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フィンランドの事情詳しい方いますかね?
少数でしかないのに、スウェーデン系って政党まであるので、びっくりしましたが、
日本でのたとえるのと、
実際に現地でのマジョリティからの
感情どうでしょうか?

エリート、有力、知識層輩出など
秦氏とかなどの古代渡来系などに近いでしょうが、
言語も保持は更にびっくりでした。

質問者からの補足コメント

  • ほぼ方言状態並みに近いクセしてイガミ合ってる、ベルギー、カナダ、スイス、南アフリカ(アフリカーンスと英語ですが)
    とは違い、共通はアルファベットって位で
    かなり違うインドヨーロッパ語とフィン・ウゴル語のバイリンガルって凄いですね。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/12/10 22:49

A 回答 (2件)

日本だとどういう位置づけかと考えてみると,対応するものがないような気がします。

渡来系のように古代の話ではないので…。

友人や近所の人の中にもスウェーデン語系家族がいくつかありますが,彼らは「スウェーデン系」というよりは「フィンランドの中でスウェーデン語を母語とする家系のコミュニティ」というアイデンティティを持っているように思えます。スウェーデンとの結びつきはそう強くありません。彼らはあくまでフィンランド人と自認していて,フィンランドの中にフィンランド語話者とスウェーデン語話者がいる(マイナーだけれど),という捉え方です。

歴史的経緯により,過去には公式言語はスウェーデン語でしたが現在は対等です(自治体レベルでは差がありますが)。オーランド諸島を除く本土では,スウェーデン語話者のほとんどはフィンランド語も遜色なくできます。フィンランド語地域で,家庭外ではフィンランド語一辺倒なのでスウェーデン語家族と気がつかないこともよくあります。

そういうバイリンガルも多いのですが,スウェーデン語地域の年寄りに聞いた話では,現在スウェーデン語話者の多い地域でも昔はこっちにスウェーデン語の集落,その隣がフィンランド語集落,その隣が…という感じでばらばらであまりバイリンガルはいなかったそうです。交通の発達とともに変わってきたみたいですね。

フィンランド語マジョリティからの感情というと,よく聞くのが「公用語とはいえ,何で要りもしないスウェーデン語が必修なんだ」という声ですね。それ以外には,反発などはほとんどないでしょう。とはいえフィンランド語話者の中にもスウェーデン語文化はフィンランドの一部であり守っていくべきものと考えている人も多くいます。
この回答への補足あり
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歴史的経緯で言えば、フィンランドは中世以降、スウェーデンの支配下にありました(いわゆる植民地)。

1809年にスウェーデンからロシアに割譲されてロシア支配下となり、フィンランドが独立したのは1917年。2017年は建国100周年でした。
つまり、フィンランドは長らく「フィンランド内では少数派の他民族(=宗主国の民族)から支配されてきた国」なのです。
スウェーデン系フィンランド人は、現在ではフィンランドの中では少数派ですが、かつでは支配者側の民族だったのです。
とはいえ、フィンランドの公用語としてフィンランド語とスウェーデン語が採用されているように、かつての支配者であるスウェーデンの文化を徹底排除するということにはなっていません。フィンランドの文化は長らくスウェーデン系によって培われてきたものであり、民族文化の高まりによるフィンランド語の文化が盛んになったのは、19世以降。それまでのスウェーデン系文化を全否定するほどの苛烈な対立関係にはなかったということでしょう。

>エリート、有力、知識層輩出など
>秦氏とかなどの古代渡来系などに近いでしょうが

ちょっと違うように思います。そもそもの歴史的経緯がかなり違うので、日本における存在に置き換えてたとえるのは難しいと思います。
昔から、相続や戦争による領地支配の関係で、支配者(王様)が他民族で、それがコロコロ変わるということも珍しくないヨーロッパならではの事情かと思います。ヨーロッパ内でも、歴史的経緯が違うと民族感情も異なってくるので、単純に「かつて支配者層だった少数派民族」というだけでは同一視できません。
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