浮かべ、その上に止まって羽を休めるという。
そうやって津軽の浜までたどりつくと、いらなくなった枝を浜辺に落として、さらに南の空へと飛んでいく。
日本で冬を過ごした雁は、早春の頃再び津軽に戻ってきて、自分の枝をひろって北国へさっていく。
あとには生きて帰れなかった雁の数だけ枝が残る。
浜の人たちはその枝を集めて風呂をたき、不運な雁たちの供養をしたのだという。」

(山口瞳) 「あわれな話だなあ。日本人て不思議だなあ。」
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「雁風呂」は上方落語にもでてきますね。



参考URL:http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug …
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他の回答者の方々のおっしゃるとおり。

伝説の領域で全く根拠がありません。

ガンはノンストップで海を渡ってロシアに至ります。日本最北の大量越冬地は北海道美唄市の宮島沼ですが、そこからノンストップで北上します。

何かのトラブルがあったときはどこかで降りているかも知れませんが・・・・。礼文島で観たことがあります。それでも数羽だけでした。
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海に浮いて休めるくらいの大きさがある木片を口にくわえて、長時間飛べるはずもないわ。


ホラ話よ。
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「外ヶ浜の雁風呂」伝説ですね。


ウイスキー会社のテレビコマーシャルでこの話が使われたことで結構有名になりましたが、残念ながら創作のようです。
ほんとにロマンティックなお話なんですけどね。

参考URL:http://www.choju-aomori.or.jp/info/tsugaru.html
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