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電気工事会社で電波関係の機器を整備している新米技術者です。

最近、レーダの整備の仕事をしていてある疑問が浮かんだので聞いてください。

導波管にはさまざまな種類がありますが、フレキシブル導波管なるものがあることを知りました。このようにフレキシブルに導波管を曲げてしまうと、入力した電波と出力した電波の位相や振幅など?が異なってしまう気がするのですが実際のところどうなんでしょうか?

どなたかご教授お願いします。
また、このような疑問を解決するために必要だと思われる知識を得るために必要な情報が分かりやすく載っているHPや本があれば教えてください。

A 回答 (3件)

>フレキシブルに導波管を曲げてしまうと、入力した電波と出力した電波の位相や振幅など?が異なってしまう気がするのですが



 フレキシブルに導波管は、曲げやすいように、周期的に細かい溝や螺旋が施されています。↓
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00147/ …
 ただし、極端に曲げることは出来ません。

 一般に波長より十分に短い周期での溝や不連続等は、その波では「認識」出来ません。
 これは、波長以下の寸法の物が「見えない」のと同じことです。
 その区間の線路定数は、その平均値で「認識」されます。フレキシブル導波管はこの原理を使っています。
 前後の部分と線路定数が「平均値」で等しいと、その波には「不連続ではないので」何も起こらずに伝搬していきます。

 よく分布定数線路をLCの等価回路で表示しますが、そのような意味合いで捉えられたら良いのではないでしょうか。↓
http://www.mwave-lab.jp/t_line.htm

 ちなみに、同軸ケーブルも良く見ると、外導体が網状の導体で出来ていたり、中心導体支持絶縁体が周期構造になっていたりしています。これらも同じ理由です。
 同様に、商用電源線が何十メートルおきかの電柱で支えられていますが、まったくご心配のようなことは起こりません。理由は、波長に比べて「十分短い範囲内の不連続」であるのがひとつの理由です。
 
 なおいかなる場合でも、入力した電波と出力した電波では、その線路の長さ相当分の位相遅れが生じます。
 
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従来の導波管は直か直角変換かでしか設置出来ませんでした、フレキシブル導波管は30年位前に この不便解消の為に考案された物です


とは言え 従来の導波管と全く同じロスでは無く少し多かった様に思います 特に曲げ半径が小さいと大きくなったと思います どの位かは憶えておりませんが 規格を調べられたほうが良いと思います。
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電波の位相や振幅など?が異なってしまう気がするのですが実際のところどうなんでしょうか?



 多重無線では、4PSK16QAM、128QAmなどは位相を使った変調方法ですね
 導波管使いますが、ちゃんと受信してますから全く大丈夫ですよ
 位相が変わると大問題、振幅など変わりませんよ
 次にレーダーはパルス波を出してその反射してくる時間で距離測りますから、電波の位相なんかは関係無いですね
 変調も掛けてませんから

  それに、実際には変化しません、なぜってVSWR1.05以下ですから導波管は、反射する電波が殆ど無いのですから起こる要素が無いのですね

 見ようと思えは、スペアナつないで見れば・・・・・
 無理かあんな大電力・・・・KWですからね






 
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