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肝炎になると、血液検査で肝機能の値に異常値が出るのでしょうか。
逆に、肝機能に異常値が見られなければ、肝炎ではないと言えるのでしょうか。

A 回答 (1件)

肝炎とは、肝炎ウイルスが寄生している肝臓の細胞を、白血球のキラーT細胞などが異物と認識して破壊している状態です。


 (肝炎ウイルスが作る蛋白が細胞表面に現れることから、白血球が異物と認識し破壊する訳です)
破壊された肝細胞の酵素が漏れ出ているのがALT(GPT)などです。
肝炎になりその破壊が進むと肝硬変と言う状態になります。
また、B型やC型肝炎ウイルスはそのウイルス遺伝子が細胞核内に侵入し癌遺伝子となりますので肝臓癌が生じます。

肝炎ウイルスが寄生していても、白血球が破壊していない状態が無症候性キャリアです。肝炎と言う病気にはなっていない訳ですのでALTなどは正常です。
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