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私の高校の時の英語の先生は宿題として 新しいレッスンの新出単語を辞書で調べさせて ノートに書かせ、授業では一文ずつ順繰り生徒に音読させ、先生が和訳していくという方式でした。これは 昭和の典型的なスタイルだったかもしれません。しかし、そんな教え方では 英語を話せるようにはならないし、最近では英語の教え方も変わっているようです。すると、今度は 英文をキチンと和訳できない生徒が増えたようで、これに対して激しく難色をしてしている 英語塾の講師もおり、その人によると

≪"I'm from China."と"I come from China."

これをどちらも、「私は中国の出身です。」と、訳していることが多いのが気になります。

なぜなら、前置詞fromをしっかり直訳していないからです。be動詞のamと一般動詞のcomeの明確な違いも判りません。

直訳すれば、「私は中国からです。」と「私は中国から来ています。」になるはずです。とりあえず、このように訳しておけば、生徒は一つ一つの英単語の意味を、正確に把握できます。そこから「出身」の意味が出ると教える方が、生徒には理解しやすい思うのですが、いかがでしょう。

これらは中学1年の最初の頃に習う文法ですが、直訳を教えない学校が多いです。そして、生徒達は、直訳をしない習慣をつけてしまいます。fromの訳を「~から」と覚えている生徒は、"I practice baseball from four to six everyday."という文を初めて聞いても、理解が早いです。応用が利きます。一般の生徒は、帰国子女とは違うのです。頭の中で、しっかり英文を組み立てられる訓練にもつながる直訳は、とても重要であると思うのですが、いかがでしょう。≫

だそうです。しかし、そこで疑問に思ったんですが、fromの訳を「~から」と覚えているのなら、次のような文を彼らはどうとらえるのでしょうか。

She died from overwork.
Please refrain from smoking.

「~から」は "from" の日本語の訳語のひとつに過ぎません。もちろん、その働きの一部を、日本語で捉えていますが、すべてではありません。たとえば、例文の前者は、"from" が「…働き過ぎ【で】」に、後者では「喫煙【を】…」に相当するでしょう。「~から」で理解しているとお手上げです。
大切なのは、「語の意味を知る、働きを理解する」ことで、その英語塾の講師の言う「直訳」ではないと思います。

その英語塾の講師は、その人自身の中で「直訳」と「語の意味を知る、働きを理解する」を取り違えているような気がします。

日本人の英語の学び方の問題点は…

英文を日本語に変える(直す、訳す)ことによって理解しようとする。
日本文を訳語と文法知識によって英語に変える(直す、訳す)ことに重点が置かれていて、こんな場面で、英語ではどういうか、こんな主張を英語ではどう表すかに力が注がれていないことです。

直訳か意訳かの問題ではありません。

そこで質問です。実は、英語のあまり得意でない人から、どうしたら 英語が話せるようになるのか聞かれ、私は 英語はいちいち訳さない方が上達する と答えたんですが、
すると、それなら、英語を訳さないでどうやって理解するのか と聞き返されました。
私の場合は 小さい時から 英語のTV番組を見たり、会話しながら英語に親しんでいったのですが、直訳癖の強い人が 感覚的に英語を覚えるのは難しいものなのでしょうか?

A 回答 (7件)

>英語を訳さないでどうやって理解するのか と聞き返されました



その人に、どうやって日本語の文を理解しているのかと聞いてみたら、その人はどう答えるでしょうか?
まさか、いちいち国語辞典に書かれている説明を会話の最中に思い出して単語を理解しているなんて言わないだろうし、実際そんなことはしていません。これと同様に、英語の会話や読み書きがスムーズにできる人は、いちいち訳や単語の意味を意識的には考えていません。
意識して直訳をしている間はなかなか感覚的に英語を理解するのは難しいと思いますが、これはある程度成長してから外国語を勉強する人であれば必ず通る道なのではないかと思います。英語に頻繁に接しているうちにいつの間にか直訳ではなく感覚的に理解できるようになっていた、というのがほとんどの人の経験でしょう。

いきなり感覚的に理解しろといっても、初学者にはまず無理な話で、直訳から始めるのはいいと思います。重要なことは、英語に接する機会を増やすことです。これをしていれば、自然と感覚的に文章を理解できるようになると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

英語を話すのって、最初は聴くことから始まります。そして、意味が分からなくても復唱したりして次第に覚えていくと思うんです。つまり、日本語を同じです。

例えば こんな会話です。

A:It's a blasphemy.
B: What does "blasphemy” mean?

