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大砲の射程を調べていて思ったのですが、直径の大きい砲弾を撃つ大砲ほど射程が長いと思います。
 例えば戦艦大和の46センチ砲は初速780m/秒で最大射程は42km、一方同時期の1式47ミリ機動砲は初速830m/秒もあるのに最大射程7kmにしかなりません。
 大きい弾のほうが空気抵抗が大きいはずなのになぜよく飛ぶのでしょうか?

A 回答 (7件)

単位体積当たりの表面積が小さくなるからです。


例えば、1辺0.1mの立方体の表面積は0.06m²。体積は0.001m³
0.001m³当たりの表面積は0.06m²。
次に1辺1mの立方体の表面積は6m²。体積は1m³
0.001m³当たりの表面積は0.006m²。
この場合単位体積当たりの表面積が1/10となって、空気との摩擦が小さくなって
体積の大きい方が遠くまで飛びます。
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慣性質量が大きいから。



慣性質量すなわち「運動状態の変化のしにくさ」。
止まっていれば動きにくく動いていればその向きも速度も変わろうとしないということ。

なので、初速も材質も同じなら、
直径が大きい方が単純に重量も重く、それは慣性質量が大きいということである。
したがって初速から速度が変わりにくく、初速の勢いそのままに遠くまで飛んでいく。
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惜しい!


直系ではなく、砲弾の重量です。

実は、砲弾の1キログラム当たりの空気抵抗が、大型弾の方が小型弾より小さいのです。
従って同じ初速にまで加速できる場合は、大型弾の方が飛距離が伸びます。
ご指摘の比較では、多少初速が劣っても大型弾のメリットの方がはるかに大きケースになります。
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>大きい弾のほうが空気抵抗が大きいはずなのになぜよく飛ぶのでしょうか?


「運動エネルギーの総量が桁外れに違う」と言う単純な話しだから・・・

大和型戦艦の主砲(45口径46cm砲)で撃つ九一式徹甲弾の弾頭重量は1,460kg、初速780m/sec.で計算した運動エネルギーは444,132,000J。
一式機動四十七粍砲で撃つ一式徹甲弾の弾頭重量は1.5kg、同830m/sec.で計算した運動エネルギーは567,675J

空気抵抗が大きくても、運動エネルギーが780倍以上あるからねぇ(^-^;
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大きいものはそれなりに打ち上げる時にエネルギーが要ります。


空気抵抗を考えなくて、例えばボールを投げた時、力をいれた方がボールの重さに適当に打ち勝てば、遠くまで行きます。
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口径が大きいほど砲弾の重量が大きくなります。


初速におけるエネルギーは、重量の2乗に比例します。
飛行中の単位重量に対する空気抵抗(飛行速度の減速要因)は、
口径の大きいほうが小さくなります。
これらを考え合わせれば、
大きい弾のほうがよく飛ぶという結果になります。

単に飛行距離と言う面で見れば、打ち上げ角度も重要になりますが、
時間がかかれば標的に逃げる時間を与えることにもなります。
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地球が丸いため第一宇宙速度を超えたら永遠に周りつづけます(空気抵抗がないとして)。

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