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地球 月。
なんで地球だと大気圏があって地上があるんですか?
月って月面ですよね?
火星や木星とかも地球と同じように大気圏があって地上があるんですか?
月だけ表面に着陸するものなのですか?

「地球 月。 なんで地球だと大気圏があって」の質問画像

A 回答 (3件)

地球の方が大きいからです。



大きければその分引力も強くなります。
かつてアポロが月に行ったとき、
地球を脱出するときは「サターンⅤ」という三段式の巨大ロケットを使わなければいけませんでした。
しかし月を出発するときは、月着陸船の噴射ノズルだけで十分でした。
それだけ引力が違っていたのです。

これはロケットだけでなく大気を構成する気体分子にも働きます。
地球なら相当の引力で大気の気体分子を引っ張ってとどめておくことができます。
しかし月にはそれほどの引力がないので、気体分子はどんどん宇宙空間に逃げていってしまいます。
水さえも引き留めておくことができませんでした。
結果、地球は地表で1気圧の大気を持つことができたのに対し、月はその100兆分の1以下以下という、真空と呼んでも差し支えない大気になってしまったのです。

火星も月ほどでないといえやはり地球よりずっと小さいです。
そのため地球の気圧の約0.75%という希薄な大気になっています。

金星はちょっと事情が違います。
大きさは地球とほぼ変わりませんが、太陽に近かったため温室効果が暴走したと考えられています。
硫酸雲のふたがしてあることもあって、表面気圧は地球の90倍という超濃密な大気になっています。

木星はそもそもでき方が地球と異なり、一概に比べることができません。

地球付近では太陽からの風により、太陽系空間を漂うガスは早い段階で吹き払われてしまいました。
そのためそれらのガスの集積が起こらず、表面は岩石、その外にわずかな気体が取り囲む構造になりました。

一方木星付近はガスの消失が起こらなかったため、ある程度成長した岩石惑星の上に大量のガスが降り積もりました。
木星の表面と見えているのは、地球でいえば雲のようなもので、地面のような実体がありません。
そしてそういうでき方をした惑星は「ガス惑星」と呼ばれ、そのガスの部分も惑星本体とみなすことになっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます、とても勉強になりました、他の回答者様もありがとうございます。

お礼日時:2019/09/07 22:13

気体をつなぎ止めるだけの重力が有るか無いかの違い



火星にも金星にも大気圏は存在する組成は違うけど
水星にも薄い大気圏有るはずだが、太陽風が強くて剥ぎ取られがち

木製や土星のようなガス型惑星にも核が存在していて地表は有るはずだが
重力が強すぎて、固体でなく液体の可能性もある
ホントのところは観測出来ていないから推定や仮説

火星も金星も着陸するには硬い陸地がないとね
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磁場の強さが関係しているのではないかなと思いますね。



太陽系の惑星はそれぞれ磁場を持っており。
目には見えませんが、地球の場合は北極と南極にかけて幾層も発せられていて(変動するS極とN極)太陽から発せられる太陽風などから地球を守っています。
地球は防御服を着ている状態ですね。
(ただし、太陽風の規模の強さによっては突き抜ける可能性も……)
ですから、防御服の中にある大半の物質は宇宙の外に出ず地球内で循環しているわけです。

ただ、月の場合は磁場が弱いので、とどめて置ける物質も非常に少ないのではないでしょうか。
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