この会話は blasphemyという単語を除けば、中1レベルの ごく簡単な文です。 今更、it'sとかmeanなんか訳す必要はないはずです。それに、いちいち訳すなら、Bの文を言うには blasphemyを「冒瀆」と訳し、今度は この「冒瀆」を blasphemyに戻す必要がありますが、ここで blasphemyが訳せないと つっかえてしまいます。裏を返せば、いちいち直訳している人は このような無駄なことをしているのではないでしょうかね。

よろしければ、こちらの掲示板もご覧ください。

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs

お礼日時:2019/12/07 10:52

何事でも同じだと思いますが、目指すゴールが違えば求めるものも違うでしょうし、そのアプローチも全く違うでしょう。


たとえば、楽器を始めるとしても最終的にプロの演奏家を目指すのか、趣味としてたまに人前で演奏することを目指すのか、同じ趣味でも一人で演奏を楽しめればよいかで求める能力は違うでしょう。

英語でも同様で、翻訳や通訳を職業とすることを目指すのではないとすれば、ほとんどの場合は英語の文書や会話を通して相互理解をする(コミュニケートする)ことが目的ではと思います。

テレビ番組でパックン(ハーバード大卒のアメリカ人の芸人さん)が小泉進次郎大臣の英語について、
「冠詞の間違いほか多少の文法の間違いもあるし、単語の使い方にも間違いもあるけれど、彼の英語は100点満点」と評していました。
理由としては彼の言いたいことは確実に通じる英語だからということでした。

多くの人が求める英語とはここだと思います。
もちろんネイティブの高学歴者などが話すような綺麗な英語を話せるに越したことはないのですが、
どんな英語を話すのかよりもどんなことを英語で話すのかの方が余程重要だと思います。

直訳とか意訳とか英語のまま理解するなどということよりも、英語を聞いたり読んだりして理解して、その答を英語で話したり書いたりするということが求めるゴールでしょう。

その上で「直訳癖の強い人が 感覚的に英語を覚えるのは難しいものなのでしょうか?」ですが、私の経験からすれば
「英語で読んだり聞いたりしたものに対する答を英語で書いたり話したりしているうちに、わざわざ途中に日本語訳を介することが面倒になった」ので、日本語を介することを無意識に省略するようになっていったと思います。
いまでも高校程度の英語であれば意訳でも直訳でも日本語に訳せるとは思いますが、自分で読んだり聞いたり話したり書いたりしているときに日本語訳を思い浮かべるかといえばほとんどしていないと思います。

いうならば、「聞いたり読んだりして理解して、それに対して話したり書いたりして答える」とか「話したり書いたりして理解してもらい、それに対して英語での答を聞いたり読んだりする」ということを繰り返していれば自ずと訳すということは減るのではと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>何事でも同じだと思いますが、目指すゴールが違えば求めるものも違うでしょうし、そのアプローチも全く違うでしょう。
例の英語塾の講師のサイトです。
http://makki-english.moo.jp/contentfirst2transla …
しかし、その人のサイトを読む限り、英会話も受験英語も英検も 直訳とスラッシュリーディングを中心とした学習を推奨するもので、アプローチは1つです。

>「英語で読んだり聞いたりしたものに対する答を英語で書いたり話したりしているうちに、わざわざ途中に日本語訳を介することが面倒になった」ので、日本語を介することを無意識に省略するようになっていったと思います。
しかし、その人によると ”私の推奨する直訳とは、スラッシュリーディングをするために必要なもので、「卒業」とかそういうものではありません。”だそうです。

