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有名な零戦は無線機はアメリカ製で機関砲はスイス製であったと聞いたことがありますが,そのほかの機体部分については100パーセント国産のものだったのでしょうか?

A 回答 (2件)

零戦の、武装や照準器、無線機は確かに100%国産でなくイギリスやドイツアメリカ等のコピー品もあります。



武装ですが、
7.7mm機銃は、はイギリスのビッカース社製品を国産化したものが付けられ、
昭和12年に正式採用された、97式7.7mm機銃が採用されています。
20mm機銃はスイスのエリコン社製品「FF20mm機銃」のライセンス権を獲得し、
昭和14年に「99式1号20mm機銃」として制式採用したものです。

航空機用射撃照準器。
海軍が、昭和13年に研究用としてドイツから輸入していた「ハインケルHe112戦闘機」及び
「He118急降下爆撃機」に装備されていたRevi C2という初歩的な照準器をコピーして
「98式射爆照準器」として正式採用していたものを使うことになった。

無線機は、国産の96式空1号無線電話機でしたが、雑音ばかりで会話が聞き取れない
ありさまでした。
大東亜戦争前は精度がよかったが、開戦後に真空管の精度が落ち
アースも不完全になってしまったため、まったくと言っていいほど使えなくなってしまいました。

昭和18年になり、新たに「3式空1号無線電話機」が登場し、零戦52型以降に
搭載されましたが、そのときはすでに零戦は諸戦期ほどの活躍はできなくなっていました。

クルシー無線帰投方位測定器は、広い洋上を行動する上で
自分が向いている方向を探知するのに必要なものだったがこの種の艤装品も独自のものが
開発できなかったため、アメリカのフェアチャイルド社が対日禁輸令発布以前に輸出していた
クルシー式RC-4型をコピーしたものを昭和13年に制式採用して使っていました。

当時は、まだ銃や照準機等は世界のレベルに達していなかったので、
ライセンス生産に頼らざるを得なかったのです。

しかし、高力アルミニウム合金を主材とし、外面は全て沈頭鋲を採用したり
軽量化、航続距離の長さ、旋回性の良さ、広い視界、操縦性の良さ等
他国が追随できない技術も持ち合わせていました。

零戦は当時最高傑作の戦闘機で有ったことには変わりません。
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こんにちは。



面白そうな質問だったので、つい調べちゃいました。
こちらのサイトなどいかがでしょうか?

参考URL:http://landinggear.hp.infoseek.co.jp/zero/reisen …
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