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高齢者の社会的イメージにおいて、「近年新しい老人観が広まっている‥」と聞いたのですが、具体的にこの1世紀で老人観はどのように変わったのでしょうか?
 若者の間では「老人」に対するイメージの大きな変化はなく、むしろ「老い」た人にとってイメージが変わってきているのではないかとも思うのですが。。みなさんはどのようにお考えでしょうか?   

A 回答 (2件)

旧来の老人観というのは、福祉の対象、社会の弱者、おとなしくて受身の存在、というものでした。


高齢化社会の新しい老人観というのは、積極的に社会活動の主体となる老人のイメージを指します。
たとえば、老人というと、介護とか痴呆とかいうイメージが連想されがちですが、全老人の中では、要介護者よりも介護の要らない自分で行動できる老人の方が比率はずっと大きいんですね。痴呆も全老人の中では少数に過ぎません。かなりの高齢者は、仕事があれば十分働けますし、退職後ボランティアなどで活躍する人も増えています。そうすると、これから高齢化する社会で、60歳で一律定年という慣習も見直され、70歳を超えても働ける人はどんどん働いてもらう、という風に価値観が変わっていくと予想されます。(アメリカではそういう動きがあります。高齢だから就職できないのは、高齢者に対する差別という考えが次第に広まっています。)

老人を、福祉・保護の対象と捉えるのでなく、主体的な社会のメンバーとして捉えるのが新しい老人観ということだと思います。例えば、高齢者が、自分の意見を言い、社会・経済で役目を持ち、自分の好きにお金を消費し、権利を主張する、というのを当たり前のことと考えるようになることです。
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大きい質問なので見当はずれかもしれませんが一応書いてみます。

やはり死との関係が変わってきているのではないかと思います。昔は老人は特に死に対する親近感を持っていたように思います。現在は老人というのは持ち時間が少なくなった若者というだけで、お金さえあれば気分的には普通の若者よりずっと若者なのではないでしょうか?年金の問題にしてももらえる金額ばかり問題にしますが老人は時間がないのですから時間を大切にする方がもっと大切な問題であると思うのですが。むしろ老人観が変わったというより老人文化が消滅したというべきかも知れません。
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