アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

1970年代にオカルト、パニック映画が流行った理由を歴史的背景から教えてください

A 回答 (3件)

1970年代前半のパニック映画の代表作をいくつかあげます。


1970年 大空港
1972年 ポセイドン・アドベンチャー
1974年 タワーリング・インフェルノ エアポート75 大地震 サブウェイ・パニック
1975年 JAWS

もっともっとありますが、現代ではパニック映画と言う名称はあまり使いません。
これらに共通する特徴は 
★逃げることのできない場所でのお話
★事件とは関係のない部分で登場人物の人生などが語られる

こういう映画を往年の名画から「グランドホテル方式」といいます。日本語では「群像劇」という表現もされます。
「ホテルのような一つの場所に様々な人間模様を持った人々が集まって、そこから物語が展開する」
 これが基本ですが、多くのパニック映画はこの方式を踏襲しています。
1970年代に限ったことではなく、もう80年以上映画の基本方式として現代も多く作られています。

 オカルト映画は1972年の「エクソシスト」が代表作ですが、もちろんそれ以前にも1968年の「ローズマリーの赤ちゃん」もありますし、霊魂を暑かった映画としてはこれも昔むかしかしからあります。「オーメン」「サスペリア」なども1970年代の映画ですが、「ゾンビ」や「悪魔のいけにえ」などはちょっと違う気もします。基本は霊魂を扱う映画だと思うからです。

 1970年代初期に流行しだした理由は不明ですが、おそらく1972年の「エクソシスト」が大ヒットしたのが一番の理由でしょうね。個人的にはオカルト映画の最高峰は未だに「エクソシスト」だと思います。
    • good
    • 0

1970年代は特に公害が深刻な社会問題になっていました(魚の奇形の写真等が多く出回っていた)。


また、海外では冷戦による核兵器開発競争の激化、ベトナム戦争でアメリカが実質的な敗北、爆弾テロのニュースなんかも常態化していました。
要するに世相が「人類ヤバいね」と言う雰囲気だったのです。

で、1973年に小松左京の『日本沈没』、五島勉の『ノストラダムスの大予言』が出版されベストセラーになったのがハシリではないでしょうか?(この年にベトナムからのアメリカ軍前面撤退がありました)
    • good
    • 0

オカルトは歴史的名作である「悪魔のいけにえ」「エクソシスト」「ゾンビ」が公開されてそのフォロワーというか柳の下のどじょう狙いがたくさん制作されてそのいきおいに観客が乗った、ということなんじゃないでしょうか。



「悪魔のいけにえ」や「ゾンビ」はベトナム戦争の失敗に嫌気が差したアメリカ国民感情のあらわれ、とかこじつけても良いですけど。

パニック映画もベトナム戦争失敗でそれまでの西部劇や戦争映画で描かれたのとは違うヒーロー像が求められ、市井の人々が活躍する群像劇を模索した結果、とかね。

最初の段落以外はただの思いつきです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!