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主に『海賊船』、中世の海賊のイメ-ジなのですが、船の種類はどのようなものを使っていたのか。

また、船にはどのような部位があるのか。
(マストくらいしか知りません;)

フェリ-とか客船とか色々ありますが、船については何もわからないのでどなたか教えていただけると有り難いです。

そこまで専門的でなくても全然構わないので、
一般常識の範囲で教えて頂きたく思います。
『海賊船』ということを念頭に置いて頂けると、更に助かります!

A 回答 (5件)

海賊船がどんな船かというと、海賊の使い勝手がいい船ということになります。

(あたりまえですが。)

現代の海賊は、下記の方が書かれているところが実情だと思います。要は海峡等で地形が入り組んでいて、複数の国が国境を接しているところで起きているということです。監視の甘い国の陸から出撃して、襲撃、関係国が気づいて海軍や沿岸警備隊を送り込んでくる前に撤退するというHit And Run方式になりますね。それには、外洋には出られるけれど、ひたすら足が速く、目立たない小型の高速モーターボードやクルーザーが便利ということになります。

海賊の多くは、比較的、陸から近いあたりを航行する船を襲いますが、大航海時代(15世紀~16世紀)のように航路帯で待ち構えていて、襲撃することもありました。(スペインの商船が新大陸から掘り出した金銀を本土まで持ち帰るときに、カリブ海やイギリス近辺の海を通過するときにイギリスの海賊が襲撃)。このような場合は、相手の船も大型で重武装のことが多いので、それに対抗するべく大型の船体に大砲をたくさん積んでいる船が用いられました。大概の場合は、国と国との間の紛争に際して、相手国を締め上げるために、自国の船舶等に私掠船免許(免許に書いてある国の船舶を襲撃しても罪にならない。取り上げた物資は国が買い上げて何割かを配当する。)を与えて、海賊行為を奨励することが多かったようです。当時の代表的な海賊としては、海賊から植民地総督まで成り上がったヘンリー=モーガンや、世界一周をした上で散々スペイン船を襲撃し、ナイト爵までもらったフランシス=ドレークが有名です。

海賊がおとこっぽいかというと、たぶん、大航海時代以降の私掠船の活動のイメージが影響しているのではないでしょうか。つまり自分より大型で重武装の敵の商船を恐れず襲撃し、船長自ら切り込み隊を率いて乗り込み、相手の船の抵抗を排除して奪取するという勇敢な行為といった印象でしょう。まあ今でいうところの海賊というよりは戦争での英雄的行為の部類でしょうか。

参考資料としては、現代の海賊問題については、少し前にプロジェクトXで取り上げられていました。
帆船時代での私掠船との戦闘というと、映画のマスターエンドコマンダーがありますので見てみてください。

いろいろと思い出して調べていると、おもしろいので、近々、ホームページでまとめようと思います。

参考URL:http://www.ari-web.com/books/business/project-x- …
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専門的迄は行かなくとも、船に関することを知りたいなら「社団法人 日本船主協会」のサイトが大変楽しく役に立つと思います。



トップメニューの「海運雑学ゼミナール」と「海と船のQ&A」は質問者さんの知りたいことの宝庫だと思いますよ。

参考URL:http://www.jsanet.or.jp/index.html
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この回答へのお礼

教えて下さったサイト、すごくいいです!
確かに、雑学とても興味深いものばかりで、かなり嬉しいです。

manjyu-uso800さんには大変お世話になりました。
本当にご丁寧にありがとうございました!

お礼日時:2004/12/24 22:13

海賊船というと昔の物と思われますが、現代でも海賊船が多く出没しており、船にとっては大きな問題になっています。



近年は、東南アジア地域での海賊による被害が多く、特にマレーシア、インドネシア、シンガポールに囲まれた「マラッカ海峡」付近で多くの被害が出ています。
(海賊対策に、海上自衛隊の退役した中古護衛艦をマレーシアへ無償で提供しようと言う案も出ているほどです)

海賊は、機関銃やロケット砲などで武装しており、金品だけでなく貨物を船ごと奪っていきます。
乗組員は運がよければ救命ボートに乗せて海へ放り込まれ、運が悪ければ皆殺しにされてしまいます。

奪った貨物や船は、裏マーケットなどで売りさばき金に換えてしまいます。
(海賊に襲われた船が、数年後船名を変えられて見つかった事もあります)

ここから船の無駄知識を
港に船を停泊する時、港の形状や安全上などの理由がない限りは左舷側を港に付けるのが一般的です。
これは昔からの風習が続いている物で、昔の船(ガレー船などの時代)は舵が今の船のように中心線上でなく右舷側に付いているのが一般的でした。

この様な船で右舷側を港に付けてしまう身動きがとれなくなってしまうため、必然的に左舷側を港に付けるようになりました。

ちなみに、船の左舷側を「ポート」右舷側を「スタボート」と呼びます。(スタボートは「ステアボード」が訛った言い方です)

さらに、この風習は飛行機にも受け継がれており、旅客機に乗り降りする時は、特別な理由がない限り左側のドアから乗り降りします。
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この回答へのお礼

manjyu-uso800さん、詳しい説明ほんとうにありがとうございます!
とても参考になりました。
現代の海賊は、なんだかひたすら恐いというイメ-ジがります。
中世のような、男っぽさ(渋さ?)のようなものがなく、ただ本当に悪党…みたいな。
manjyu-uso800さんの話を伺って、更に恐くなりました;

まったく「無駄知識」なんかじゃないですよ!!
むしろすっごい嬉しいです!!
まさにこういう知識を求めてました。
掘り返しでもしない限り、私には見つけられなかった貴重な知識です。

本当にありがとうございました!

お礼日時:2004/12/23 22:11

中世ですか。

なら地中海やバルト海が交易道ですから、オールで漕ぐタイプの船でしょうね。バルト海ではバイキングが有名でしょう。帆はせいぜい一つでしょう。

これらの海は、内海なので波も静かですので、オールを取りつけても波で水が浸入することが少なかったのです。その後、大西洋に進出するようになると波が荒く、しかも食料など大量に搭載しなければならなくなりますから、漕ぎ手の多い船は現実的ではなくなったわけですね。
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この回答へのお礼

なるほど。
船だけを見るのではなく、その背景も大切だということを感じさせられました。
素晴らしい見解です…!
ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/23 22:05

普通の帆船を海賊が使用すれば海賊船。


大航海時代だと思いますが、↓船の詳しいサイトですよ。

参考URL:http://csx.jp/~fleet7/Museum/Muse060.html
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この回答へのお礼

良いサイトを教えて頂き、とても助かります。
ありがとうごさいました!

お礼日時:2004/12/23 22:02

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