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1.高卒で就職して勤続25年の場合、年金の掛け金は25年間掛けたことになるのでしょうか?20才以降の23年間掛けたことになるのでしょうか?
2.24年間掛けた場合と25年間掛けた場合で受給額が大きく異なるのでしょうか。
3.26年以上掛ける場合掛ける年数に応じて受給額がUPするのでしょうか。

ちなみに、私は会社を退職して自営業を始めるタイミングを検討しています。

A 回答 (2件)

>1.高卒で就職して勤続25年の場合、年金の掛け金は25年間掛けたことになるのでしょうか?



公的年金は通算で25年かけたことになります。
この加入年数は受給要件として非常に重要です。

>20才以降の23年間掛けたことになるのでしょうか?
国民年金は23年かけたことになります。これは国民年金の受給金額に影響します。

整理すると、
厚生年金:25年間加入
国民年金:23年間加入
です。
(厚生年金加入者は同時に国民年金加入者で、国民年金の保険料は厚生年金保険料に含まれています)

>2.24年間掛けた場合と25年間掛けた場合で受給額が大きく異なるのでしょうか。
公的年金を通算して25年未満の場合は一銭も受け取れません。(経過措置の例外を除く)

>3.26年以上掛ける場合掛ける年数に応じて受給額がUPするのでしょうか。
もちろんそうなりますが、勘違いしてはいけません。60歳まで加入義務があります。
未納期間が多いと、単に老齢年金の話しだけでなく、障害年金や遺族年金の受給が出来なくなります。
(その時点での加入すべき期間の1/3以上の未納期間がある場合は受給できない)

国民年金の加入すべき期間は20歳~60歳まで40年です。
厚生年金の加入は加入した期間に応じて支払いを受けられます。

ちなみに障害厚生年金や遺族厚生年金は厚生年金加入期間中に障害を負った、あるいは無くなった場合のものですが、厚生年金だけで20年以上の加入期間があれば、自営業を初めて国民年金のみになっても、受給できますので、覚えておいて下さい。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。
良く解りました。

お礼日時:2004/12/14 21:20

厚生年金とは、国民年金の第2号という種別のことです。


国民年金の部分を1階とすると、厚生年金という2階部分がある、ということです。

1.
高卒(18歳)で就職して勤続25年の場合、2階部分のみ、25年間掛けたことになります。
1階部分は、20歳以降の23年間の加入となります。

2.
2階部分については、1年分の差くらいです。
1階部分については、「25年間加入して、初めて受給資格が生じる」ので、24年と25年とでは雲泥の差があります。国民年金がちょっとでも、もらえるかもらえないかの違いになりますから。

3.
2と同じことになりますが、年数に応じて受給額は変わってきます。

ただ、自営業を始めたとしても、国民年金には加入します。国民年金の種別が、第2号から第1号に変わるだけなんですけど。
もし会社を退職して自営業を始める場合、国民年金の種別変更の手続きをきちんとすれば、1階部分は20歳から継続されていますから、「国民年金の加入が25年未満で、受給できなくなる」なんて心配もなくなるし、「26年以上掛けて、受給額が満額に近くなる」のが期待されるのは確実かと思います。

厚生年金は、国民年金の加入年数+2年ですね。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 良く解りました。

お礼日時:2004/12/14 21:22

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