『ボヘミアン・ラプソディ』はなぜこれほど人々を魅了するのか

昨日のTVの「万引き家族」カンヌ映画祭賞受賞につられてみちゃいましたけど、
どうして受賞したのがわかりませんー
血のつながらない6人の、大人と子供と老人が打算半分、万引きしつつ同居生活をする
大人男女二人は女性の元夫を殺害した関係=一人暮らしの孤独な老婆の家へ年金めあてに転がりこんだ
老婆の夫は籍はそのまんま愛人作り女の子供をこさえ、孫二人で没
老婆はうまいこといい夫の愛人の孫と同居し、元夫の月命日、愛人の子供夫婦の家へお金を請求しにいっとる
なぜ自分らの子供が親の元妻と同居していて何も言わないのか?いらないから?
何のためのお金?養育費?
愛人の子の夫「なんで元奥さんがうちにくるんだよぉー」→夫は子共と老婆の同居中を知らないの?
長女は外国へ・・とごまかし合ってましたが、愛人の子の奥さんはなんて返したのでしょうか?
女は子供が産めないから男の子をパチンコ屋の駐車場で誘拐ー
女の子は、、、あれは保護のよーな気しますケドw
男の子は徐々に罪への目覚め。。。のよーなものを感じました。
ラスト女の子の瞳は「カエリタイナァ~」といってるよーなニュアンスー
男の子は寮から一人暮らしの男の部屋を訪ねる=なついてはいる
心のつながる血のつながらないろくでなし集団のほんわか心模様を描いた作品なのでしょうか?
カンヌ映画祭受賞作品としてふさわしくない陰気臭い映画としか思えなかったデス
観た人、どんな感想をもちましたか?

A 回答 (8件)

初公開時に劇場で観ました。

ご質問の上から順番に回答します。以下、ネタバレ。





>なぜ自分らの子供が親の元妻と同居していて何も言わないのか?いらないから?

両親はあの子が元妻と同居しているのを知りません。家出したままだと思っていて、でも見栄を張って「留学中」だと言っています。知っていたら、元妻本人に向かって「長女は外国にいる」とは言いませんよね。

ちなみに、子も、婆さんが両親に会いに行っているのを知りません。すべての真相は事件発覚後に警察から聞かされました。でも「いらないから?」というご意見はたぶん、あたらずといえども遠からずですよね。優秀で聞き分けのいい(しかし客に挨拶すらしない)二女に比べて、長女には手を焼いていたのではないでしょうか。

>長女は外国へ・・とごまかし合ってましたが、愛人の子の奥さんはなんて返したのでしょうか?

「なんて返した」とは何に対してですか?

>心のつながる血のつながらないろくでなし集団のほんわか心模様を描いた作品なのでしょうか?

そう見せながらもダークなのが是枝作品らしいのではないでしょうか。

登場人物はそれぞれに表向きの理由がもとでさまざまな犯罪をおかしていますよね。しかも似た犯罪を、世界に住む私たちは、自分の国で現実に見聞きしてきました。

ですが、こうして内情を垣間見てみると、その根底には寂しさと、複雑な社会構造があるのがわかります。婆さんは、金もほしいのでしょうけれど、それよりも、うわべを繕う"シアワセ家族"に対して心の中でほくそ笑んでいます。その一方では、自分を慕う家出娘を、完全に道具として観ているわけではなく、心の拠り所を見出しているのかもしれません。

家出娘を返さないのも、男の子をパチンコ屋からさらったのも、女の子を庭からさらったのも、社会の法では「誘拐」ですが、じゃあ、保護って何? 幸せって何? と観客に問いかけています。

ポイントは、私たちだって、いつどこでショッキングな目に遭って、心が折れて、この家族のように価値観の歯車が崩れて、それ以上に発狂しないようにするために、まやかしの幸せにすがりつくとも知れません。

でもカンヌ受賞の最大のポイントは、この映画が、是枝が目指してきたものの(現時点においての)真骨頂だからだと思います。社会派ドキュメンタリー出身の是枝は、ずっと同様のテーマや設定でフィクション映画を撮ってきて、この映画でそれを理想の形に持ってきました。それをカンヌの映画通たちは観ていたのだと思います。(しかもオリジナル脚本だし、欧米の白人の映画じゃないし。)

また、現在は、世界的に格差社会が広がっていますので、こういう作品や、昨年のオスカー作品賞を受賞した『ムーンライト』のように、"格差の底辺にいる人たちの心の中に入り込ませてくれる映画"に注目が行くよう、受賞させるのだとも感じます。

>観た人、どんな感想をもちましたか?