お礼日時:2019/12/10 06:30

Re: 回答No.5



> でも、高校になると次第に苦戦し始めます。

このことは私には理解できませんけれど…。

実は私は完全に理工系(電気・電子工学)の人間でして電気などは高等数学の塊みたいなものですが、高校での学科でいちばん得意なのは英語でした(日系のハワイ人かと言われていました)。全国一斉模試で英語の成績が全国で第〇位になったこともあるんですよ。高校時代には英語の小説を何冊も読破していました。
なので、「中学の間は英語の試験でよい点が取れても、高校になると次第に苦戦し始める」というのは私には??ですね。
「中学の間は…苦戦し始める」という人は、英語の本質(構造的・文法的・解析的な理解と英単語に潜んでいる広い意味)が分かっていないのではないかな、と思うんです。
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この回答へのお礼

>このことは私には理解できませんけれど…。
私の弟が この手のタイプでした。これは isoworldさんが頭がいいからですよ。でも、このカテの回答者さんの中には 英語は得意でも 理数系に弱い人も多いようです。
こんな問題は 英検が1級でも 数学が苦手な人には解けないはずです。

Here is a regular pentagon. Each side is 3 inches long. Find its area.


>「中学の間は…苦戦し始める」という人は、英語の本質(構造的・文法的・解析的な理解と英単語に潜んでいる広い意味)が分かっていないのではないかな、と思うんです。
学校の英語を一通り習っただけでは、英語の本質は なかなか分からないと思います。例えば、仮定法なんか 英語の本質なんか分からなくても 何となく理解している人がほとんどです。
isoworldさんには #5のお礼のリンクにある問題は楽勝ですよね。

お礼日時:2019/12/07 18:26

Re: 回答No.3



もうひとつは、英文を構造的・文法的・解析的に理解することで、これには英語を日本語に置き換えてcomprehendします(understandではないんです)。
これは従来の「学校英語」であり、英語の試験でよい点を取るのに向いています。英語塾の講師が得意とする教授法です。

英語を英「文」か英「会話」かで分けて考えないとね。英会話では英語を構造的・文法的・解析的に正確・厳密に理解する必要はなく、相手が何を言っているのか分かればいいんです(とくにニュアンスが分かれば十分です)。これは英語の試験(とくに大学の入試)には向きません。英語の試験(大学の入試)ではあら探しをして減点するのに視点が置かれていますから。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

>これは従来の「学校英語」であり、英語の試験でよい点を取るのに向いています。
これは理数系の得意な生徒なら 中学の間は 英語の試験でよい点が取れることが多いです。
でも、高校になると 次第に苦戦し始めます。
例えば、↓のような問題なんか 直訳癖の強い人には難しいと思います。

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/728

お礼日時:2019/12/07 16:48

日本での10代の英語は「英語教科」です。


なので、英語を正しい文法で覚えないと、0点になるのです。

でも、私は貴方の意見に少し賛成ですよ。
上位の大学生が、
アメリカの3歳児よりも英語が理解出来ませんからね。

日本語だって、「いいです」という言葉がありますが、
了承と拒否の場面で利用します。
これ英語にもあって、場面/言い方/表情によって使い分けます。
接しなきゃわかりません!
つまり、文法や言い方なんて、色々多すぎるけど、第一目的は「伝わる事」

実際に、楽しく英語に接すれば良いだけです。
英語教科を勉強しなくても、英語は覚えられます。
I'll be back. とか、中年男子なら全員知っています。

Fromとかどうでも良いのです。
貴方の例では、from China.だけで良いのです。
ベトナムでも韓国ではなく「中国」ってことが90%なのです。
じゃあ、次にChineseか聞けば良いのです。
そうやって、片言でも会話していれば勝手に覚えます。しかもニュアンスまで覚えます。
つまり、
正しい英語なんて覚える必要がなく、
貴方のように細かく云々言うから、子供の興味が失せる・・・
目的さえ伝われば、まずは良いのです。
初心者は、「興味を持つこと」からの、接する事/会話する事に意義があるのです。
日本人の会話だって、
東京です→東京のどこ?→○区です。→と会話になるのが良いのです。
好きな映画や歌から英語を覚えても良いのです。スポーツやカラオケで遊びながら覚えるとかね。
「ドンマイ」なんてバカな英語を覚えるよりも、正しい生のフレーズを覚える。

