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微積分学の質問

命題「収束する数列{an}は有界である」
を証明せよ。

この問題の解答を読んで分からないところは、最後の文章です。Kを|a1|,…,|aNo|,|α|+εoの中で最大の値をKとする意味だと思うのですが、この中で最大の値は|α| +εo なので、K=|α| +εoとなり、|an|<|α| +εoとなると思います。ここで疑問なのですが、なぜ|an|=K が含まれていますか?|an| =|α|+εになることがあるのですか?
まだよく分かっていないので、質問の意味がよく分からなかったらすみません。
ps.命題(1.2)とは最初に書いた問題のことです。

「微積分学の質問 命題「収束する数列{an」の質問画像

A 回答 (2件)

K=max{|a1,…,|aN0|,|α|+ε0}


n>N0ならば|an-α|<ε0→|an|<|α|+ε0
n>N0ならば|an|<|α|+ε0
なので
|a(N0+1)|,|a(N0+2)|,…,よりも|α|+ε0の方が大きいといっているだけで
{|a1,…,|aN0|}より|α|+ε0の方が大きいとはいっていません

{|a1,…,|aN0|,|α|+ε0}の中で最大の値は|α|+ε0ではありません
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2019/04/16 21:10

n>Noであれば確かに|a(n)|は|α|+εoよりも小さくなります。



しかし、この問題はn≦Noの場合も考えないといけません。
たとえばa(n)=10000/n+1
であるとしましょう。
α=1であり、仮にεo=1であるとするとNo=10000とおけばよいことになります。
ではa(n)の上界はα+1=2でしょうか?
違いますね。a(n)はn=1のとき最大値10001をとります。

このようにnがNoよりも小さいときのほうが絶対値が大きくなることもあるのです。

なぜ、解答でNoというものをおいているのか、という理由はn≦Noとなるnの個数は有限個にするためです。
有限個の数a(1),a(2),...,a(No)をとれば必ずどれかが最大となります(無限個だとこうはいえない)。
a(n)の上界はこの最大値かα+εoのいずれかであることがわかるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ε-N論法を使いこなせるようにがんばります。

お礼日時:2019/04/18 00:39

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