
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
f(x)dx/dt = g(t) の形に変形できる式は
「変数分離形」といって、
∫f(x)dx = ∫g(t)dt の計算をするだけです。
dx/dt = x^2-3x+2 なら
∫{1/(x^2-3x+2)}dx = ∫dt でok.
左辺の積分は、
1/(x^2-3x+2) = 1/(x-1)(x-2) = 1/(x-2) - 1/(x-1) から
∫dx/(x^2-3x+2) = ∫dx/(x-2) + ∫dx/(x-1)
= log|x-2| + log|x-1| + (定数) です。
よって、
log|(x-2)/(x-1)| = t+C (Cは定数) より
(x-2)/(x-1) = ±e^(t+C) を変形して
x = (2 - Ae^t)/(1 - Ae^t) ; A = ±e^C
A が e^C か -e^C かは a の値によって決まり、
連続した解の途中で切り替わることはありません。
(t,x) = (0,a) を代入して、
a = (2-A)/(1-A) より A = (a-2)/(a-1).
No.2
- 回答日時:
微分方程式 dx/dt=x^2-3x+2,初期条件 x(0)=a を解け
dx/dt=x^2-3x+2 から
dx/(x^2-3x+2)=dt
∫dx/(x^2-3x+2)=∫dt
1/(x^2-3x+2)=1/{(x-1)(x-2)}=1/(x-2)ー1/(x-1)を使うと」
∫dx/{(x-1)(x-2)}=∫{1/(x-2)ー1/(x-1)}=∫dt
∫dx/(x-2)-∫dx/(x-1)=t+C Cは定数
= log|x-2|-log|x-1|=t+C
|(x-2)/(x-1)|=ce^t__①
初期条件 x(0)=aより、t=0のとき
|(a-2)/(a-1)|=c となる。
もし(a-2)/(a-1)≥0_②なら
(a-2)/(a-1)=c__③
①から (x-2)/(x-1)=ce^t 両辺に(x-1)をかけて
x-2=(x-1)ce^t
x(1-ce^t)=2-ce^t
x=(2-ce^t)/(1-ce^t)_④ となる。
②の条件式が、逆なら③で、cの符号が逆になり
x=(2+ce^t)/(1+ce^t)_⑤ となる。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
人気Q&Aランキング
-
4
x−1分の2の微分の仕方を教えて...
-
5
∫1/(x^2+1)^2 の不定積分がわ...
-
6
dx^2を無視するのはなぜ?
-
7
1/X^2の積分ってlogX^2ですか?
-
8
∫1/√x dx 積分せよ 教えて下さい
-
9
偏微分、部分積分
-
10
これが解けません。。。
-
11
項の右端につく縦棒の意味を教...
-
12
1/(1-y)の積分は、なぜ-log(1-y...
-
13
定積分の問題です!
-
14
∫e^cos(x) dx の計算
-
15
虚数「i」の無限大への極限
-
16
積分の問題
-
17
定積分の1/6公式のαとβの位置は...
-
18
数学の微分の問題
-
19
媒介変数表示による曲線の長さ...
-
20
フーリエ変換の問題について
おすすめ情報
公式facebook
公式twitter