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電圧計 電流計を使用して電圧降下法により抵抗測定を行う場合、抵抗値が誤差5%の精度で測定できる抵抗の測定範囲を求める為の説明をどなたかお願いいたします。

A 回答 (2件)

まず測定精度について。



電流計、電圧計の精度がそれぞれ±3.5%(※)以内である事。
(±0.5%の精度を持った電圧計と±4.9%の精度を持った電流計の組み合わせでもOK)
でもって普通に電流と電圧降下を計測すれば良い。
そんだけ。
被測定抵抗器の抵抗値には依存しない。
※「二乗和平方根」と呼ばれる複数の機器を使用した一般的な総合精度の求め方から導いた数値です。
  総合精度=√((機器1の精度)²+(機器2の精度)²)

・・・
電圧計には電流が流れない。電流計には電圧降下は生じない。という前提で計測が行われます。
…ということで、
 測定誤差を生じるような電流が電圧計に流れたときに測定精度が±5%になるような電流値を求める。
または
 測定誤差を生じるような電圧が電流計に掛かったときに測定精度が±5%になるような電圧値を求める。
ことになります。

しかしこれは機器の測定精度を正確に補正できるものではない。

・・・
そんなわけで現実的には上記のように±3.5%の測定精度を持った機器を使えばいい。
測定精度が正確でない計測方法は間違っているってわけだ。

すなわち、±3.5%の範囲で測定できる
 「電流レンジの上限が計測可能な抵抗値の下限」
 「電圧レンジの上限で計測可能な抵抗値が上限」
ということになります。


・・・余談・・・
あ。あと二乗和平均を使った総合精度の求め方は統計的な確率論になりますので詳しい話は割愛します。
興味があれば自身で調べてみてください。
「こうやって求めるものだ」と理論も知らずに妄信的に信じている現場の者には衝撃的な事実を突きつけられることになります。(元計測屋からのアドバイスでした)
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誤差は、計測器の精度と、計測器内部抵抗と被測定抵抗値との比率、


の二つで生じます。
ご質問は、抵抗の測定範囲という事なので、後者から見ることになります。

誤差5%の測定精度を維持したい場合、その抵抗値は以下になります。
電圧計内部抵抗の1/40以下であること、
電流計内部抵抗の40倍以上であること、

電圧計と電流計の接続順位を変えも誤差5%の精度内、を考慮した数値です。
ご参考まで。
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