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I2+2NaS2O3→2NaI+Na2S4O6(見づらくってごめんなさい。)の反応の電子のやりとりがわかりません。

酸化数を取って半反応式を作ってみようかな、と思ったのですがNa2S2O3やNa2S4O6がどんなイオンに別れるのかわからなかったのでできませんでした。

どうやってやるのですか?教えてください☆

A 回答 (2件)

まず、ご質問文の中で、NaS2O3は違いますね。


正しくはNa2S2O3(Naが2個)です。

左辺と右辺を比べると、Naはいずれも+1価で、変化なしです。
そこで、これを除いて半反応式を作ると、次のようになります。

(1) 2S2O3((2-) → S4O6(2-) + 2e(-)
(2) I2 + 2e(-) → 2I(-)

(1)の反応で、チオ硫酸イオン2個が結合したS4O6イオンになるが、イオンの価数が-2で変わらないので、e(-)が2個余る。これを放出する。(つまり酸化反応)

(2)の反応では、(1)で放出されたe(-)をI2が取り込み、I(-1)になる。(つまり還元反応)
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます!
とてもよくわかりました。本当に感謝いたします☆

お礼日時:2004/12/02 21:15

ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属元素が反応式中に出てくることがありますが、ほとんどの場合はイオンとして出てきて、電子のやり取りに直接の関係はありません。



半反応式を書く際に覚えておかなくてはならないのは、反応前の物質と反応後の物質だけです。
たとえば、I2 → 2I- がわかっていれば、酸化数の変化から移動する電子の数がわかります。
また、2S2O3(2-) → S4O6(2-)がわかっていれば、酸化数の変化(の合計)から、移動した電子の総数がわかります。
他には、MnO4- → Mn(2+) と変化することがわかっていれば、酸化数の変化から移動した電子の数や、かかわる水素イオンなどが導かれます。

要は、酸化還元にかかわってくる物質の初めの形と最後の形だけを覚えておけばいいわけですね。あとは当てはめるだけになります。式を全部覚えるなんて意味がないのですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます~☆
アルカリ金属元素は電子のやりとりに関係ないことが多いのですね。
確かに式を覚えるよりも半反応式を考えたほうが理解が深まります。本当に感謝いたします。

お礼日時:2004/12/02 21:18

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