アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

HClとNaOHの中和反応の中和熱を求める問題で、HClよりもNaOHの物質量は小さい...って書いてあるんですけど何故こうなるのか教えて欲しいです

「化学の中和熱」の質問画像

A 回答 (3件)

この反応はHClが残っているので中和反応と言わない。


https://manapedia.jp/text/225
この方法で中和反応熱は求められるが、中和反応の実験ではない。
    • good
    • 0

なぜそうなるのかは、写真の説明文に書いてあります。



NaOHの物質量は 2.0[g] / 40.0[g/mol] = 0.050[mol].
2.0[g] は、(写真の範囲には書いてありませんが、おそらく)
問題文で与えられた NaOH の質量で、それを
NaOH の分子量 40.0 で割れば物質量が出ます。
分子量は、NaOH を構成する原子の原子量
Na が 23、O が 16、H が 1 の合計として求められます。

HCl の物質量は、(これも、写真の範囲外なので、想像ですが)
問題文で、濃度 2.0[mol/L] のものが 50[mL] と与えられていて
2.0 [mol/L] × 50/1000[L] = 0.10[mol] と計算できます。

0.0050[mol] が 0.10[mol] より小さいことは説明不要ですね?
算数としては、それだけの話です。

なぜ、物質量で考えるのか?と言えば、化学反応を考えるのに
原子説、分子説にもとづいているからです。

NaOH + HCl → NaOH + H2O を図で説明するとき、
NaOH を Na,O,H を表す 3個の丸が線で結ばれた模型で
HCl を H,Cl を表す 2個の丸が線で結ばれた模型で表し、
NaOH の模型が Na+ の丸と OH- のカタマリに
HCl の模型が H+ の丸と Cl- の丸に分かれて、
Na+ の丸と Cl- の丸がくっついて NaCl になる と書きますよね。
このように、物質は原子や分子の粒で構成されていて、
それがくっついたり離れたりする様子を粒の個数で計算できる
と考えるのです。

物質量とは、この「粒の個数」のことです。
鉛筆なら、本数を 1[ダース] = 12[本] で数えますが、
原子や分子は 1[mol] = 6.02214076×10^23[個] で数えます。

モル数は粒の個数そのものなので、
Na+ の丸と Cl- の丸がくっついて NaCl のカタマリになるときに
カタマリが何個できて、Na+ と Cl- のうちどちらが余るかを
模型から直感的に考えることができるのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変詳しい説明ありがとうございます
参考にさせていただきます

お礼日時:2019/08/11 15:11

単純な話でしょう。


あなたが一人、帽子が二つあったところで、被れる帽子は一つですよね。
NaOHが1個、HClが2個あったところで、中和反応は2個分でも1.5個分でも3個分でも無く1個分ですよね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

熱の前に中和反応復習します
回答ありがとうございました

お礼日時:2019/08/11 15:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!