映画館で観ると違うのかもしれませんが、私は大好きでしたし、公開当時の評判もよかったですし、キャストそれぞれの演技は、ほかの出演作に比べてもよかったと感じました。特に好きだったのは、"万引きはいけないし、しかもバレている"と思わせてくれた点であり、なぜバレているかというと、きちんと社会が見守ってくれてきたからだ、というストーリー展開と、思春期の子の力を信じている点が、是枝の理想を物語っているとも感じました。個人的には「だからあの子役だけがイケメンだったのか」とも思いましたが。

なお、このようなご質問文には必ず「ネタバレ注意」の一言を冒頭に添えていただくようお願い申し上げます。
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この回答へのお礼

質問へ答えていただきどうもありがとうございます^^
両親は子供が元妻と同居中なのを知らないのですねー
「留学中」=お互い暗黙の隠語なのか??と深読みしちゃいました^^;だははぁー
あの女子高生も老婆が両親と会っているのを知らなかったのですねー
長女はよく思われていなかったのですかねー
えっとー夫が「なんで元妻がくるんだよー」へ妻はなんと返事したのかなぁ?と
老婆は玄関でお金(14万ほど?)貰ってましたがあれは、娘が家出中なのをいいふらさない用の口止め料?なのでしょうかねー
犯罪をする人の心の奥底の隠れた寂しさ、
ばーさんはかなり孤独を癒すことができたかもー
ふと家族をレンタルする高齢の人が浮かびましたw
幸せな誘拐と冷たい保護。。。どっちが幸せなのでしょう~?
この監督さんはこの映画と同様のテーマをこれまでずっと撮ってきたのですかー知りませんでした^^;
この映画はその集大成だと。
オリジナル脚本(確かにさすがに観たことがありませんもんねw)
東洋人の俳優ばかりですしねーw
確かに世界的格差社会が広がりつつあります。
ふえつつある底辺の人の心へ響く映画をあえて受賞させるーなるほどぉー
そーいえば「あの男の子いい顔してるよねー」と母が言いましたw
「ネタバレ注意」・・・しまった>_<
これから書くように気をつけます。
たいへん貴重なご回答ありがとうございました。m(__)mぺこりんっ

お礼日時:2019/07/23 01:00

『万引き家族』は確かに日本では万人受けするような映画ではありませんね。

どんな映画でも、良かったと思う人もいれば、良くなかったと思う人もいます。良かったと思った人たちが、この映画のどういった点を評価してるのかなどは、他の回答や他のサイトにゆずるとして……
https://www.imdb.com/title/tt8075192/ratings

『万引き家族』は、2018年の第71回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門で上映され、最高賞のパルムドールを受賞しました。カンヌ映画祭は国際映画製作者連盟(FIAPF)が公認してる映画祭。FIAPFが「コンペティティブ長編映画祭」と公認してる映画祭には他にベルリン、ベネチア、東京などがあり、現在全部で15程度。

これらの映画祭の長編コンペ部門の上映作は、その映画祭の長編コンペ部門の作品選定ディレクターが選んでます。ディレクターは同じ人が何年も務めます。できの悪い作品ばかり選んでしまうと、すぐクビになりますけど。

賞を選ぶ長編コンペ部門の審査員は、毎年違う人たちが務めます。複数の賞が特定の映画に集中しないように、賞をバラけさせるように決められてる映画祭が多いようです。審査員の議論は完全非公開とされ、映画祭事務局側の人間も完全に閉め出されており、審査員(とその通訳)しか議論の内容は知りません。賞を発表した後の記者会見などで、どのような議論があったのか審査員らが話します。

映画祭受賞作というのは一般受けする映画というより、批評家受けするような映画になりますね。そもそも一般受けするような映画はあまり上映されてない。このため、大ヒット映画ばかり観てる人には受けない作品になるのかもしれません。そこが、アカデミー賞などの賞と映画祭の賞との違いです。