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1番の問題点は、英語圏から入ってきた単語をカタカナにする点です。
例えば、iPhoneやAndroid
これをアイフォーン、アンドロイドとかカタカナやカタカナ英語にしてしまいますが、英語のまんまで良いのです。日常生活に溶け込ませればOK、もちろん新聞や他の教科書にも英単語のまま使います。
まずはここから。英語に触れないと敷居が高くなるだけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>これをアイフォーン、アンドロイドとかカタカナやカタカナ英語にしてしまいますが、英語のまんまで良いのです。
ネット上では英語のまんま表記することも多いと思います。昭和の紙媒体しかなかった時代は 縦書きも多かったのもあり、英語のまんま表記することは少なかったです。

お礼日時:2019/12/07 16:33

話は2つに分けて考えないといけません。



少なくとも英会話に関しては、聞いた英語を日本語に訳して理解し、その応答で何をどうしゃべるかを日本語で考えて英語に訳す…などとやっていると、決して英語はうまくなりません。

英会話では英語で聞いて英語でしゃべる(日本語に置き換えて理解することはしない)に限ります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>話は2つに分けて考えないといけません。
それでは、話を二つに分けて もう片方について再質問します。
isoworldさんは その英語塾の講師の教授法をどう思いますか?
特に、”まず、直訳しながら、英文の構造を頭に入れ、今度は、その直訳から英文を起こしていくことで、英語を話す力がついてくる” という方法についてです。

お礼日時:2019/12/07 14:05

英語の得意でない人のレベルが分かりませんが、例で中学1年生レベルを上げてるのでそれを前提とします。

自分も塾講師をやっていますが中学1年生の英語が不得意な子は単語力が全くと言っていいほどないです。これを訳も覚えずにやってたらそのレベルの子達は多分ずっと覚えないです。ついでに言うとこれは質問とは関係ないですが、私自身はあなたの言う感覚的な覚え方をしたことはありませんがあなたが例文で上げたようなレベルのニュアンスの違いだったら理解できるので訳して覚えていっても問題ないのではないでしょうか。結論、感覚的に覚えるにしてもある程度基礎がある、または長いあいだその言語に触れないと難しいと思いますね。
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この回答へのお礼

うーん・・・

回答ありがとうございます。

>自分も塾講師をやっていますが中学1年生の英語が不得意な子は単語力が全くと言っていいほどないです。
まだ中1なら こういう生徒にこそ 悪癖が付かないうちに 英単語の正しい覚え方を教えるチャンスですね。
その英語塾の講師は ” be=「~です」”という教え方をしていますが、これだと
「私はテニスが好きです。」が 英語では ” I'm like tennis." がなぜ間違いなのか理解に苦しむかもしれません。

>これを訳も覚えずにやってたらそのレベルの子達は多分ずっと覚えないです。
そんなことはないと思います。例えば、”Here we go!”。こんなのは 小さな子供でも すんなり覚えます。私も 訳し方に迷いますが、でも これは 「ここに私達は行く。」 と覚えるべきなんでしょうか。

>結論、感覚的に覚えるにしてもある程度基礎がある、または長いあいだその言語に触れないと難しいと思いますね。
難しく考える必要なありません。英語は英語の感覚で覚えるだけです。例えば warm waterは「暖かいお湯」と訳せますが、その反対の cool waterは 何て訳せばいいんでしょうか? 「冷たい水」ですかね。
でも、「冷たい水」は cold waterの訳のはずですよね。でも、これらは日本語の問題であって、英語の問題ではありませんよね。

お礼日時:2019/12/07 10:10

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