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 私は面白いなあと思ったのですが、ラストだけちょっとがっかりでした。
周りで見た子とかもそういう感じなので、何かご意見があったら教えてください。

 今回の映画で、初めて宮崎作品で涙を流したのですが、
どこで泣いたの?と言われてしまったりしたので、
泣いた方とかいらっしゃったらちょっとうれしいです。

 いくつか映画の中に疑問点が残ったので、
自分なりのそれに対する答えがありましたら教えてください。お願いします。

 1.なんでカオナシは、千尋にあんなにこだわるの?
 2.あそこにいっぱいいた豚は、やっぱり他の迷い込んだ人間?
 3.銭婆は、はんこさえ戻れば、ハクのことをどうこうしようとは思わないの?
 4.ラストに言った、契約って何?

   などなどです。 
あまり、深く追求しない方が良い事かもしれませんが・・・。

 回答でなくてもかまいません。
何か思ったことがあったら教えてください。
どうしてかわからないけど、どうしても気になってしまいました。
それでは。

A 回答 (3件)

完全に私自身の解釈です。

他の方はどう思われているかは別です。

これは、一つの「夢」(眠って見るときの)話だと解釈しました。
自分にもこんな感じの経験や思いはしてきています。

自分なりに、子供の頃の話を少しだけ大きくふくらませば、
ありきたりの日常生活があって、夕飯の支度やお風呂の準備や、
掃除や洗濯はおふくろがしてくれていて、おやじが晩酌を飲みながら
テレビを見ているどこにでもありそうな何気ない風景。

でも、もしおふくろも親父も、今なにかの原因で突然いなくなったら、
子供の私は、どうすればいいのだろう??
そんな「不安」を一瞬にして、私は抱えたことがあります。

私はそんなネガティブな考えが、いつのまにか「夢」で表現され、
あまりの恐怖で夜中に起きてしまって、泣いて泣いて
おふくろになぐさめてもらった経験があります。

「大丈夫。お父さんとお母さんは、お前たちを置いてどこにも行かないよ」
「だから、いつもお父さんやお母さんの言うことを聞いて、がんばりなさい」(簡略)

その言葉は、どれだけ私を救ったことでしょう。
こんな感情の時に、お金とか関係ないですよね?
そういった「不安」を具体的に描写すると、宮崎監督だったら
この映画のような内容になる。と思うのです。

この映画(夢)の場合、両親を助けることが目的です。
そのために「しなければならないこと(すべきこと)」は、自分が
「しつけ」や「道徳」や「マナー」や「がんばり」を身につけること。
そうすれば、両親を助けることができる。

「カオナシ」=「外見」「欲」だと解釈します。
要するに「人を外見で判断するな」「欲に惑わされるな」です。
この主人公が、本当に両親を助けたいと思っているかを試していたわけです。

「豚」=「欲」でしょうね。

「ハク」は、人間によって強制的に排除された存在です。
(行政区画で工事されてなくなってしまった「川」)
銭婆(どっちだってっけ?妹?姉?)は、ハクの世話をしてくれていたので、
ハクとしては純粋にその恩返しでとった行動です。
それだけ「ハク」=「川」はきれいで澄んでいたんでしょう。

「自分らしさ」を忘れることなく、がんばった「千」は、
両親を忘れることなく救い出すことができた。 ということでしょう。

自分の場合、ある程度成長して独立心が芽生えたとき、
両親や世間や社会全体の存在をうっとうしいと感じたり、
破壊的な思想が如実に出てきた時期がありました。
若い頃は、誰にでもそんな時期が大なり小なりあった(ある)はずです。

やがて自分も1人前になり、結婚して子供ができて(未婚ですが)、
身近な他人の子供や家族を見ていると、とてもほのぼのとした気持ちに
させられている自分に気づきます。

「昔は良い時代だったけど、今だってなんだかんだ言ってても、
 いい時代じゃないか」
「よくここまで自分は頑張ってきたな!」
「俺も早く子供(だけ)が欲しいな」
「捨てたもんじゃない。これからも頑張るぞ」

それがこの映画を見て私が感じた、率直な気持ちです。

夢を持たなくなり、夢を見なくなった自分。ふるさとを捨てた自分。
おやじやおふくろや周りの人たちの言うことを聞かずに
さんざ叱られていた時の自分をふと思い出して回想し、振り返ると、
映画館を出た後で、不覚にもなんとなくじわじわと泣けてきてしまいました。

再度この映画を見るときは、もう少し自分を成長させてから見たいと
考えています。
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この回答へのお礼

 まず、答えてくださってありがとうございました。
そして、何か、とてもあたたかいものが伝わってきました。

 ハクが湯婆婆に従っていたのも、純粋な気持ちからだった・・・。
   確かにそうかもしれません。

そして、ついでに言うとすれば、魔法使いになりたかったのも、どこか本能で、
自然を残すために自分に力が欲しいと思ったのかもしれない・・・
なーんて、私も勝手に考えてしまいました。

 さらっと、いろんなホームページや雑誌を見てみると、
またいろんな解釈や、千尋の魅力について語ってあって、おもしろいです。
さる雑誌に、この映画は何度でも見たくなったり、
誰かと語りたくなってしまう映画だ!なんて書いてありましたが、
私は、見事にはまっています。

 自分を成長させてからまたみるというのも、また良い事かもしれません。
   その時は、私も思春期なんてすぎてしまって、
  別の視線から見れるかもしれません。楽しみです。

お礼日時:2001/08/04 20:56

答えている方がいるので、1と4のみ記入します。


1は、千尋が「カオナシ」を室内に招いたからだと思います。
他の人たちは、やっぱり、彼を正面からは、入れないでしょうし・・、彼も、湯屋には、一人では、入れない存在じゃないのかな?なんて思ってました。
4は、油婆婆と最初に「働く」いう契約書の事じゃないでしょうか。
あと、人間があの世界にまぎれてしまった時の決まりのような物も指していたみたいですね。

ちなみに、私は、泣きました。でも、軽くだったですね。帰れなくなった時かな?
このサイト上で、いろいろ批判が飛び交って、見に行くのが辛くなってしまいましたね。
おかげで、新鮮に見れました(笑)
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この回答へのお礼

なるほど! そうですね。
その世界にまぎれてしまったときの決まりって言うのがそうかなーって思います。

 カオナシっていうのは、本当になんか特別みたいで、神様じゃないにしても、
妖怪でもないみたいですよね。 入れなかった・・・確かに。
油屋の外にいたほうがいいっていうのがありましたが、そういう存在なんでしょうね。
銭婆と仲良くやっていけるといいな。
彼女も千尋みたいに、彼を差別しようなんては思っていないようですし。

 回答、ありがとうございました。

お礼日時:2001/08/05 17:47

こんにちは。

私もちょっと理解できないところがあったんですが。。。。
まず1は参考URLにちょっと詳しく載ってますよ。ようするに、かおなしは千尋が好きみたいです。
2は私はそうだと思いますよ。
3はハクは湯婆婆に操られていただけの奴隷のような存在だったが、千尋がハクを操る為に体にいれていた虫?をつぶしたから、もう殺す必要はなくなった。。。
4は・・・・契約?そんなんありました?よく覚えてない。。。。ごめんなさい。

参考URL:http://www.sentochihiro.com/kaisetu/kai_2-3.html
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この回答へのお礼

番号にそって、お答えしていただいて、どうもありがとうございました.
そうですね。カオナシは、本当に千尋が好きみたいですね.
結構大切なキャラクターだとわかったので、ビックリしています.

お礼日時:2001/08/04 20:40

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