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絶対地代について教えてください。ネットで探しても見つかりませんでした、よろしくお願いします!

A 回答 (1件)

○マルクスが『資本論』の最終に近い諸章で展開している地代論で使用する用語です。


○〔絶対地代〕
土地を借りる時にその土地によりもたらされる利益に関わらず、使用者が所有者に支払う義務がある地代のこと。
利益によって変動する差額利益とあわせて現実の地代となる。特に、農業において絶対地代は成立するとされているが、それは、農業が他産業に比べて労賃部分にかかる費用が低いという前提からきている。

○関連項目〔差額地代〕
土地の価値の差によって生じる地代の差額のこと。
農地では、土地の肥沃度、宅地では土地の位置などがその価値の基準になる。その価値の異なる土地の間に生じる差額地代を差額地代の第一形態といい、同等の価値のもと、条件が異なることによって生じる差額地代を第二形態という。例えば、宅地の位置による差額形態は、第一形態となる。

○参照文献
国民文庫 カール・マルクス著 岡崎次郎 訳
<第3巻第3分冊>
第6篇 超過利潤の地代への転化
第37章 緒論
第38章 差額地代総論
第39章 差額地代の第一形態(差額地代(1))
第40章 差額地代の第二形態(差額地代(2))
第41章 差額地代(2)――第一の場合 生産価格が不変な場合
第42章 差額地代(2)――第二の場合 生産価格が低下する場合
第43章 差額地代(2)――第三の場合 生産価格が上昇する場合 結論
第44章 最劣等耕作地でも生まれる差額地代
第45章 絶対地代
第46章 建築地地代 鉱山地代 土地価格
第47章 資本主義的地代の生成
第7篇 諸収入とそれらの源泉
第48章 三位一体的定式
第49章 生産過程の分析のために
第50章 競争の外観
第51章 分配関係と生産関係
第52章 諸階級
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