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石川県金沢市在住しており自分の生活エリア(通勤)だけでも建設ラッシュのようで杭打ち工事をよく見かけます。杭打ちの深さは地域により違いますか。金沢市は海に近く硬い岩盤に到達するのにかなり深く掘らないと硬い岩盤に刺さらないイメージがありますが地域により硬い岩盤にわりと速く刺さる地域はどこでしょうか···

質問者からの補足コメント

  • No.2さん、No.3さん、詳しいレスポンスありがとうございました。

      補足日時:2019/04/16 05:12
  • No.4さん、詳しい説明ありがとうございました。

    「コンクリート杭の中は中空になっていて、そこから地下の杭の先端までコンクリート(セメントミルク)を注入(ポンプで圧送)するんです。」

        ↑
    だから杭打ち工事の際、セメントの巨大な筒みたいなものが近くに設置されるのですね...

      補足日時:2019/04/18 04:54

A 回答 (4件)

岩盤とのイメージはあまり無い。


経験から支持層の多くは砂層です。
砂は地中で水に浸かると驚くほど強くなる。
必要な地耐力が確保できれば岩盤じゃなくても構わない。
大地は度々の洪水や火山活動などで様々な土や砂が堆積しています。
川が流れて川砂が堆積するとかなり強固な支持が取れます。

中間の砂層が薄い場合はそれを貫通させて、さらに深い支持層を探します。

で、杭なんだけど、昔のディーゼルハンマーでの打撃杭って今は無いんですよ。
(音と振動で苦情が大変(^^;)
今はほとんどが埋め込み工法です。
 プレ=あらかじめ
 ボーリング=掘る
ゆえ、プレボーリング。
先に、または杭を埋めると同時に、巨大なドリルで地面に穴を開けて巨大なコンクリートの杭をクレーンでそっと落とし込むわけ。
杭1本は10mちょっとしか無いから、仮に50m下に支持層があれば4本くらい溶接して繋ぎます。
先に規定の深さまで穴を開ければ設計(=調査)した支持層に正確にセットできるでしょ。

して、コンクリート杭の中は中空になっていて、そこから地下の杭の先端までコンクリート(セメントミルク)を注入(ポンプで圧送)するんです。
杭の先端に言わばコンクリートの大きな球根を作るわけ。
これで杭単体よりも大きな支持を取るんです。

杭の工法には多くの種類があり、杭のメーカーでも独自の工法を持つ場合もある。
穴を開けるとき地中から大量の残土が出るから、それを処理しながらいかに効率よく打ち込めるかが鍵。
(工程が詰まるため)
杭工事は地業とも呼ばれ、地中で見えないところだけどとても面白いですよ。
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一般に海の近くや湖・池の近くは粘土層や砂礫層が堆積しているのでその厚み(深さ)は大きいです。

しかし軟らかいですから早く杭は入ります=ずぼずぼ
なお、地盤と建築物の関係により杭が必ず岩盤まで達しているとも考えないで下さい。

次にあげられるのは川の付近、上流へ行くほど堆積物は浅くなります。
しかし、岩が見えるからといって使える岩盤がそこにあるとは限りません。
(ダムの工事を見れば納得できるでしょう)

また、普通扇状地と呼ばれているところは地下水が豊富で、砂と粘度の混じったものが層になっていると考えればよろしい。(それらは地域の地質の図面を見ればわかります)
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エリアどころか敷地内でも杭長さが変わる事は普通です。


ご質問内容に関しては敷地毎にボーリングしないと
判らないのが実情ですし支える建物の重量によっても
地盤種別によっても支持地盤の設定は変わります。
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ご質問から4時間回答が無いんですね。

土木工学のうちの基礎工学を勉強した人はいないのでしょうか。僕はその単位を落としたと思うのですが,杭というのは必ずしも「岩盤」までに到達しなければならないとは限らないと学生時代には習いました。どうしても真実をお知りになりたければ,つくばの国交省国土技術政策総合研究所(国総研)基礎研究室にお問い合わせ(電話でも大丈夫だと思います)ください。
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