No.3ベストアンサー
- 回答日時:
対象物質がわからない限り、一般的、と言われても困るんですが。
単純脂質であれば、ヘキサン - ジエチルエーテル (- 酢酸)、
リン脂質であれば クロロフォルム - メタノール - 水 (あるいは、アンモニウム水)
糖脂質であれば、基本は クロロフォルム - メタノール - 水 ですが、塩を入れたり、で。
一般に展開を早くすると分離が悪くなり、Spot も広がります。適切な展開条件は、物質によって変わってきて、必ずしも早くする必要が理解できないんですが。
No.4
- 回答日時:
分かっていると思うけど、溶媒の組み合わせは
お互いが自由に溶け合うもの同士が基本。
水とクロロホルムなんてものは論外ね。
展開を早くさせようとするには
展開層の内側にろ紙を貼り付けて、
溶媒で湿らせれば結構早くあがります。
しかし、溶媒が上がるスピードと
モノが分離してあがるスピードに差がありますので
下手するとスポット間隔が非常に小さくなったり…。
No.2
- 回答日時:
私が行なっている方法を言います。
化合物にもよりますが、極性が弱い場合から順に
酢酸エチル:ヘキサン、アセトン:ヘキサン、
アセトン:トルエン、クロロホルム:メタノール、
水:メタノール:クロロホルム
って感じにそれぞれ、化合物に合うように混合比を変えて行ないます。
展開を早くしたい場合は、分りませんが、水とかピリジンとかは展開のスピードが遅いのでより極性のないものの方が速くなるのでは?(根拠( ´ゝ`)無)
No.1
- 回答日時:
「一般的」といっても、それこそ何でもありますが、クロロホルム、メタノール、酢酸エチル、ベンゼン、トルエンなどをよく使いました。
古い記憶で不確かな点もありますが、一番最初に教えてもらった展開溶媒は、クロロホルムとメタノールの組み合わせです。例えば1:9、5:5、9:1のように極性を変えた展開溶媒で展開して、その傾向からもっと適した溶媒を探していったと思います。
この組み合わせでだめなときは、芳香族系の溶媒を使うとか、酢酸を入れたりしました。
トライアンドエラーで技術(適した溶媒を見つける力)身につけてったような気がします。
TLCでは、「展開を早くする」ことよりも「成分をきれいに分離する」ことの方が重要だと思います。ですから早く展開させることは考えたことがありませんが、温度が高いと早く展開できるかもしれません。
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