2018年のカンヌ映画祭の長編コンペ上映作は21本。
http://www.allcinema.net/prog/awardmain.php?num_ …

他の上映作も見て、自分ならこれが最高賞で男優賞と女優賞はこの人とこの人などと選んでみると面白いですよ。DVDなどがもう出てるのは『万引き家族』『寝ても覚めても』『バハールの涙』『アンダー・ザ・シルバーレイク』。また、映画館で現在上映中の作品もありますし、これから公開の作品もあります。ぜひ足を運んでみてください。

4/19から全国順次公開中『幸福なラザロ』
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=l …

4/20から全国順次公開中『イメージの本』
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=q …

6/1から全国順次公開中『誰もがそれを知っている』
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=e …

6/28から全国順次公開中『COLD WAR あの歌、2つの心』
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=c …

7/20から全国順次公開中『存在のない子供たち』
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=c …

8/23公開『ドッグマン』
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=d …

9/6公開『帰れない二人』
http://www.bitters.co.jp/kaerenai/theater.html
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この回答へのお礼

映画祭はカンヌ以外ベルリン(ドイツ)、ベネチア(イタリア)、東京など全部で15程度もあるんですねィ~
知りませんでしたぁー☆☆きらーんっ
上映作を選ぶのはたった一人のディレクターのセンスなのですかぁ~知りませんでしたー
審査員は毎年別の人なのですねーその年限りの審査員のメンバーの感性とご縁がある映画が受賞するのですねー
もはや「運」かもw

>映画祭の受賞作は批評家受けする作品
・・なるほどぉ~@_@*ものすごぉーくなっとくです☆きらーんっ

。。。大ヒット映画ばかりみてるかもーー;;汗

自分が審査員となったよーな気持ちで映画をみるとまた違った趣がでそうですねー^^
教えてくださった映画、ご縁があれば みれるだけ みたいですー
-___さまのご回答のおかげで映画への興味を少し深められたよーな気します^^
他の方と別方向からのおもしろいご回答どうもありがとうございました。m(__)mぺこりんっ

お礼日時:2019/07/23 01:21

是政監督の作品ってこんなものです。


カンヌの映画祭も話題目当てで賞を与えることが多いので、審査員もよくわかっていないというか、
何もわかっていないと思います。
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この回答へのお礼

是政監督の作品は こんなものなのですか?
他の作品ご縁があればみてみたいかもー
選考委員の人はフランス人っぽィようなのでよくわかってないかもしれませんねー
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/07/23 01:04

答えは各々考えて下さい、という作品の方が、ヨーロッパでは受けると思います。



それに、日本の文化に興味のある人も多いみたいだし、真面目と思われがちな日本人の中でも、犯罪歴があったり、犯罪歴があっても子供たちのことを想ったり、想っていても社会に認められるような演説をぶつ頭は無くてただただ涙を流すしかない惨めさも表現されていたし、そういう弱い人の心情を一切くみ取ろうとはせずに正論だけを振りかざす警察という国家権力の末端の人間も描かれていましたよね。
子供を虐待しておきながら取材陣の前では子を思う親を演じ、そんな卑怯者が擁護されてしまう構図も描かれていたし、老婆を信用してきたからこそそこそこ裕福そうな家を飛び出して風俗で働きながら汚い家に住み、それなのにその老婆から裏切られてきたのかと戸惑う大人になり切れていない女の子の不安げな表情、そしてその親の嘘、嘘を見抜いているからこその老婆の老獪ぶり・・・人間の様々な弱さ・汚さを、貧富の差関係無く、上手に描き切っている作品だと思いましたし、そんな大人たちの中で暮らしながらも、自分よりももっとか弱い少女と暮らすようになったことと自分の万引きと言う行為を知りながらも見逃してくれていた駄菓子屋主人のたった一言で、少年自身が正しい道を歩もうと決めたところで、ようやく救われる心地がしたし、でも、そんな少年に置いてけぼりにされる偽の父親の無様な姿の中にも、人間が一人ぽっちで生きることの辛さを、裕福な人でも共感できたんじゃないかと思います。

