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下関条約についてです。

遼東半島の割譲→三国干渉→ロシアへ
ものすごく省いていますが…
この流れが少し分かりません
「遼東半島の割譲を行った日本に三国が返還を要求した」
までは理解できます。
しかしロシアへとはどういうことでしょうか?
遼東半島がロシアの領地となったのでは無いですよね?

わかる方教えていただきたいです!
助けてください、お願いします!

A 回答 (1件)

領地になったのではなく租借。


ロシアは遼東半島の旅順方面、ドイツは山東半島の青島、フランスは広州、の租借に成功する。
手口は、日本に払う賠償金を貸す代わりの交換条件であったり、武力を背景に難癖を付けたり、ワイロであったり様々だ。

中でもロシアが凄まじかった。遼東半島にとどまらず、義和団の乱に乗じて満州を事実上勢力下に置き、さらに朝鮮半島まで勢力を伸ばしていくなど、やりたい放題だった。

日本も、朝鮮半島まで呑み込みつつあったロシアに恐怖していたが、それに焦ったのが大英帝国だ。アヘン戦争以来、中国での利権がほぼ独占状態だったが、当時は遠い極東にロシア帝国に対抗できる軍事力を派遣する力がなかったのだ。
ロシアの南下の勢いを何とか止めたいという利害の一致した日本と英国は、日英同盟を結び、日本の軍事力を英国が側面からだけではあったが支援することで、日露戦争が勃発するに至る。
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この回答へのお礼

助かりました

とても流れが分かりやすかったです!
ありがとうございます!

お礼日時:2019/11/26 06:18

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