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佐賀のことを良く葉隠れといいますが、なぜでしょうか?

A 回答 (3件)

『葉隠』とは江戸時代の佐賀藩士山本常朝の著作(聞き書きで、武士道の鏡とされている作品です。

それにちなんで「葉隠の里」などと呼ぶわけです。

参考URL:http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/5/330081+.html
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 佐賀県在住の者です。



 鍋島藩の山本常朝が武士道の在り方を説いた著書に、『葉隠れ』というのがあり、その考え方が当時の武士道をよく表現しているということで有名です。

 それで『葉隠れ』が鍋島藩の代名詞になり、今日に至ったというわけです。
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 ♯1・2さんのおっしゃるとおりですが、現在の佐賀県に相当する地域を江戸時代支配していた佐賀藩鍋島家が藩士の教育に葉隠を使い、佐賀藩士の基本的な精神としてこれを絶対視させたために、佐賀武士たるもの葉隠は読まざるべからず、という風潮があったためだと思います。

佐賀で生まれただけではなく、佐賀の精神を代表し、佐賀においてもっとも尊ばれた書物であるために、そう呼ばれるのでしょう。
 内容は、佐賀藩が喜んで教育に用いたのを見てもわかるとおり、天下に佐賀藩主よりえらい人はいない。孔子も孟子も佐賀藩に使えたことがないから、それだけでちっとも価値のない人間である、というまことにもってめちゃくちゃな書物です。武士道の教科書とよくいわれますが、葉隠に登場するのは江戸期に入って世の中が落着いた時代に、「武士はこうあるべきだ」と観念的に考えられていた武士道(しかも著者の強烈な思いこみと佐賀至尊主義でゆがめられた)であって、決して鎌倉時代から連綿とつづく武士道の潮流そのものではありません。どちらにしろ戦前はよく読まれはしましたが、江戸時代までは佐賀ローカルのきわめて異常な内容をもつ書物です。
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