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固体化学・材料化学でしょうか。

A 回答 (5件)

金属工学で化学と言えば、熱力学(物理化学)が基本(必修科目)になりますね。



私が所属していた研究室は、金属工学の中でも腐食を研究していましたから、電気化学等の電気分解や電池等の現象を取り扱っていて、物理よりも化学色が強い研究室でした。
それで、相変態(オーステナイト-マルテンサイト変態)による腐食挙動の変化の研究等もしていましたね。

精錬関係も一応、化学と名がつくのですが、無機系や有機系の化学でもなく、熱力学の熱の部分がとても強く独特なものがありましたし、当時は鉄鋼メーカーのレベルが凄かったです。
鉄と鋼 という学会誌があり、毎月、1cmとか2cmの厚さで多くの論文が掲載されて、精錬・製鋼に関わる化学反応が議論されていました。

また、金属を物理学的な面から研究する研究室もありました。

私の在学時に大手鉄鋼メーカーの斜陽化が顕著になり、学科自体もその余波を強く受けました。それでも、勉強や研究は楽しかったです。

そして私は、”鉄は国家なり”と言っていた最後の世代の恩師に指導を受けたので、当時と今とでは大学の研究現場も大きく変わっていると思います。
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化学にこだわりがあるようですね。

いわゆる化学反応ですか? 材料開発はもっと物理(熱力学)も関係しますし,結晶の変態なんかは,さらに・・・おっと僕の専門じゃなかったけど聞きかじりだと,とても面白い現象。冶金が,さんずいじゃなくてにすいなのはお気づきですね。いまや冶金という言葉は誰も使いませんね。マテリアルというカタカナとか材料科学(化学ではありません)やら物質科学などの名称が使われます。
 一時期,受験生の人気が最下位になったのですが,例の超電導(伝導?)で注目されたとたん,高校生が飛びついて競争率があがりましたねぇ。そういったことにご関心があるのであれば,元金属工学科,元冶金学科に相当する学科です。これが無い工学部はほぼ無いと考えていいですから,ホームページで学科名ではなく,研究内容でご判断ください。
 海外では Department of Materials Science and Engineering です。サイエンス,つまり科学なんです。ちなみに金属工学なら,東北大と京大がトップを(彼ら同士で)争ってます。ま,部外者の僕には関係ありませんが。
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冶金工学

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この回答へのお礼

その他はありますか?

お礼日時:2019/11/18 19:17

ひっくるめると、金属工学 です。


冶金工学とも言いますが、少し古い言い方ですね。
ここの回答をする中で、私は自身の事を”冶金屋”と言ったりしますが…

金属を構造や性質等は、もっと細分化された学問があり、私が金属の学生だった頃は、
金属組織学、金属物理学、塑性加工学、精錬工学、電気化学、電気冶金学、鉄鋼材料学、材料化学…と、もっと細分化された講義を受けていました。

その金属工学も、随分昔に、金属の名前では学生が集まらなくなり、材料工学など看板を掲げ直していますね。
昔から、機械工学でも金属材料を扱う研究室がありましたね。
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この回答へのお礼

なるほど、冶金工学ですか。

冶金工学も化学の範疇を学習しますか?

お礼日時:2019/11/18 19:14

全般的な金属工学或いは冶金工学になりますかね?。

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この回答へのお礼

工学は主に基礎科学を工業生産に応用するための学問で、
化学のように金属に関する化学反応そのもの=基礎科学を学習する学問ではないと考えておりますが、如何がでしょうか。

お礼日時:2019/11/18 19:16

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