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お世話になっております。
とてもくだらないのですが、気になったので質問します。

石炭とか木炭って黒いですよね。
鉛筆の芯も炭素だと思うのですが、黒いですね。
あれは炭素が黒いからですか。

さて、ここからが良く分からないのですが、
火事の焼け跡とか、バーベキューの跡は黒いものが残りますね。
炭素は燃えると二酸化炭素になりますから、なくなってしまうのに
燃え残りが黒いのは何故でしょうか。
あの黒いのは、「炭素」とは違う物質なのでしょうか。

A 回答 (2件)

ものの色というのは、原子に付いているのではありません。


色は原子ではなくて分子についているのです。

原子がいくつか結合して分子となると、
原子と原子の間に、電子が接着剤となって、つながりができます。
そのつながりに、特定の波長の光が吸収されたり、放射されたりして、
物質の色が現れるのです。
私は物理は専門外ですが、大筋では上のような説明でいいはずです。

一種類の原子だけでのものが色が付いていることがあります。
たとえば、イオウは黄色っぽい色をしています。
しかしこれも、原子の色ではなく、
「イオウ一種類でできた分子(結晶)」の色と考えられます。

で、炭素の話に戻ります。
石炭・木炭では、炭素は不規則に並んでいて結晶を作りません。
その場合には、炭素は黒い色を表します。

石墨という炭素の鉱物があります(鉛筆の芯とだいたい同じもの)
これはまた構造が別ですが、色は黒くなっています。

ダイヤモンドの場合は、透明になります。
透明になる原子のつながり方なのです。

とにかく、原子自体には色はなく、
原子のつながり具合で色が出ます。


質問の後半にある、焦げ後の黒いものはやはり炭素です。
木に火がついたとき、完全に燃えるわけではなく、
燃え残りが生じます。
酸素が十分に供給されれば炭素分を残さずに燃えるのですが、
たいていの場合はそうではありません。
黒いところは、酸素が足りなくて燃焼できなかったカスです。
条件のいい燃焼では、黒く残ることはなく、
少量のミネラル分だけが燃え残って白い灰になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>少量のミネラル分だけが燃え残って白い灰になります。

なるほど、考えればバーベキューでもうまく出来たときは白い灰が残りますものね。
とても分かりやすい説明で感動してしまいました。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/23 17:27

ダイヤモンドも炭素です(結晶)。

黒くありません。

黒く見えるのは、不純物が多いと光が屈折して…云々と聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。

ダイヤモンド!!
なるほど、そりゃそうですね。
お恥ずかしい話、全く頭にありませんでした。

>黒く見えるのは、不純物が多いと光が屈折して…

この部分、どなたかに詳しくお聞きしたいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/22 22:32

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