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現代文の問題集、参考書についてです。
自分は現代文の論説文については読み方がわかるのですが小説についてはどうもうまく読めません。そこで小説の説明や問題が充実している問題集や参考書あれば教えてください。

A 回答 (4件)

ある程度は論理的に読めますし、大学受験ではそういうことしか問われないはずです。


人によって見解が分かれることは問われないか、あなたの意見を書け等という論述問題になりそうです。

羅生門を読んで、とても楽しい気分になった、というのは、余程の理由がない限り間違いと言って良いのです。
各種の表現をどう理解するかは、ある程度の常識的な合意が存在するのです。
マーラー交響曲第一番4楽章の冒頭を聞いて、のどかだなぁ、とは誰も思わない。
ホルストの惑星の火星を聞いて、かわいいなぁ、という感想も、まぁ無い。
最低限の常識的な合意があるから、芸術が成り立つのです。

そもそも、たぶん書き手は論理的に書いているはずなのです。
雨の中をひたひたと歩く、バチャバチャと歩く、歩く、どれにしようか、雨音や雨の方を強調しようか、前後の文脈や展開から、どう表現するかある程度論理的に決めているはずなのです。
冒頭がそれで、ラストが、その道端の、復讐を遂げたその侍の墓(20cmくらいの棒が一本立ててあるくらい)の横を、子供らが雨の中元気に走って家に帰る、なんてシーンになるかもしれないのです。
そうすると冒頭はどうすれば良いのか。
普段はお調子者で、子供のように元気に走る侍なのか、心に暗い影があり、しかも人目を忍ぶように歩く侍なのか。論理性なんです。
ラピュタを見て、ムスカが心配になる人はあまり居ない。そうなるように宮崎駿がある程度論理的に計算しているはずなのです。

芸術というのは、常識的合意の元に、一つ一つの柔らかみのあるパーツを、論理的に組み合わせた物であるのが基本です。
評論文なら一つ一つのパーツはもっと固いのだけれど、しかし、その固いパーツも、結局意味が解らないんですね。
前後の文等で説明がしてあることが普通。
結局、固くても柔らかくても、その辺りは大して変わりません。

ただし、東大京大一橋みたいなところでどうなっているかは知りません。が。
いずれにしても、どんなレベルでどう躓いているのか、です。
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小説は筆者が決めた流れに身を任せないと意味が取れません。

問題集や参考書でどうにかなるものでは無いのです。
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問題集ではなく、本物の小説をたくさん読むしかありません。



言っておきますが、小説は「論理的」には読めません。「行間」とか「書かれていないこと」を想像しながら、「表現の裏」「言葉の裏」にあるものを感じながら読むものです。書かれていないことは「人間の感情の機微」だったり「微妙な気持ちの妙」だったり「哀しい人間の性」だったりします。
それに対して機械的、論理的に「正解」を出すという作業自体がしょせんは無理難題であることを知った上で学習を進めてください。
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ちゃんと現状学力や志望校を書きましょう。


評論なら読めます(センター6割)
と、
評論なら読めます(東大過去問で合格点)
とで考えなければならないことがエラク変わります。
私には後者のことなんてこれっぽっちも分かりませんが、前者に近い辺りなら、出口などの方法論がしっかりした教材で、「評論の解き方から身につけて」、次いで小説の解き方を身に付けるこです。
なんだか解ける、じゃなくて、かくかくしかじかだから答えはこう、と明示的な方法論を確立し、それを小説にアレンジしていく、アレンジのトレーニングも教材でやる、というのが良いだろうと思います。
方法論の確立、方法論と教材とのマッチング無しに、いきなり小説だけどうにかしようというのは賛成できません。
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