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バイクのエンジン始動の時チョーク引きながらアクセル開けるのはなぜいけないんでしょうか?

A 回答 (5件)

チョーク引きながらアクセル開けるのがダメなんてのは私も最近聞いて驚いています。


昔のバイク教本なら開けながら掛けろと書かれていたはずです。
要するに機構を学ばない人が増えてしまって説明が面倒だから「えーい全部禁止にちゃえ!」ってなってるのか、
教える側も衰えたのか…?w


んで、チョークチョーク言われますが実は大まかに以下の三種類あります。
どれも始動時に混合気を濃くするための仕組みです。

 ・ティクラー式 …フロートを押し下げて濃い状態を作る。かなり古い方式
 ・バタフライ式 …吸気口を大きく閉じて相対的に濃い状態を作る。旧式キャブに多い。バタフライが吸気抵抗になる。
 ・独立経路式 …独立した経路で濃い混合気を送る方式。吸気抵抗が無くオートチョーク化しやすい。後述の理由でカブりにくいので2stはほぼこれ。

ティクラーは無視するとして()
バタフライ式の場合はアクセルを開けるとニードルなどの他経路からガソリンが出てしまいます。つまり濃い状態になって余計にカブります。
独立経路式の場合は逆で、アクセルを開けるとエアが増えて混合気が薄くなるので開けながら始動するテクニックが使えます。
カブせないタイミングで薄くしていくのです。当然ですが開けるタイミングと開度を間違うと掛かりません。
かつてのホンダNS50系のエンジンは開けながら始動しないとカブって掛かりませんでしたね。

バタフライ式でも実は開けながら始動するテクニックというのは使えます。
バタフライを半開けにしてやればいいのです。
京浜でも半開け位置が設定された「始動テクニックを求めるキャブレター」がありまして、代表的な車種としてFTR250で採用されていました。
このホンダMD17型のRFVC250ccエンジンは始動性が著しく悪く、その後のXLR250でも半開けできるチョークノブが採用され続けました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2019/12/12 21:37

一言でいえばNo1さんの回答が正解。



セルやキックでエンジンを動かした状態では吸気の量が少なくてキャブからガソリンを吸い上げにくい。
ただでさえ流速が遅いのに、アクセルを開けてキャブの口径を広くしたらさらに流速が下がってガソリンをほとんど吸い上げられない状態になります。ベンチュリー効果です。
(No3さんの「点火前にアクセルを開けば、空気の量は絞られているのに多量に燃料が送られることになりかぶってしまうので」というのは間違い。加速ポンプがついているなら別ですが)

一方のチョークやエンリッチナー、ティクラーは始動時にガソリンを多くシリンダーに送り込むための装置。
つまり、チョークを使用しながらアクセルを開けるのは、暖房をつけながらパンツ一丁になるようなちぐはぐな行為というわけです。
(ただし実際にはエンジンの個性によってチョークとアクセルの使い方(組み合わせ)は様々です。No2さんの回答はそういう内容かと思います)

逆にかぶってしまった場合はチョークを戻してアクセル全開でセルを回し、ガソリンがない(またはごく少ない)空気をしばらく送り込んでガソリンを飛ばします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2019/12/12 21:37

元々チョークというのは「冷えた状態のエンジンをかける時に、エンジンが温まった状態の混合比では点火しにくいから、空気の入り口を絞って燃料のほうが多くなるようにしてエンジンを始動させる方法」です。



たき火でいえば、最初に「焚き付けの燃えやすいモノ」が必要なのと同じで、エンジンがかかって温まればチョークを戻して普通の混合比にするのです。

なので、エンジン始動前(点火前)のチョークが引かれた状態は「いつもよりも燃料がたくさんエンジンに入っている」状態で、それは「多少不完全燃焼しても点火して始動するほうを優先する」ために行われています。だからチョークを引っ張ったときの排気は煙が多い(不完全燃焼している)状態になります。

問題なのは「じゃあ燃料は多ければ多いほど点火しやすいのか?」ということで、実はそうでもありません。点火するスパークプラグが濡れてしまうほど燃料が多いと、今度は点火しなくなってしまうからです。

燃料が多すぎて点火プラグが濡れ(たと思われる)エンジンがかからないことを俗に「かぶる(プラグが燃料をかぶってし濡れてしまう)」とよびます。

なのでチョークは「かぶらないギリギリの燃料を供給するためのやり方」なのです。チョークをいっぱいに引いた状態が「ギリギリ増やせる燃料の状態(正確には空気のほうが少なめでギリギリ点火できる状態」なのです。

そのような状態のところに、点火前にアクセルを開けば、空気の量は絞られているのに多量に燃料が送られることになりかぶってしまうので「アクセルを開けるな」と言われるのです。

ただ、#2さんが書かれていることも事実で、ただそれは「点火した後」ならアクセルを開けてもいい、つまり焚き付けに火がつけばどんどん焚き付けを増やしても消えないよね、ということなのです。
 もっともこの方法は点火のタイミングに慣れていないと出来ないので、普通はやらないでチョークだけ引いてエンジン始動のためにキックかセルを回すのです。
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そんなことはないですよ。


手前にあるバタフライバルブを
閉じることで
ないしは、スターター回路で
パイロットエアポートからのエアと
スロージェットのガソリンで
エンジンを始動させますが、
初発した瞬間を感じとって、
その時に1/8程スロットルをあげてやると
より簡単に始動します。
二発目のときに適正混合比にもっていくって感じでしょうか。
こうすると大排気量の単気筒でも
簡単にキックで始動させることができます。

農作業用のエンジンでも始動時は
若干同様の操作をすると
かぶらせることなく
簡単に始動させることができますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2019/12/12 21:38

チョークで 吸気管を絞っているのにアクセルで開けたら逆効果だから。

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