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日本では様々な規制が拡大解釈され、その拡大解釈を基準に「規制緩和が必要だ」「戦略特区の指定が必要だ」と言って騒いでいます。

例えばアメリカと日本でほぼ同じ道路交通法の規定が存在していて、日本では路上でキックボードに乗ると規制に引っかがるとされ、車道を走ることができず、様々な装備も必要とされることになったりして警察が出てくるような自体になったりします。
インターネット黎明期も、Googleが行っていたような検索サービスは著作権法違反を始め様々な法律に引っかがるものと言われ、検索サービスはホワイトリスト方式(許可のないものはリストに入れてはならない)でなくては行けないと日本の偉い人たちは言っていました。
日本の偉い人がそんなことを言っている間に、Googleが世界的なスタンダードとなり、日本のIT企業など存在しないに等しい状態になり、しばらくするとGoogleのような検索サービスが違法と言っていた人たちは何も言わなくなり、皆が当たり前のようにGoogleサービスを利用するようになりました。
Youtubeが出たての頃もそうでした。日本ではニコニコ動画とYoutubeが競り合っているような状況でしたが、さまざまな法的違反の指摘がなされ続け、ニコニコ動画はは批判にさらされ多くのサービスが会員限定となって行きながら萎んでいき、間口の広いYoutubeがスタンダードな動画配信サービスとなって行きました。

日本ではあらゆる法律が拡大解釈されながら運用されるのはなぜですか?

A 回答 (7件)

違いという事なら、


アメリカはいろんな場所から来た人たちが集まってできた国なので、習慣、慣習、通例・・・って概念を捨てないと成り立たない。
そこで、細かい部分まで文書化して規定する必要があったから と考えてます。
とは言え、今では日本も 両隣も朝はごはん、味噌汁、納豆って時代じゃないから、曖昧さを徐々にでも減らさないといけない。
不十分な契約書とか仕様書でも 話し合いで折り合いをつけてアフターサービスとして回収したり・・・うまくいくときはお互いに迅速に進められるんですけど、トラブル発生時は、通例や慣習が昔ほど重要視されないので両者納得のいく結論に至らない。
それどころか、裁判って身近に感じないから訴訟するって方向に向きにくい。

ただ、1行目の 拡大解釈云々ってのは別物と思います。
現在の規制によって利益を得てる人が抵抗してる結果じゃないかね?
で、金と票持つ人による妨害って手ごわいから、まずは戦略特区で限定的に施行してから・・って段階的にすすめる事になる。
最近だと、IRとか。絶対反対ってドンもいれば、カジノは全体の2%って人もいるし、よくわからない。
自動車の次の食い扶持が見えない状況で、いろいろな立場の人たちが文句を意見するのも良い事だと思うけど、まぁ、新聞、テレビってメディアも地主の側面があるから、我々には分かりにくくしてるのかもね・・・
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拡大解釈によりますよ。


法律も方便です

拡大解釈や反対解釈がないと世の中堅苦しいものですよ。
例外のない法律はないと言うのが法律というものです。

憲法だってそうです。
よく言われていることですが9条の「前項の目的を達するため以外は陸海空軍はこれを所持する」と読めばいいだけの事です。この解釈がなければいまごろ日本は他国の領土でしょう。
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まるでこの考えは誤解です。

勿論拡大解釈は、日本の方が大きいのは言うまでも有りません。アメリカが拡大解釈を極端に少なくするのは、アメリカの法体系から来ています。日本と違い、アメリカは、法律を作りっぱなしです。つまり相反する法律が幾らでも存在するのです。だから弁護士の仕事は、日本よりはるかに多くなります。恐らくすべての法律を理解している法曹界の人間などいないでしょう。コンピューター社会となった今は、検索すれば誰でもベテラン弁護士であり、検事、判事となります。

こんな社会で、拡大解釈などして居たら、判決など出せません。時の政権は、平気で前政権を否定する法案を持ち出せるのです。
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興味深く読ませてもらいました。



確かに、昨今の日本は規制だらけで
新規産業開発の芽を摘んでいますね。

携帯だって、規制を取っ払ったら、あっという間に
広がりました。

規制緩和は、昔から指摘されていますが、
遅々として進んでいません。




日本ではあらゆる法律が拡大解釈されながら
運用されるのはなぜですか?
 ↑
一つは、日本語の曖昧さが指摘されています。

一つは、行政権が強すぎる、ということが
指摘出来ます。

法令の文言は曖昧にしておいて、実際の運用で
適切にやっていこう、という考えが強いのが
日本です。

なぜ行政権が強いのか、といえば議院内閣制であり
政党制です。

議院内閣制や政党制は英国も同じですが、
英国は近代民主制800年の歴史があり、
慣習法の積み重ねがあるので、日本とは異なります。

更に言えば、国民が均一的で、対立を好まない
からでもあります。
白黒をハッキリさせるには、法令で明記すれば
良いのですが、
日本人はこれを嫌います。

だから灰色決着を望み、それには行政の方が
適当です。
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ご質問の主旨から外れているかも知れませんが、日本の官僚は規制を増やして天下り先を作るのが得意なのです。

それ以外には何も理由はありません。
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基本的な物の考え方の違いで。



日本は最低限の内容で法律を整備しているので、そのケースによって適用できるかどうか余地があります。

アメリカは具体的にそのケースに対して法を整備する傾向があるので、解釈の余地が少ないのです。

日本には柔軟性があるけどアメリカには硬直性しかないとも言えます。

最近は日本も、ディベート(という名前の言い負かしたら勝ちみたいな論法)で物事を白か黒で図る人が増えているので、多様性や柔軟性が失われつつありますが、まだガチガチなアメリカよりはマシな状況という事です。
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米国は訴訟大国だから。

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