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カルボニル配位子のIRスペクトル

錯体中のカルボニル配位子は中心金属の電子密度を反映してピーク位置が変化しますが、ピークの本数を予想するにはどう考えれば良いですか?例えば3つのカルボニル配位子を持つ錯体ではピークが3本の場合もあれば2本の場合もあります。おそらく対称性が関係しているのだと思いますが、どう考えれば良いか具体的に教えて頂きたいです。

A 回答 (1件)

解析手段としてIRスペクトルしかなかった頃(約60年前)は、結合の対称性を推測してピークの帰属をしていましたが、作業が大変なことと


必ずしも当たらない事から、今は錯体中にカルボニル配位子の有無を確認する程度で利用しています。既知の錯体なら、既存のスペクトルと比較して合成できたか確認する程度です。
新規の錯体を合成した場合、今の主流はx線回折して正確な配位子の数と構造を決めています。
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