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本当の手つかずの自然の山は歩けないほど植物があるのですか?場所によると思いますが
日本の山を例に挙げてお願いします。

A 回答 (3件)

>本当の手つかずの自然の山は歩けないほど植物があるのですか?


場所と高さによります。

日本の山の場合、1500mぐらいまでは広葉樹が茂り、2500mぐらいまでは針葉樹が森を作りますが、2500mを森林限界とよび、それより高い場所には木ではなく草(高山植物)しかなくなります。北海道など寒い地方になると、森林限界は1000mぐらいの高さに下がってきます。

森林限界より標高が低い山で特に広葉樹が多い地域はツタなどの植物やクマザサなどの植物も多いため、人が入っていないところを歩くのは困難といえば困難です。そのためそれらを切り開く道具として鉈(なた)などを使います。
ただし、斜面が急になると、草は生えにくくなります。雨が降ると土が流れてしまうからです。しかしそういう斜面は人間が上ることはできません。

2500mを超えてくると木は無くなりますが、クマザサなどが茂っていて歩くのは容易ではありません。3000mを超えてくると植物自体が少なくなり、歩けるようになりますが、日本の山で3000mを超えている山は少なく、天候が悪化すれば常に雪の可能性があるので、別の意味で歩くのが困難です。
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はい。


茂みに歩けそうに不自然に藪が倒れている所はクマやイノシシが歩いた後です。
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ありますね。


高山地帯でなくとも、例えば身近な数百メートルくらいの山なんかでは熊笹ばかり生えてるところも珍しくないです。

登山者のいる山でも、登山道が残っているのは定期的に草刈をしている人がいるからです。
これをしないと道の左右から伸びてくる草木や倒木で数年もしないうちに道が埋まります。
僕自身そういった仕事をしております。

また、手つかずの山が「歩きにくい」のは植物だけでなく、道も慣らされていないからです。
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