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双子座流星群見逃しちゃいました。でも、獅子座流星群とか、周期的に見える流星群ってどうしてあるんでしょう?彗星の塵の中に地球が突っ込むからって事は理解していますが、彗星の塵だって運動していなければ、太陽に全て吸い込まれちゃうような気がするし。
 チューブ状に広がっっている塵が、太陽の周りを公転していて、周期的に地球がその中を通過すると考えていいんでしょうか?
 でも毎年ほぼ同じ時期に見れるって言われると、地球の公転軌道上の、とあるポイントに静止していると考えた方がイメージとしては簡単なんですけれどもね。もし、地球と同じ公転軌道で反対回りだったら年に2回みれたりしますかね?(最後のは冗談ですけれど)

A 回答 (2件)

こんばんは。



彗星の塵は、えらいスピードで運動している、
すなわち、「太陽の周りを(きちんと)公転」
しています。

あまり運動しないで漂っていた塵が、
地球の引力に引かれて落ちてくるのではなくて、
自分自身の公転速度で突っ込んでくるからこそ、
大気の断熱圧縮というか、
大きな運動エネルギーが熱エネルギーに代わることにより、
大気をプラズマ状態にして光るのです。

(「大気との「摩擦」で温まり、酸素と化合して燃える」のではありません。)

2地点以上からの同一の流星の観測により、
その流星が、地球に突っ込んでくる前にどのような
公転軌道をとっていたか計算できます。

ふたご座流星群は、長らくその母天体が不明でしたが、
最近発見された小惑星ファエトンが
その軌道とそっくりなので、
今はこれが母天体であろうと思われています。

ひょっとしたらその小惑星は
「汚れた雪玉」である彗星の核の
なれのはてなのかも知れません。

毎年同じように出現する流星群のダストは、
その公転軌道上にほぼ均一にチューブ状に分布していると考えられます。
しし座流星群などはおそらくまだ「若い」流星群なのでしょう、そのダストの分布が片寄っていて、
太陽に接近したときに温められて放出した「ダストトレイル」がかなりまとまった形で公転していると
思われます。
普通は、彗星が地球の軌道を通過した直後に地球がそのダストトレイルの中に突っ込めば大出現となりますが、
数年前に日本で大出現したしし座流星群は、
母天体が地球に再接近してから確か2年くらい経っていたものと思います。
これは今回の接近のときのダストトレイルによるものではなく、
何回か前に太陽に接近したときに放出されたダストトレイルが、
彗星の軌道上を、彗星と少し離れた場所で、
ある程度まとまって公転していて、
そのトレイルが地球に突っ込んだためでしょう。

しし座流星群のような出現をする流星群があることからも、
流星のもとの塵はただ単に宇宙に漂っているのではなく、
きちんと公転軌道をとって運動していることが理解できると思います。

では。
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この回答へのお礼

ご教授ありがとうございます。流星は燃えて光るものとばっかり思っていました。彗星も小惑星になることもあるなんて、昔天体少年だった私に合った回答でした(私の程度がしれますが笑)

お礼日時:2004/12/20 08:48

こんにちは


双子座流星群の原材料は、「小惑星ファエトン (3200) Phaethon」が撒き散らした【塵】です。
この塵は、宇宙空間を漂い続けています。
この中に地球が突っ込む事で、流星群が発生します。

なので
『チューブ状に広がっっている塵が、太陽の周りを公転していて、周期的に地球がその中を通過すると考えていいんでしょうか?

が正解です

塵は漂っているだけで、余り移動しない状態です。

別の流星群(しし座流星群)の話ですが、以下のページが分かりやすいかと思います。
一度ご覧ください。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/8946 …
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました。小惑星のまき散らした塵というのは新しい知識でした。

お礼日時:2004/12/20 08:27

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