樹木希林さんと安藤サクラさんがいてこその作品だった気もしますけどね。
私が大好きな女優:ケイト・ブランシェットさんも、安藤サクラさんの泣きの演技にはかなり衝撃を受けたそうですし、そのコメントを見てからこの映画を観たんですが、あの場面は釘付けになりましたね…眉間にしわを寄せるでもなく、ただただ涙を流すだけって、私の人生の中では有り得ない泣き方だろうと思います。
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この回答へのお礼

ヨーロッパ受け・・・なるほどー2番さまのご回答より選考委員はフランスの人っぽィですしねー
正論だけを振りかざす国家権力の末端を描いたのは弱者との対比への表現技法。・・・なるほどぉー
あの泣き顔はどう説明していいのかわからない悔しさ、惨めさの表現なのですねィ~
擁護・・・一応「なぜ捜索願いをださなかったのですか!??」と女性記者がつっこみ入れてましたけどねーw
女子高生の「え˝~おばあちゃんはお金のために私と暮らしたの?」と言った瞬間の彼女の切なそうな表情は
おっしゃるとおりの気持ちが伝わりました。
偽の妹の存在が偽のお兄ちゃんを更生させていく過程も十分伝わりました。
樹木希林さんと安藤サクラさんがいてこその作品
安藤サクラさんは「まんぷく」で知った女優さんですが、失礼つつ美人じゃないけど、とてもおもしろいというか知れば知るほど味のある女優さんだなぁ~とこの作品をみて再度思いましたw
・・・確かにサクラさんの泣きの演技、眉間にしわよってなかったかも?
私はまんぷくと同様の腕の動きへ視線が寄りましたw
mibuloveさまの人の心情を汲み取る文章の表現はとても秀逸で感心いたしましたw
トレビアーン(きらーん☆)
貴重なご回答どうもありがとうございました。ぺこりんっ

お礼日時:2019/07/23 00:33

最も身近な犯罪を助長し青少年に悪影響を与えるようなものを放送していいのかって思いました。

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この回答へのお礼

。。。確かにw悪影響ありそうですよねー苦笑
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/07/23 00:13

仕事があったので途中までしか観ていませんが、日常が余りにもリアルに表現されていて、純文学だと感じましたよ。

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Yahoo映画


https://movies.yahoo.co.jp/movie/363357/

映画.com
https://eiga.com/movie/88449/

filmarks
https://filmarks.com/movies/77796

それぞれの映画サイトのレビューを参考にしてみてください。
私自身はとても面白く感じました。
「日本の平成の格差社会」を見せてくれたと思います。
で、そのウソモノの家族こそが実は血のつながっている現代日本の平成の家族よりもより家族っぽかったなぁとも思いました。

正直言って「カンヌ映画祭」の選考委員の意見を聞くのが一番でしょうね。
選んだのはカンヌ(フランス)ですし。日本人の感性とはまた違うのかもしれません。
一連の北野武監督の作品もフランスではめちゃ評価が高いです。
これも日本人にはわかりにくいかもしれません。私は彼の作品は好きですが。

https://realsound.jp/movie/2018/06/post-204161.h …
ここも受賞理由をわかりやすく書いています。
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この回答へのお礼

いろいろなURLどうもありがとうございました^^
受賞理由のURLがとてもためになりました。
”誇り高い内部告発”。。。なるほどぉ~(電球)あえての今の日本の底辺の実情を何個も詰め込み、描ききったのですねィ~
「日本の格差社会」。。。なるほどー周りに底辺の人がいないのでピンときませんでしたけど
血のつながりより心のつながりのウソンコ”家族”のが人は居心地がよい・・というのはなんとなくわかる気しますー苦笑
選考委員の人はフランス人なんですねー
まさかの経済大国日本、しかも東京の隠れた底辺の実情は興味深かったのかもしれません。
born1960さまのご回答を拝見したら、ちょっと趣のある映画のよーな気もしてきましたw
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/07/23 00:12

期待が大きいとがっかりすることがありますね。

特に感動もなかったし、かと言って見なければよかったというわけでもなかったですが……2時間半もあって長いわ!と思いました。先日放送された東野圭吾さんの「祈りの幕が下りる時」でしたっけ、あの映画の方が最後号泣しました。
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この回答へのお礼

確かにカンヌ映画祭受賞作品という期待値が大きすぎたかもしれませんーw
あー東野さんのみたかったーw見逃しましたw
レンタルしようかなーw
回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/07/23 00:00

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