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給湯に用いられる冷媒の二酸化炭素(R744)はエアコンなどに使用した際にエネルギー消費効率が悪いらしいです。
エコな冷媒なのでエアコンへの使用がされれば今後のフロンガス問題も解決へと導かれるのに残念です。
そこで質問なのですが冷媒の二酸化炭素のエネルギー消費効率が悪いとはどういう事なのか、又はエアコン冷媒に二酸化炭素が使えない理由を分かり易く教えて下さい。

A 回答 (1件)

冷房の原理は、気体を圧縮して外気や水で冷し、冷房したい側で、圧縮気体を拡散させて温度を下げる事です。


圧縮=気体分子間の位置エネルギーを下げ、運動エネルギーを上げる(=温度を上げる)
これを外気か水で冷やす
拡散=気体分子間の位置エネルギーを上げ、運動エネルギーを下げる(=温度を下げる)
これを繰り返して冷房します(暖房はこの逆)

CO2は臨界温度31.1℃と低く、臨界圧力7.38MPaと高い。
(臨界温度:気体⇔液体の境目、臨界圧力:臨界温度下で相変化させる圧)

圧縮側では極力臨界点近くまで圧縮したいけど、高い圧が必要で、コンプレッサーを強力に動かす必要が有ります。

また、臨界温度が低いから、圧縮側が超臨界となるくらいのサイクルで運転する必要が有ります。

だから、成績係数が低くなってしまいます(効率が悪い)

詳細は「成績係数」で検索して下さい。
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この回答へのお礼

難しい事を詳しく説明して頂き有難うございます。
冷房として使うには圧縮する力が大きく必要なんですね。
技術的にも動力を増やすか他の方法を考える必要がありそうですね。

お礼日時:2019/05/14 18:36

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